【初心者必見】アイスホッケーのショットの打ち方を基本から解説!

氷上の格闘技と言われるアイスホッケーには、状況に応じたさまざまなショットが存在します。

アイスホッケーには主に

・スイープショット
・リストショット
・スナップショット
・スラップショット
・バックハンドショット
・フラップショット

の6種類の打ち方があります。

プロは、試合中に瞬時にどれが最適なショットか判断しています。

今回は、初心者向けのショットから上級者向けのショットまで、詳しくご紹介していきます。

最後まで記事を読んで頂ければ、アイスホッケーの楽しみ方が分かります。

スイープショットとは

アイスホッケー

打ち方

スイープショットは、その名のとおり、スティックで氷上を掃くようなショットです。

パックはスティックのフロント側に置き、そのまま氷上でスティックを思い切りよく滑らせて、パックを弾き飛ばします。

メリットとデメリット

すべてのショットの中で、基本中の基本となる打ち方なので、初心者がまず最初に練習するショットになります。

ただし、ゲーム本番となるとディフェンスの寄せが厳しくなり、シュートを打つ時間を与えてくれません。

そういう意味では、スイープショットは、モーションに入ってからパックをインパクトするまでに時間がかかるので、

試合中に使う場面は限られてきます。

当然、キーパーにもシュートが来ると読まれやすいので、上級者になればなるほど選択しないショットになります。

リストショット

打ち方

リストショットは、その名のとおり、手首を素早くひねって打つショットです。

海外では、スイープショットを応用した打ち方として位置付けられています。

遠くに飛ばすショットではなく、ゴール前でキーパーにシュートが来ると読まれないように意表を突いて打ちます。

大きく振りかぶるのではなく、瞬間的に手首だけをひねって強いシュートを打つので、手首の強さが必要となります。

手首の力に自信があるプレーヤーほど有利なショットです。

メリットとデメリット

スイープショットよりもモーションが小さいので、相手のスキを突くことができます。

また、大きなパワーはいらないので、どの世代でも打つことができます。

ただ、手首の強さがないと威力のあるショットにはなりません。

うまいキーパーだと簡単にブロックされてしまうでしょう。

スナップショット

アイスホッケー

打ち方

スナップショットは、手首を使いながらスティックを素早く振って打つショットです。

リストショットよりもバックスイングが大きくなります。

試合中に一番よく見かけるショットです。

スナップショットを打つイメージとして、よく例えられるのが、てこの原理です。

・トップハンド(上側の手)を手前に引く
・ボトムハンド(下側の手)を強く前に押し出す
・スティックでパックをはたく

要は、トップハンドとボトムハンドを瞬間的に逆方向に動かすのです。

てこの原理を意識するこで、強くて早いショットが打てるようになります。

メリットとデメリット

ショットするまでの時間が短いので、ディフェンスがプレスする前に打つことができます。

モーションが短い分、キーパーにシュートを読まれにくくなるわけです。

さらに、リストショットよりもスティックの振り幅が大きくなる分、威力は強くなるので、一番ゴールが決まりやすいショットと言えるでしょう。

多足、頭ではてこの原理が分かっていても、意外と難しいので、からだが覚えるまで時間がかかるショットです。

スラップショット(Slap Shot)

打ち方

スラップショットは、スティックを思い切り振り切るショットです。

全てのショットの中で、最もスピードがあって力強いシュートになります。

まるでベースボールのホームランバッターがするスイングに似ているので、バッティングシュートと呼ばれたりもします。

気をつけないといけないのは、ただ力任せにパックをぶっ叩くショットではないということです。

ポイントは、パックの手前でスティックを氷面にぶつけることです。

そして、スティックのしなりを利用して打てば、より威力のあるショットを放てるようになるのです。

メリットとデメリット

強いショットなので、ディフェンスラインから打つこともできます。

また、振りかぶって打つモーションは、全てのショットの中では一番ダイナミックでかっこいい打ち方と言えます。

ただ、モーションが大きくなる分、インパクトまでに時間がかかってしまい、相手にブロックされやすくなるのが欠点です。

また、インパクトからゴールまでに距離があると、キーパーが上級者であれば、

パックがゴールに到達するまでにシュートコースを読んで簡単に止めてしまいます。

通常は、フォワードがキーパーの手間で、パックに触れることでシュートコースを若干ずらしたり、

シュートコースをキーパーから隠すことでゴール決定率が上がります。

バックハンドショット

アイスホッケー

打ち方

バックハンドショットは、スティックのバックハンド側で打つショットです。

威力はないので、遠目からバックハンドショットを打つことは有効ではありません。

できれば、キーパーをかわして、相手ディフェンスがプレスする前に放ちたいショットです。

メリットとデメリット

本来は、どのショットもボトムハンドで打った方が強い弾道になります。

そこをあえて、バックハンドで打つので、キーパーの意表を突くことができる反面、スピードがないので、キーパーにセーブされやすくなります。

ゴール前の今放てば確実にゴールを決められるという状況で使いましょう。

フリップショット

打ち方

フリップショットは、スティックでパックの下をスクって打つことで、パックを浮かせるショットです。

サッカーで言うループシュートのイメージに似ています。

メリットとデメリット

キーパーの動きを読んで打つ頭脳的なシュートになります。

トリッキーなプレーで高い弾道なので、ゴールが決まれば、観客は盛り上がること間違いないでしょう。

ただし、キーパーの動きを冷静に読んで、ショットするタイミングを見計らう余裕が必要です。

当然、高い技術がいるので、初級者には難しいショットになります。

まとめ

アイスホッケー

最後にショットのポイントをまとめると

・手首を巧みに操ってショットに強弱をつける
・スティックをしならせることで強いショットを打つ
・ディフェンスやキーパーの動きを見て、どのショットを選択するか瞬時に判断する

これら3つのポイントを頭に入れつつ、何度も反復練習を行い、からだに覚え込ませることでうまいショットが打てるようになります。

まずは、基本のスイープショットから練習を始めましょう!

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