アイスホッケーとフィールドホッケーの違いは、競技場が芝生なのか氷上なのかの違いが大きいです。
フィールドホッケーは、今のスタイルはイギリスではじまり、前後半35分ずつ計70分で行われます。
アイスホッケーは、1ピリオド20分を3回行い、計60分で試合になります。
両車は違いがありますが、スティックで小さな球を操って相手ゴールに入れた数で競われます。
ホッケーは11人制で、アイスホッケーは6人制になっています。
アイスホッケーとホッケー競技の人気
世界のスポーツ種目での人気度からいうと、フィールドホッケーとアイスホッケーを合わせると、競技のファン人口は22億人と言われます。
人気度では世界第4位になっていて、とても高い人気のスポーツのひとつです。
世界の競技の人気度は35億人のファンを持つサッカーが1位で、以下2位がクリケットで、3位がバスケットボールです。
バスケットボールのファンの数が20〜30億人なので、かなり近い人気度を持っています。
世界での人気度はどこが高いの
フィールドホッケー競技の人気のある国は、アジア、ヨーロッパ、アフリカ、オーストラリアなどに多くのファンを擁しています。
テレビ放映も、これらの地域で多く行われていて人気の高い番組となっています。
アイスホッケー競技は、アメリカやカナダで人気の高い競技で、テレビ番組も多く放映されています。
ただし、両方の競技ともテレビ放映権の価格は、サッカーやクリケットよりも安い価格です。
インターネット上の人気度は、中程度になっています。
フィールドホッケーが意外に人気です
日本から見るとフィールドホッケーの人気が高いことが不思議ですが、アジアでは意外な人気スポーツです。
インド、パキスタン、オーストラリア、バングラデシュなどのアジアの国々では、ホッケーのスター選手は人気があります。
スター選手は国民的英雄としてもてはやされています。
アイスホッケーは北米で人気です
アイスホッケーの方は、やはり寒い国に人気があり、北米やカナダそして北部ヨーロッパで高い人気を持っています。
とくにアメリカでは、野球、アメリカンフットボール、モータースポーツなどと並んで、人気のある4大スポーツに位置しています。
フィールドホッケーとアイスホッケーを合わせた場合は、世界中の多くの国で人気のある国が多く、80ヵ国以上にもなります。
プロチームがあるのは
フィールドホッケー・アイスホッケーのどちらも、世界には多くのプロチームがみられます。
アイスホッケー競技の方は、プロチームが覇権を争うプロリーグが、北米やヨーロッパに多くあります。
その中でも一番人気がアメリカのナショナルホッケーリーグ(NHL)で、世界的にも最大規模のプロリーグと言えます。
他にもヨーロッパなどにプロリーグがあり、スエーデン、フィンランド、チェコスロバキアなどで盛んです。
アイスホッケーの競技人口
フィールドホッケー・アイスホッケーのどちらもオリンピック種目にあります。
そのため、競技人口や競技がある国も多く、人気も高く競技人口の多い競技です。
特にアイスホッケーは、根強いファンを持ち年間を通じて人気の高い競技になっています。
アメリカ最大のプロリーグであるナショナルホッケーリーグ(NHL)では、所属するプロ選手の平均年収は3億円以上ともなっています。
世界での競技人口は
フィールドホッケーもアイスホッケーも意外にアマチュアの競技人口が多くありません。
人気に支えられたプロリーグが盛んになっています。
アイスホッケーの世界中での競技人口は、180万人と言われています。
アイスホッケーの競技人口が最も多いのはアメリカで、続いてカナダ、フィンランドとなっています。
・日本での競技人口は
アイスホッケーの競技人口が世界では180万人いるといわれています。
ただ、日本には競技人口が2万人しかいないとされていて、マイナーなスポーツになっています。
日本にプロアイスホッケーチームはあるの
唯一のプロチームがあります、横浜GRITSといって、年俸支払いと別の仕事をさせている2重のキャリア制度を持っています。
横浜に新たに生まれたプロアイスホッケーチームである横浜グリッツは、日本、韓国、ロシアからなるアジアリーグへの加盟が認められています。
2020年シーズンから活動を始めているこのチームは、GRITSスポーツイノベーターズ株式会社が運営するチームとなっています。。
会社の代表取締役は臼井亮人氏で、慶應義塾大学アイスホッケー部OBらが中心となり設立され、発足は2019年5月になります。
日本のアイスホッケーチーム
日本ではアイスホッケー競技のチームは、大学スポーツチーム、企業スポーツチームとして育ってきました。
アイスホッケーは、スケート靴や防具などが必要ですし、練習用のリンクを貸切るなどの費用が掛かるため、
維持費が年間3億円必要とされています。
そのため、近年はこの資金を賄えずに廃部に至るチームが多くなっています。
意外!日本の女子チームは強豪!
日本のアイスホッケー競技の現状は決して明るくないのですが、多くの女性がアイスホッケーの選手を希望しています。
一部の国では女性チームが多く存在し、女性チームのみのリーグ制度を維持しています。
日本の女子アイスホッケー日本代表はソチオリンピック出場が決めるなど活躍しています。
スイスで行われたローザンヌ2020ユースオリンピック競技では、
日本女子アイスホッケー女子日本代表チームは、強豪のスウェーデンに4-1で勝ち初優勝するほどです。
アイスホッケー選手はどこで育つ
アイスホッケー選手になるには、小さいときから北国、特に北海道での部活で始める選手が多くなっています。
その後は大学や企業のアイスホッケーチームに入り、選手として成長していきます。
しかし、年棒の安さや将来性の無さから早くに引退する選手が多くなっています。
アイスホッケー選手はどこで練習
必要な防具を付けて、パックを打つなど危険性が伴うので、貸し切りのスケートリンクでの練習が中心になっています。
アイスホッケーの練習をするための競技場やアイスホッケーリンクとして利用できるスケートリンクの数が少なく苦労されています。
アイスホッケー選手の年俸は
日本ではアイスホッケーの選手の年棒は主に契約を結んでいる所属チームにより異なっています。
アイスホッケー選手の年棒は大学生やアマチュアチームではゼロで、実業団チームで会社の雇用契約による給料程度でしかありません。
プロ契約がある場合でも、大手企業のサラリーマンより少し高いくらいです。
しかし、北米では現役NHL選手ならば、最低年棒は6300万円程度貰えます。
まとめ
アイスホッケーの競技人口は世界では180万人と多くいますが、日本では競技者は2万人しかおらずマイナーな種目となっています。
しかも、年棒も多くなく魅力がないせいか、人気も低下してきています。
しかし、世界で見ると北米などでは花形スポーツであり、高い年棒をもらうプロ選手が存在しています。