【ハンドボール】ディフェンスを置き去りにする一対一の抜き方解説

ハンドボールをやっている人なら誰でも、

「一対一でフェイントをかけてディフェンスを置き去りにしてシュートを決めたい」と思ったことはあるのではないでしょうか。

この記事では、ハンドボールの一対一のフェイントの方法について紹介していきます。

ハンドボールにおける一対一とは

一対一とは

ハンドボールとは1チーム7人、キーパーを除いた6人×2チームがコートを走り回ります。

そんな6人のディフェンスの間を抜いていくことは簡単なことではありません。

一対一の状況を攻めるよりディフェンスがいないところを攻める方が得点につながりやすいです。

しかし最初からディフェンスがいない場所なんてあるはずがないので、最初は一対一から攻め始めることがよくあります。

そんな一対一のやり方について説明していきます。

ディフェンスの正面に仕掛けない

ディフェンスの正面に仕掛けない

ディフェンスがいないところを攻めるのはゴールを決めやすいと誰でも知っていることですが、

いざディフェンスを目の前に攻め始めるときはディフェンスの正面にフェイントをかけにいっていませんか。

どこに仕掛けるのかというとディフェンスとディフェンスの間です。

そうすれば自分をマークしているディフェンスが寄ってきますので、そこを反対に切り返します。

これがフェイントの基本の形です。

寄って来なければフェイントを仕掛けることもなくノーマークシュートを打つことができます。

ボールをもっていないときの動きが大切

ディフェンスは隣のディフェンスが抜かれたときにフォローできる位置にいることが基本です。

理由はディフェンスの間を抜かれたノーマークシュートを打たせないためです。

ディフェンスの間を抜かれたり、

ポストにパスがとおりシュートまでもっていかれたりすることを防ぐためボールを持っている人に寄るようなディフェンスになります。

つまりディフェンスは同じ人に離れずにずっとマークをしているわけではありません。

ディフェンスはパスされるたびにボールの方へ寄るため、オフェンスは広くコートを使うことが有効です。

45°プレイヤーであればサイドラインぎりぎりからゴールに向かって走ってパスをもらうことがいいでしょう。

またはセンターよりからサイドに向かってパスをもらうこともいいかもしれません。

正解はないのでいろいろ練習を重ねて、自分にしっくりくるものを磨いてパターンをたくさん作っておくと、攻めのバリエーションが豊富になります。

ハンドボールでのフェイントの基本

フェイントの基本

ゼロステップ

ディフェンスの間を狙うことが重要と説明してきましたが、それでも自分の正面にディフェンスが守りにきます。

そのときまず最初にゼロステップが有効です。

ゼロステップとはパスをもらうときにジャンプして空中でキャッチし、両足で着地することをゼロステップといいます。

ハンドボールでは0から数えて3歩まで歩くことができます。

ゼロステップで着地が両足でも0歩目とカウントされますので左右どちらにもフェイントをすることができます。

うまく両足で着地できないと0歩、1歩とカウントされ残り2歩しか歩けないため注意する必要があります。

コツとしては足を開きながら着地して地面に置いてある紙を破るようなイメージでやるのがオススメです。

利き腕側へ抜く

ゼロステップしたら右利きなら右に大きく飛びましょう

真横に飛び、そのあとゴールに向かって左足をまっすぐ進みます。0(両足)、1(右足)、2(左足)でジャンプシュートです。

ディフェンスは反応が少しでも遅れたときに横に大きく飛ばれると、1歩でかなり距離が離れてしまいます。

横から手だけでディフェンスすることになり反則で7mスローを取ることができます。

大きく動くことを意識しましょう。

利き腕と反対側へ抜く

ゼロステップのあとは、右利きなら1歩目は右足を大きく左斜め前へ出します。

この際ディフェンスからボールをからだで隠すように右肩も入れます。2歩目はゴールへ向かって左足を進めてそのままジャンプシュートです。

右肩が前に出ている状態のまま強いシュートは打てないため、ジャンプを高く飛び、空中で体勢を整えてからシュートを打ちましょう。

ディフェンスとの距離が近いとき

ディフェンスとの間は二人が腕を伸ばして握手できる距離がオフェンス側に有利のため意識しましょう。

近すぎると捕まってしまい、離れているとフェイントを見てから反応して守られてしまいます。

ディフェンスが間を詰めて止めにきたときは、回旋フェイントかターンフェイントが有効です。

回旋フェイントはディフェンスに腕をつかまれないように利き腕を一回ぐるんと回して、利き腕と反対の方向へ抜いていきます。

1歩目は右足を左方向に進めながら腕を回します。

この際、利き手と反対の手は相手の右手をはたきながら右側へ押すようにします。

そして2歩目は左足を前にそのままシュートを打ちます。

ターンフェイントは自分が回転しながら抜いていきます。

利き手と反対に回ることが多いと思います。

なので1歩目は右利きなら左足を軸に右手がディフェンスから離れるように回転していきます。

一対一が強い人は何が違うのか

強い

小学生と高校生が相手であったら、からだの大きさの違いから高校生が有利であることは言うまでもありません。

一対一が強いというのは、単純にディフェンスとフィジカルの差があると簡単に抜けるでしょう。

筋トレは欠かさずにやるとして、どのようなフィジカルがあると有利になるでしょうか。

トップスピードからゼロステップで急に止まる

フェイントをする前にゼロステップをすることが基本です。

パスをもらう前にスピードをつけてゼロステップで踏ん張って止まることが大切です。

トップスピードからゼロステップで一気に止まる落差でディフェンスは対応できずに守りづらくなります。

また立ち止まったまま横に飛ぶのに比べて、トップスピードが速いほどゼロステップからの一歩が大きく横に飛べることも要因になります。

フェイントの基本動作は先ほどのとおりですが、一対一が強い人は有利な状況あれば見逃さずに強く一対一を狙っています。

一対一を仕掛けるべき状況とは

状況

ディフェンスが孤立していたり、ディフェンスとの間が広いときは積極的に一対一を仕掛けてシュートを狙うことが大切になります。

経験したことがあるかもしれませんが、一対一の練習のときはよく抜いてシュートまで打てるのに、試合になるとできなくなることがあると思います。

これはディフェンスの間が小さく抜いても別のディフェンスがフォローに来てなかなか前を狙えないからです。

ディフェンスは隣のディフェンスが抜かれたときのために、フォローできる位置まで寄ることが基本です。

一対一を仕掛けたときに隣のディフェンスが寄っていない場合は、抜いたらシュートまで打つことができるため積極的に狙う状況といえます。

まとめ

まとめ

  • 一対一を攻めるには、ディフェンスの間を攻める
  • 攻める際はスピードに乗ってゼロステップで急停止する
  • 左右どちらかに大きく横にフェイントをかけてゴールを狙う
  • シュートまで打てなくても、自分のマークではないディフェンスを引き付けたらパスをする。
  • 寄ってこなければシュート

一対一で有利な展開に持ち込み、試合に勝てるようになることを願っています。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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