ハンドボールのルールを簡単解説!知っておきたいルールとは?

試合展開が早いハンドボール。

かっこいいから始めてみたい、試合を観に行きたい。

だけど「ルールがよくわからない…」

そこで今回はハンドボールのルールを簡単に解説していきます。

ハンドボールはルールを知らないと試合を楽しむことが難しいスポーツです。

これを知るのと知らないのとではハンドボールの楽しみ方が変わることでしょう。

ハンドボールってどんなスポーツ?

ハンドボールはその名の通り、手を使ってボールを扱いチームで協力してパスやドリブルをしながらゴールにシュートをしていきます。

投げる・走る・跳ぶ・ときにはぶつかる、そんな迫力とスピード感があるスポーツです。

コートの大きさ

  • ハンドボールコートの大きさ:縦40メートル×横20メートル
  • ゴールの大きさ:高さ2メートル×幅3メートル

ボールの大きさ

ハンドボールのボールは片手でも持てるようにプレイヤーの性別や年齢によってサイズが使い分けされています。

  • 中学生男女+高校生以上女子:2号球[外周54~56センチ]
  • 高校生以上男子:3号球[外周58~60センチ]

試合時間

試合時間もプレイヤーによって変わってきます。

  • 中学生の場合:前半25分+後半25分の合計50分
  • 高校生以上(プロ含む)の場合:前半30分+後半30分の合計60分

前半戦が終了後には、両チームの攻撃方向の入替えと10分間のハーフタイムがあります。

また、1試合の中で最大3回まで、1回につき1分間のタイムアウトを請求することが可能です。

ハンドボールのルール解説!

ではハンドボールのルールを簡単に解説していきます。

●ハンドボールは1チーム7人で、その内の6人がコートプレイヤー、1人がゴールキーパーで構成されています。

相手チームのゴールにシュートが決まれば得点です。

得点は1回のゴールにつき1点が与えられ、試合時間内により多くのシュートを決めれたチームが勝ちとなります。

●試合時間内に勝敗が決まらない場合は前半5分+後半5分の合計10分間の延長戦が行われ、それでも勝敗が決まらない場合は

「7mTC(7mスローコンテスト)」を行います。

これはサッカーのPKに近く、ゴールから7メートル離れた場所からシュートをします。

各チームから代表選手5名(または3名)を選出し、交互に7mスローを行い多く得点した方が勝ちです。

それでも勝敗が決まらない場合は、新たに5名(または3名)を選出し、勝敗が決まるまで繰り返します。

ボールの所持時間は3秒で、ボールを所持したまま3歩まで移動が可能です。

ドリブル中はカウントされません。

●ゴールから6メートルの距離に引かれている半円の線があり、その線の内側(ゴール側)をゴールエリアと言います。

このゴールエリア内にはゴールキーパー以外の選手は入ってはいけないことになっています。

しかし空中は入っても反則にならないので、ジャンプをしながらシュートを打つことが多いです。

●シュートを打ってゴールキーパーが阻止しボールがコートの外に出てしまった場合は、

基本的にはゴールキーパーのボールで再開することになっています。(サッカーとは違い相手ボールにはならない)

ハンドボールは接触プレーが多いスポーツのため、接触プレーが認められています

しかし、故意または危険なプレーと判断されれば、サッカーのようにイエローカードやレッドカードが出され、ペナルティも与えられます。

●ボールを片手でも扱いやすくするために、手に接着剤(松ヤニや両面テープ)の使用が許可されています。

ポジション

ポジション名

  • GK(ゴールキーパー)
  • P(ポスト)
  • LB(レフトバック)
  • RB(ライトバック)
  • CB(センターバック)
  • LW(左サイド)
  • RM(右サイド)

ポジションについては、すべてのポジションを覚えるのは難しいので初めに覚えておかないといけないゴールキーパーについて解説していきます。

なぜゴールキーパーが重要なのかというと、ゴールキーパーだけに与えられているルールが存在するからです。

ゴールキーパー以外の6人(フィールドプレイヤー)は足にボールが当たったてしまうと反則になるのに対して、

ゴールキーパーは相手のシュートを阻止するために足を使うことが許可されています

また、フィールドプレイヤーはゴールエリアに入れないのに対して、

ゴールキーパーはゴールエリア内とフィールドを自由に行き来することが許されている唯一のポジションになっています。

時速100キロにもなるボールを体を張って阻止するキーパー。

ゴールキーパーのファインプレーを見るのもハンドボールの見どころです。

反則

次に代表的な反則を紹介していきます。

  • オーバータイム
    コートプレイヤーが4秒以上ボールを持ったまま静止すること。
  • ダブルドリブル
    バスケットボールと同じでドリブルしたボールを手に持った後に、またドリブルをすること。
  • オーバーステップ
    ボールを持ったまま、4歩以上動くこと。
  • ラインクロス
    ゴールキーパーがいるゴールエリア内にコートプレイヤーが侵入すること。
    ただし、ゴールエリア内でも空中でのプレー、ジャンプをしながらのパスやシュートは認められています。
  • キックボール
    ゴールキーパー以外の選手が膝より下でボールを扱うこと。
    ただし、相手チームに故意に投げつけられた場合は対象外になります。
  • ハッキング
    相手プレイヤーの手や腕を叩いてしまうこと。
  • トリッピング
    足を出して相手プレーヤーを転ばせたりすること。
  • プッシング
    相手にぶつかったり、押したりすること。
  • ホールディング
    手を使って相手の動きを止めること。
  • チャージング
    相手に強くぶつかってしまうこと。
    ※これは攻撃側の反則になります。
  • パッシブプレー
    消極的なプレーで攻撃意思がないと判断されること。
    ドリブルやパス回しで時間稼ぎを防ぐためのルールです。

ハンドボールもサッカーと同じようにイエローカード、レッドカードが存在し、悪質なプレーや故意の反則をするとカードが出されます。

まとめ

簡単なルールを紹介してきましたが、より重要な部分を再度確認していきましょう。

  • 手でボールを扱うスポーツ
  • 1チーム7人で構成されている
  • 試合時間内に多く得点したチームの勝利
  • ボールを持ったまま3歩以上歩いてはいけない
  • ドリブルやパス回しをしてゴールを狙っていく
  • ゴールキーパー以外は膝から下にボールが触れてはいけない
  • 接触プレーが認められている
  • より多くのボールをキープし、シュートを打つチャンスを手に入れるかが勝利のカギになる

ハンドボールには細かなルールがあり、試合展開も早いスポーツです。

初めからすべてのルールを覚えるのは難しいので、まずは簡単なルールから覚えていきましょう。

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