【初心者必読】ビリヤードのローテーションとは?分かりやすく解説!

ビリヤードの定番ゲームと言えば、日本で一番親しまれているナインボールや世界中で愛されているエイトボールですよね。

その他にもビリヤードには、ローテーションというゲームがあることを知っていますか?

今回の記事はこのローテーションというゲームについて詳しく解説します。

ローテーションのルールをざっくり言うと

ビリヤード2

ローテーションは、的球(まとだま)と言われる1〜8番まで付けられた

カラーボールのローボールと9〜15番まで付けられたカラーボールのハイボールに加えて、白い球の手球(てだま)を全て使用します。

ナインボールと同じく、番号が小さい的球からポケットしていきます。

そして、定番ルールと一番違うポイントが、ローテーションは、ポケットに落とした的球の番号がそのまま得点になるという点です。

例えば、ローボールの1番は1点しか得点が入りませんが、ハイボールの15番は15点も得点できます。

最初に得点が負けていても、的球の番号が大きい球をポケットすることでゲーム終盤で大逆転を狙うことも可能になるところが、

ローテーションの醍醐味になります。

ゲームを始める前に、まずは目標点数を決めておきましょう。

この目標点数に先に到達したプレーヤーが勝者になります。

目標点数は、何点でも構いませんが、1番から15番まで全てポケットすると合計120点になるので、この120点が基本になります。

もちろん、例えば、上級者は180点先取、初心者は120点先取というように実力差に応じて目標点数を変えるのもアリです。

いかにハイボールをポケットするかがゲームに勝つためのポイントになるので、ゲームが終わりに近づくに連れて、

ハラハラドキドキの展開が楽しめるわけです!

ローテーションの始め方について

それでは、ローテーションの始め方を詳しく解説していきます。

的球の並べ方

ローテーション

的球の配置は決まっていて、上の図のように1番ボールを先頭にしてラックを使用して三角形に並べます。

三角形の前後にローボール、中間にハイボールを配置するという少々複雑な並べ方なので、

最初は覚えるのに苦労するかも知れませんがすぐに慣れると思います。

ハイボールが中間に配置されている分、最初のブレイクショットでハイボールが入りにくく、

ゲーム終盤で大逆転が生まれやすくなるので最後までスリリングな展開を味わうことができます。

バンキング

ローテーション

プレイ順を決めましょう。

仲間内でする遊びであれば、ジャンケンで決めるのもアリですが、ビリヤードにはバンキングというプレイの順番を決める方法があります。

まずは、プレーヤー2名がヘッドレール側(上図の下側)に並びます。
ヘッドレール側からフットレール側(上図の上側)の短クッションに同時に球を撞いて、
それが手前のヘッドレール側の短クッションにより近く停止した方が勝者となり、先行をとるか後攻をとるかを決めることができます。
ちなみに、フットレール側の短クッションに球が当たらなければ、ファールをとられ敗者になります。
また、両方の球がヘッドレール側の短クッションから 同じ距離になった時は、もう一回撞き直しとなります。
図の例では、Bのプレーヤーのほうがヘッドレールにより近い位置に球が止まっているため、Bのプレーヤーがバンキングの 勝者となります。

ブレイクショット

ビリヤード5

ゲームは、キッチン内の任意の場所からブレイクショットで開始します。

もちろん、ブレイクショットは必ず1番ボールに当てないといけません。

強くて正確なブレイクショットで的球を散らして次のショットが優位になるように進めていくことが基本になります。

ブレイクショットでファールになる主な例を挙げておきます。

・1番ボールを外してしまった
・1球もポケットできなかった
・4球以上の的球がクッションに到達しなかった
・そもそも的球に当たらなかった
・手球がポケットに落ちてしまった(スクラッチ)

ファールした時は

・的球を並び直して先行のプレーヤーが再度ブレイクショットする
・的球を並び直して後攻のプレーヤーがブレイクショットする
・後攻のプレーヤーがテーブル上の好きな場所に手球を置いてブレイクショットする
以上のようにして再スタートして下さい。

ゲームの進め方

ビリヤード4

Step1.コールショット

ブレイクショット後からは、全てのショットがコールショットになります。

つまり、ショットする前にプレーヤーは、必ず自分がポケットする的球と落とすポケットをコールしないといけません。

Step2.最小番号の的球を狙う

プレーヤーは手球をショットする時、必ずテーブルに残っている一番小さい番号の的球に当てなければなりません。

ただし、ファーストインパクトが最小番号の的球であれば良いというだけで、

ポケットする的球はローボールだろうがハイボールだろうがどれでもOK!制限はありません。

Step4.「セーフティ」ルールを使う

シュートできる的球が無かったり、シュートできても次のショットにつながらない時は、「セーフティ」をコールしましょう。

セーフティは、相手のファールを誘う守備的な戦略であり、シュートしない代わりに、

最小番号の的球を別の的球の裏側に隠れるように配置したり、遠くに配置することで、相手が撞きにくい状況をつくります。

プレーヤーはシュートかセーフティか、つまり”攻め”と”守り”を明確に示しながらプレーすることが求められます。

Step5.ショットを交代する

ファールしたり、的球がポケットに入らなければショットを交代します。

ゲーム進行中にファールになる主な共通例

・スクラッチ・・・手球がポケットに落ちてしまう
・2度撞き・・・手球を2度以上撞く
・ボール場外・・・ショットした後、手球や的球がテーブル場外に飛び出る
・球触り・・・キュー先に付いている革製のタップ以外の部分が手球に触れる
・足離れ・・・左右どちらかの足が床に触れていない
ファール後の処置は
・現状の的球配置のままスタートする
・手球をヘッドラインの内側(キッチン)に置いて続ける
・最小番号の的球をフットスポットかセンタースポットに置いて続ける
もしくは
・交代して、相手プレーヤーがテーブル上の好きな場所に手球を置いてスタートする
となります。

Step6. 目標点数を目指す

ポケットした的球の番号が得点となるので、ポケットするごとに順次、番号を加算していきます。

最初に決めた目標点数に先に到達したプレーヤーが見事、勝者となります。

目標点数は、120点を基本にしつつ実力差に応じて、60-120とか120-180というようにハンディキャップをつけると楽しさが増します。

最後に

ビリヤード3

数あるビリヤードゲームの中で、今回はローテーションのルールについて解説しました。

ローテーションの面白さが分かって頂けたでしょうか?

定番ゲームに慣れて飽きてきたと感じた人は、ぜひこのローテーションにチャレンジしてみて下さい!

きっとローテーションを通じてビリヤードの奥深さを実感できると思います。

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