日本ではマイナースポーツとされているハンドボール。
あまり知られていないハンドボールには経験者やハンド部ならではのあるあるが存在します。
今回はハンドボールあるあるをご紹介します。
ハンドボール全般「あるある」
まずは経験者が感じるハンドボール全般に関するあるあるをまとめました。
ハンドボールをサッカーとバスケを足して2で割ったものと説明する
ハンドボールはマイナースポーツのため、認知度が高くありません。
なので、友達からハンドボールってどんなスポーツなのとよく聞かれます。
細かく説明するのも面倒なので、説明では、サッカーとバスケを足して2で割ったスポーツと答えがちです。
この説明が一番楽で手っ取り早いです。
ハンドボールの説明をする際には必ずと言っていいほど使われますね。
スポーツ用品店にハンドボール商品が置いてあるとテンションが上がる
スポーツ用品店は野球やサッカー、バスケなどの商品はよく見ます。
でもハンドボール用品を見かけることは稀です。
そのため、スポーツ品店にハンドボール用品が置いてあると一気にテンションが上がります。
経験者にしかわからないあるあるですね。
街中でポールとかを見るとステップの練習をしてしまう
街中でもハンドボールのことを思い出すことがあります。
道路の真ん中にポールを見ると思わずフェイントやステップをしてしまいます。
普段の生活でも思わずハンドボールのことを考えてしまうのがハンドボール経験者ですね。
ソフトボールと勘違いされる
ハンドボールは一般の人には馴染みがなく、よくわからないスポーツとされています。
そんなハンドボールと名前が似ているのがソフトボールです。
そのため、ハンドボールをソフトボールだと勘違いされてしまうことがあります。
ハンドボールやってましたと言っても、野球みたいなやつねと返されることも多いです。
ハンドボールの知名度が低いのを実感してしまいますね。
バスケをやると反則を連発する
ハンドボール経験者はバスケットをやると反則を連発します。
ハンドボールでは3歩まで歩けるのに対し、バスケでは2歩までしか歩けず、トラベリングの反則になります。
しかもハンドボールは空中でボールを取って、着地したときを0歩と数えます。実質4歩分は歩けます。
そのため、バスケをするとまだ歩けると勘違いしてトラベリングを連発してしまうのです。
また、ハンドボールは接触がある程度許されるので、バスケットをやっても接触してしまいます。
そのため、バスケをやると簡単に接触してしまい、反則を取られます。
バスケをやろうとしても、どうしてもハンドボールの癖が抜けないですね。
ハンド用品がなくてバスケ用品で代用する
ハンドボールはマイナースポーツのため、専用用品が簡単には手に入りません。そのため、バスケ用品で代用することがあります。
よくあるのはシューズです。ハンドボールシューズもありますが、手軽に買うことができません。
そこで簡単に手に入るバスケットボールシューズで代用する選手がいます。
ハンド用品が簡単に買えるようになると良いですね。
中学・高校から始めやすい
ハンドボールはマイナーなスポーツのため、そもそも経験者が多くありません。
そのため、中学や高校でハンドボールを初めてやる選手も多くいます。
中学でも高校でもハンドボール部は初心者を大歓迎しているところがほとんどです。
実際に、高校からでも気軽に始められるのがハンドボールの良いところですね。
練習中の「あるある」
続いて、練習している際のハンドボール「あるある」をまとめました。
松ヤニで服が汚れるとテンション下がる
ハンドボールでは松ヤニを使います。ボールを握る際、松ヤニを塗って滑らないようにします。
ただ、松ヤニをつけたまま服を触ってしまうと服が汚れてしまい、気持ちが萎えます。
特に新しいジャージを着たときにいきなり汚れるとテンションが一気に下がってしまいます。
松ヤニの汚れはなかなか落ちないので、練習するときはお気に入りのTシャツなどは避けるようにしましょう。
ジャージの「送球部」が何部かわからない
ハンドボールは漢字で送球と書きます。そのため、ハンド部のジャージには送球部と書かれたジャージが多いです。
でも他の生徒から見ると送球部が何部かわかりません。
「送球部って何部なの?」と聞かれることも何度もあります。
これもよくあるハンド部あるあるの一つです。
久々の体育館練習の時にテンションがあがる
ハンドボールは本来体育館で行うスポーツです。しかし、体育館は他の部活も利用するため、ハンドコートは大抵屋外にあります。
ただ、大会前になると、大会に備えて体育館で練習を行うことがあります。
外での練習だとやりたくない倒れこむプレーや飛び込むプレーができるため、体育館練習はテンションが上がります。
体育館でもハンドボールの練習がたくさんできると良いですね。
冬になるとボールが痛くてやってられない
冬の練習は寒い中で行うので、いつも以上に大変です。
手がかじかむので、ボールをキャッチするのがとても辛くなります。
また、一番大変なのがキーパーです。何度もボールが当たるので、痛くてやっていられなくなります。
冬の練習は寒さと痛みとの戦いになりますね。
試合中の「あるある」
試合中にも多くのハンドボールあるあるが存在します。試合中のあるあるをまとめました。
両面テープが取れて、コート上に落ちている
体育館で試合を行うとき、会場が汚れてしまうので松ヤニが禁止されていることが多いです。
松ヤニが使えない場合は手に両面テープをつけて、ボールをキャッチしやすくします。
ただ、両面テープがシュートを打つ際や相手ディフェンスと接触したときなどに手から抜け出すことがあります。
そのため、体育館での試合中は両面テープがコート上に落ちていることがよくあります。
綺麗にシュートが決まった時に限ってラインクロスしてしまう
ハンドでは、6mのラインを踏んでシュートするのはダメです。ラインクロスという反則です。
もちろんラインを踏まないように注意してシュートするように練習から心がけています。
ただ、なぜか試合本番で綺麗に決まったシュートほどラインクロスを取られてしまいます。
ラインクロスはとても後悔するプレーですが、なぜか良いシュートの時に起こってしまいますね。
速攻で必死で走って声をかけたのに見ていないキーパー
ハンドボールでは速攻というプレーがあります。
相手にシュートを打たれた後、サイドの選手が一気に走り出します。
もしシュートが外れれば、相手ディフェンスが戻る前に一気に攻めて得点を奪うことができます。
ただ、必死で走って、キーパーに声を出してアピールしたのにキーパーが見ていないことがあります。
せっかく走ったのにパスがもらえないので、テンションが下がってしまいますね。
フリーのシュートを外したときの気まずい雰囲気
ハンドボールではディフェンスがいないシュートの成功率は90%程度とかなり高い数値です。
フリーの状態でシュートを打つ場合、味方の選手もほぼ入ると思っています。
そんな場面でフリーのシュートを外してしまうと味方の選手の目線を感じ、気まずい雰囲気になってしまいますね。
まとめ
ハンドボール経験者なら思わず納得してしまうものばかりですね。
ハンドボールを知らない方もハンドボールのことを少しずつ覚えていってください。