野球には、高校野球、プロ野球、メジャーなど様々なリーグがあります。
高校野球といえば、春夏にある甲子園。プロ野球は、説明不要ですが、野球をしている人は誰もが憧れるリーグです。
さらに、メジャーは、世界中の野球選手が憧れる、世界トップレベルの野球リーグですよね。
そんな人気の野球リーグがある中で、社会人野球については、知らない人も多いはず。
どんな選手がいるか、何球団あるか、年収はいくらかなど、多くの知らないことがあると思います。
そこで、今回は社会人野球のお金に関して調査してみました。
「社会人」野球なので、普通のサラリーマンくらいなのか。
また、プロ野球選手と比べてどのくらい違うのかなど気になることはたくさんあると思います。
ではさっそく見てみましょう。
年代ごとの平均月収
プロ野球選手の年収はテレビ、雑誌、ネットニュースで見る人もいるでしょう。
トップレベル選手になると6億円もの年俸になります。
でも社会人野球の給料に関しては、聞くことがないですよね。
もちろんお金をもらわないと生活ができないので給料はあります。
そこで、社会人野球ではどのくらいの給料をもらえるのか。
年代ごとに分けて平均給料を調べてみました。
20代
平均給料(月収):28万円
一般企業と同じくらいの給料です。
毎日練習をしていて肉体的にきついと思うので、思ったより低いと感じている人もいるでしょう。
30代
平均給料(月収):35万円
また、一般企業と同じくらいの給料です。
プロ野球だと中堅からベテランと呼ばれる年代ですね。
一般企業だと働き盛りで、出世の早い人は管理職になる人も出てくる年代です。
40代
平均給料(月収):40万円
またまた一般企業の平均給料と同じくらいです。
こちらは意外と思った人が多いと思います。
スポーツ選手で40代となると、ほとんどの人が引退している年齢です。
なのに、平均給料は上がっています。
プロ野球は成績で年俸が変わってくる実力社会の世界ですが、この結果を見ると、社会人野球の給料は一般企業と変わらないですね。
球団ごとでの平均年収
プロ野球も同じですが、やはり球団ごとで給料の差は大きいです。
次は、上位3球団の平均年収を見てみましょう。
3位 ヤマハ
平均年収:885万円
1958年に「日本楽器硬式野球部」として創部した、ヤマハが3位にランクインしました。
3度の都市対抗野球大会で優勝を経験した名門野球部です。
一般企業だとこの時点で、超優良企業ですね。
2位NTT西日本
平均年収:896万円
1952年に「電電近畿硬式野球部」として創部した、NTT西日本が僅差で2位にランクインしました。
都市対抗野球大会で31回の出場、優勝1回という素晴らしい実績があります。
2005年のプロ野球ドラフト会議では、当チームから5人もの選手が指名されました。
1位ENEOS
平均年収:1130万円
1950年に「日本石油硬式野球部」として創部した、ENEOSが堂々の1位にランクインしました。
一般企業だと、トップクラスの年収ですね。
都市対抗野球大会では、11回の優勝を誇る、超名門野球部です。
ベスト3を見ると、正直羨ましいですよね。
一般企業で、ここまで稼ぐ人は、大企業の役員クラスではないでしょうか。
しかも、ここでお伝えしたのは、平均年収です。
もっともっと稼いでいる選手もいるということです。
高校、大学であきらめずに野球を続けていたら、このような球団に所属できるかもしれないですね。
社会人野球選手からプロ野球選手になった人
次に、上位3球団から2021年現在で、代表選手を紹介します。
プロ野球選手になったら年収はどう変化するのか見てみましょう。
ENEOS 嘉弥真 新也
年収:1億4000万円
いきなり1億円プレイヤーです。
2011年に福岡ソフトバンクホークスよりドラフト5位で指名されプロの道へ進みました。
貴重な左投げの中継ぎとして活躍し、第2回プレミア12の日本代表にも選ばれました。
ヤマハ 石山 泰稚
年収:1億5000万円
2012年に東京ヤクルトスワローズよりドラフト1位で指名されました。
ドラフト1位は、高校、大学生が指名されるイメージがあると思います。
しかし、当時のヤクルトは即戦力を求めていたので、ドラフト1位で石山投手を指名しました。
その期待に応え、1年目は3勝3敗21ホールド10セーブと大車輪の活躍を見せました。
NTT西日本 増田 達至
年収:3億円 (2021年から4年契約)
4年契約をするというのは、球団からとても必要とされているのでしょう。
2012年に西部ライオンズよりドラフト1位で指名されました。
即戦力として期待されましたが、プロ初登板では、敗戦投手となってしまいました。
しかし、今はクローザーとしてチームに欠かせない選手になっています。
まとめ
今回は、主に社会人野球選手の給料のお話しをしてみました。
プロ野球選手とは違い、社会人野球選手はいくら給料をもらっているのか、わかりませんでした。
この結果から上位3球団は、かなり羨ましい給料をもらっているということがわかりましたね。
でも、誰もが高い給料をもらえることではありません。
社会人野球選手になっても、ずっと努力して結果を出しているから高い給料を貰えるのだと思います。
野球は好きでも、社会人野球を知っている人は少ないと思います。
少しでも興味が出てきたら、この機会に、社会人野球を見てみてはいかがでしょうか。
周りの人より一足先に、将来の名選手を見つけれるかもしれないですね。