ハンドボール投げのコツは?女子でも遠くに投げるためには何が必要?

中学や高校の体力テストで行うのがハンドボール投げです。

ハンドボールを遠くに飛ばす種目ですが、特に女子の場合、苦手な人も多い種目です。

今回は力のない女子でも遠くに飛ばすためのハンドボール投げのコツをまとめます。

ハンドボール投げとは

ハンドボール投げとは、文字通り、ハンドボールを遠くに投げ、その飛距離を競う種目です。

中学生、高校生の体力テストの必須種目となっています。

使用するハンドボールは2号(外周54cm〜56cm、重さ325g〜400g)を使います。

地面に直径2mの円を書き、その円の中からハンドボールを投げます。

投球時に円の線を踏んでしまったり、円の外に出ることはできません。

2回の投球のうち、記録の良い方がその人の記録になります。

その飛距離に応じて体力テストの得点が決まります。

ハンドボール投げの得点表

体力テストにおけるハンドボール投げの得点表は以下の通りです。

体力を考慮して、女子の方が飛距離が短くても高得点となります。

男子 女子 得点
37m以上 23m以上 10
34m〜36m 20m〜22m 9
31m〜33m 18m〜19m 8
28m〜30m 16m〜17m 7
25m〜27m 14m〜15m 6
22m〜24m 12m〜13m 5
19m〜21m 11m 4
16m〜18m 10m 3
13m〜15m 8〜9m 2
12m以下 7m以下 1

ハンドボール投げは女子が特に苦手な人が多い

ハンドボール投げは、苦手な人が多い種目です。

特に女子はキャッチボールをする機会が男子よりも少なく、ボールを投げる機会が少ないです。

また、投げ方もわからない人もいます。

そのため、女子の方がハンドボール投げが苦手な人が多いです。

ハンドボール投げのコツ① 投げる前の準備

ハンドボール投げが得意になるにはコツが必要です。

投げることも大事ですが、投げる前の準備も重要になります。

まずはハンドボールに慣れる

多くの人にとって、ハンドボールに触れるのが体力テストの時だけです。

いきなりボールを持って投げても普段から慣れていないので、投げにくく感じます。

なので、いきなり投げるのではなく、事前にハンドボールに慣れることが大事ですね。

準備運動をする

ハンドボール投げは全身を使って投げる必要があります。

そのため、腕や肩だけでなく、足や手首などもストレッチしておき、体をほぐしておきましょう

ストレッチすることで体が温まり、スムーズな動作が可能になります。

本番前にキャッチボールしておく

ハンドボールを本番でいきなり投げても、良い記録は出にくいです。

また、急に投げると怪我にもつながります。

なので、本番前にハンドボールを使ってキャッチボールをしましょう

キャッチボールすることで、肩や腕がほぐれていきます。

最初は短い距離でキャッチボールし、徐々に飛距離を伸ばしていくと良いです。

ただ、あまり長い時間投げると肩を痛めてしまうことがあります。

体をほぐす程度で、短時間に終えるようにしてください。

ハンドボール投げのコツ② 投げ方

遠くに飛ばすにはしっかり投げることが大事です。

投げ方のコツを確認していきます。

ボールをしっかり掴む

ハンドボールは野球のボールに比べて大きいのでしっかりつかむことができない子がいます。

ボールをつかめないとうまく投げることができません。

ボールをつかむコツは以下の2点です。

  • 手を大きく広げてボールをつかむこと
  • 親指と小指の2つの指でつかむこと

手を広げないとつかむことができません。手を大きくパーの形にしてボールを掴みましょう。

また、パーの形のまま親指と小指の2つの指でボールをつかみます。

人差し指、中指、薬指はボールに添えておくだけのイメージで大丈夫です。

握力が必要ですが、2本の指だけでつかむことを意識してできるように練習してください。

体のひねりを使う

手だけで投げようとすると、遠くに飛ばすことはできません。

全身のひねりを使うことで投げやすくなります。

右利きの人の場合、最初に左肩を前に出す体勢を作るのが大事です。

その際に左腕も前方に伸ばしておきます。

投げるときは、左肩を後ろに下げると同時に右肩を前に出してください。

その勢いで右手でボールを投げます。

こうすることで、体のひねりを利用して勢いがついて投げることができます。

手だけで投げるのではなく、全身を使ってひねりを加えて投げるのが大事です。

投げる方向に対して横を向いておく

全身のひねりを使うためには、最初は投げる方向に対して横向きに構えておくほうが良いです。

横向きになることで、自然と左肩が前にある体勢を作れます。

この状態でステップを踏んで、左肩を下げると体を使った投球が可能です。

2mの円に入ったら横向きで構えるようにしてください。

斜め45度の位置を目指して投げる

投げる角度は45度あたりを目指して投げるのが重要です。

距離を伸ばせない子は、角度が出ていないケースがあります。

角度が足りないとすぐに地面に落ちてしまいます。

しっかりと角度をつけて投げることで、飛距離を出していきましょう。

利き手の反対の手を高い位置に伸ばしておく

全身のひねりを利用する際に、利き手と反対の手を高く伸ばしておくことも重要です。

右利きの場合、左肩を出すときに左腕を前方に高めにあげておきます。

この左手の位置がこれから投げる方向の目安になります。

低い位置だと体をひねって投げるときに、うまく角度をつけて投げることができません。

しっかりと左腕を高く伸ばしてから、体をひねるのが大事です。

手首のスナップを利用する

ハンドボール投げでは最後に手首のスナップを利用するのが大切です。

ボールを手放す瞬間に手首を後ろから前に動かすことで、力をボールに伝えることができます。

苦手な人は、事前に手首のスナップだけでボールを投げる練習をしておくと良いでしょう。

ハンドボール投げのコツ③ その他のコツ

ここまで準備と投げ方を確認しましたが、これ以外にも遠くに投げるコツがあります。

2mの円を最大限使う

ハンドボール投げでは2mの円に入り、その中からボールを投げます。

その中では自由に動くことができます。

なので、2mの円の中でステップを踏んで勢いをつけて投げるようにしましょう。

ただし、線を踏んでしまったり、円から飛び出してしまうのはダメです。

自分の歩幅を認識して、何歩で投げることができるか、確認しておいてください。

遠くに視線を合わせて投げる

ハンドボール投げでうまく投げられない人は近くを見て投げていることがあります。

遠くに投げるためには、視線も遠くに合わせておくことが重要です。

自然な形でいいので、遠くを見つめて投げるように練習しましょう。

体をリラックスさせる

緊張した状態で投げると、うまく投げられず、飛距離も伸びません。

ハンドボール投げをする際は、体をリラックスさせて、息を整えて、落ち着いた状態で挑みましょう

また、友達と話をしたり、少しキャッチボールをするとリラックスしやすいです。

自分の順番になるまで、体も心も落ち着かせておくのが重要ですね。

まとめ

今回はハンドボール投げのコツをまとめてみました。

女子の場合は特にボールを投げることに慣れていない子が多いです。

体力テストが近づいてきたら、コツを意識して練習しておくといいですね。

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