バトミントンは体育の授業に取り込まれるほど知名度の高い球技です。
バトミントン部に入部したり、大人になってから始めた人もいると思います。
しかし、本格的にバトミントンをすることになってから試合で成果が出ずに挫折してしまう人も多いのが現実です。
そこで、今回はバトミントンが下手で結果を出せない理由と試合で勝てる方法について紹介します。
何故下手なのか
バドミントンが下手な理由は色々ありますが、結論からいうと心技体が揃ってないと試合には勝てません。
理由について詳しく紹介します。
体力がない
体育の授業でバトミントンが得意で部活に入ってみたけど、全然練習にも付いていけなくて試合ではボロ負けしてしまった。
このようなパターンは多くあります。
単純に体力がないのが原因です。技術があってもい体力が無ければ練習で実力をつけることや、試合で勝つことは難しいです。
バドミントンはフルマラソンを走れる体力や、陸上選手並みに足が速ければバッチリなのかというと、そういう訳ではありません。
大事なのはコートを瞬時に動き回れる瞬発力と、それを継続させる体力です。
つまり、体力と瞬発力が兼ね備えてないとバトミントンでは結果は出せません。
技術がない
体力や瞬発力には昔から自身があるのに、試合で勝てない時は圧倒的な技術不足が挙げられます。
がむしゃらに力任せにシャトルを打ってても相手の技術力が上であれば、あっという間にポイントを取られて負けてしまいます。
所属しているチームで強い選手の特徴を見れば一目瞭然ですが、強くて結果出している人は技術のレベルが高いです。
体育の授業であれば力だけでも十分に勝てますが、実際に部活に入ると相手も本気なので試合に勝つのは簡単ではありません。
メンタルが弱い
試合は体力や技術が兼ね備えれば勝てるというのは間違いではありませんが、もう一つ大事なことがあります。
それは、メンタルです。
試合に勝てない人は試合前から既に負けることを考えています。
「初戦が格上だから次は勝てそうにないな」
「応援が多くてプレッシャーになって集中できない」
「負けそうになると自暴自棄になっちゃう」
「チャンスでミスしてしまった」
負ける人は自分のプレーに集中できずに、ミスを周りの環境のせいにしようとします。
どんなに体力や技術を兼ね備えており、練習で調子良くても試合になると緊張からネガティブ思考になり結果が出ないといったことも考えれらます。
試合で勝てるようにするには
バドミントンは、きちんと心技体が揃ってないと勝てません。
「自分は下手だと思ってたけど、基礎は出来るから試合に勝てるようになりたい」
下手だと思って自信を無くしている人は、まずは自分が下手という固定観念を捨てましょう。
では、どうすれば試合に勝てるのでしょうか?
体力をつける
当たり前かもしれませんが、まずは基礎体力をつけましょう。今後、技術を磨いていくうえでも体力があることは大前提です。
「体力つけるには、ひたすら走るしかないの?」
ひたすら走り込んで体力つけるのも問題ありませんが、バドミントンに必要な体力をつける方法があります。
それは、シャトルランです。ほとんどの人が経験したことあると思います。
シャトルランのルールはシンプルで、20メートル間隔に引かれた線の間を電子音が鳴り終わるまでに走って線を踏み、
それをひたすら繰り返す競技です。
では、何故シャトルランが有効なのでしょうか?
- パフォーマンスの向上
- 心肺機能の強化
- 下半身強化
心肺機能は鍛えられるので体力がつきます。
他にも、下半身強化などバドミントンにとっても大事な下半身を鍛えることができます。
上手い人に教えてもらう
次は技術面です。ようやく体力がついてきた人は技術を磨く必要があります。
研究熱心な人はサーブやスマッシュのコツを自分で調べたりYOUTUBEを見たりしていると思います。
しかし、本気で上達したいのであれば上手い人に教えてもらうことが重要です。
理由は下記になります。
- 上手い人も苦労した経験があるから分かりやすく教えくれる。
- 客観的に分析してもらえるから。
- 一緒に練習できて効率良く上達できるから。
上手い人に直接教えてもらうことにより、自分では分からなかったことなどが発見できます。
今まで悩んでいたことも、客観的に分析してもらうと早く解決することに繋がります。
サーブが得意な人やスマッシュが得意な人など、それぞれ得意分野があるので自分の弱点を見つけてもらい教えてもらいましょう。
勝負強くなる
最後に、試合で勝つために必要なのはメンタルです。
「勝負強くなるってどういうこと?」
「昔から、チャンスに弱いから自分には難しそう」
しかし、どうしても試合で勝って喜びを味わいたいのであれば勝負強くなる必要があります。方法を幾つか紹介します。
- 成功する自分をイメージする。
- 常に最悪なパターンを想定して備えておく。
- 試合のつもりで練習に臨む。
- ネガティブからポジティブに変換する。
練習では何ともないけど試合になると緊張して気持ちが弱くなってしまう人は、練習の時から試合のような緊張感を持つことです。
「ここでポイント取られたら負けちゃう」→「ここを凌げばチャンスがある!」
「相手が格上だから勝てなそう」→「勝てば有名になれる!」
考え方一つで気持ちと行動に変化が表れます。メンタルはいきなり強くはありませんが、
普段から意識しておくことで試合でも緊張せずに成果を発揮できると思います。
まとめ
最後に本内容をまとめます。
- バトミントンが下手だから勝てなくて悩んでいる人は、下手な理由を掘り下げて改善していくことが重要です。主に、体力・技術・メンタルのいずれかが欠けているパターンが多いです。
- 体力をつけたいのであればシャトルランをしましょう。シャトルランをすることで心肺機能や下半身を強化することができます。
- 上手い人に教えてもらうことで、自分では気づけなかったことや客観的に分析してもらうことができ効率的に上達できます。
- 試合で結果を出している人はメンタルが強く、勝負強いのが特徴です。練習の時から試合を想定して緊張感を持つことで、試合の時に緊張することなく臨めます。
バトミントンは気軽に出来る球技ですが、試合で勝ちたいのであれば、心技体を鍛えて練習に打ち込みましょう。