マラソンは紀元前に誕生したと言われています。
そのため、最も歴史のあるスポーツと言っても過言ではありません。
そんな歴史あるマラソンだからこそ、多くのうんちく、雑学、豆知識が存在します。
「なんで、そんなこと知ってるの?!」と周りの人からの印象を上げられるようなうんちくを様々な切り口から調べてみました!
では、見ていきましょう。
世界最高のマラソンとは
このマラソン最高! といえるのは、最高所を走るマラソンのことです。
その答えは、、、
エベレストマラソン
山頂ではないですが、エベレストのベースキャンプがスタートなのでその地点ですでに標高5,356m!
下り坂メインのレースでゴール地点でも標高3,446mなのです。
場所が特殊で高山病になりやすいので、出国してスタートラインに立つまで約2週間も手続きに時間がかかると言われています。
登っていくにつれて、明らかに酸素が薄くなり、脳に酸素が十分供給されないので、高山病にかかるリスクがあります。
こんな過酷なマラソンに挑戦しようと思えるだけでもすごいですよね!
過酷すぎるマラソン
過酷すぎる大会は、北極、南極で開かれるマラソンに決定です。
北極マラソンと南極アイスマラソンがあり、ともにマイナス30度の中を走るため、肌を露出できません。
そして、給水所には水の代わりに熱いスープが用意してあるそうです。(走りながら、飲めるのか?という疑問アリ)
特殊な場所ということもあり、輸送費や食事を含めた参加料は、なんと100万円を余裕で超えるそう。
エベレストマラソンは、人間の能力の範囲内のような印象ですが、北極マラソン、南極マラソンまでいくと、もはや人間の能力を超えてますね。
100万円以上の参加費という時点でかなりハードルが高いので、一般人では参加するのさえ難しいでしょう。
どんな人が参加しているのかが気になります。
子供はマラソン禁止のケースも
日本では、子どもの発達障害を防ぐため、フルマラソンの参加資格が満18歳以上で高校生不可となっていることが多いです。
しかしケニア、エチオピア、中国ではジュニア用マラソンがたくさんあり、
2014年のドバイマラソンを2時間4分台で優勝したのはなんとエチオピアの18歳の青年でした。
またホノルルマラソンの参加資格は満7歳以上となっています。
国によって、参加年齢のレギュレーションはかなり異なります。
保守的な日本は、子供のフルマラソンを認めない風潮が根強く残っています。
筋肉や臓器にかなりの負担がかかるスポーツなので、子供のフルマラソンを日本で認められるのは、まだまだ先になりそうです。
皇居ランのきっかけは銀座のホステス?
市民ランナーにとって人気の皇居ラン。
実は、銀座のホステスさんが人気の火付け役と言われています。
そもそも皇居ランが生まれたきっかけは、1964年11月1日に開催された「皇居1周マラソン」です。
これは、皇居に近い銀座のクラブやバーの経営者が主催したマラソンレースで、参加者はお店で働くホステスたちでした。
そのため、スタート時間は真夜中というユニークなものだったそうです。
今でも皇居ランは人気です。
場所柄、警護している警察官の方が多くいるので、女性が夜に走っても、安心ということで、人気のようです。
ジョギング直後にお腹が痛くなる理由は?
ジョギングしてすぐに、お腹が痛くなったことありませんか?
所説ありますが、その原因は「脾臓」にあると言われています。
普段の生活で、脾臓がフィーチャーされることはあまりないですが、この臓器とても重要な役割を担っています。
血液中の赤血球を貯蔵しておくだけでなく、古くなった赤血球や血小板を破壊してくれます。
さらに、“血液をストックしておく保管庫”でもあり、血液の量の調整するというとても重要な役目も担っています。
ジョギングを始めると、体の中の筋肉や脚が、より多くの血液を必要とします。
その結果、脾臓が反応し、ギュッと収縮して、全身に血液を送り出します。
縮むとき、痛みを伴うため、「ジョギング開始直後に脇腹が痛くなる」というわけです。
特に痛みを伴うのが、食べた後すぐのジョギングです。
食べ物を消化・吸収するために、大量の血液が胃や腸の周りに集まります。
そんな状況で走り出すと、今度は筋肉や脚にも大量の血液が必要となるため、脾臓はフル稼働しなくてはなりません。
いつも以上に、ギュギュッと収縮して、痛みが激しくなります。
だれしも、このような経験をしたことがあると思いますが、実は体の中で、こんなメカニズムが起こってたのですね!
那覇マラソンは日本一
12月に開催される沖縄・那覇マラソン。
日本では、冬真っただ中ですが、時期によるものの、沖縄の12月は肌寒い気候で、むしろ、マラソンランナーにとっては快適なくらいです。
そんな那覇マラソンですが、何が日本一かと言えば、、、
ホスピタリティです。
とにかく地元の人の沿道の応援が温かいです。
声を出して応援してくれる人、飲み物や食べ物を無料で提供してくれる人、中には、疲れた筋肉をマッサージしてくれる人もいます。
(途中でトイレに行きたくなり、トイレを貸してくれる心優しい人もいるようです。)
マラソン経験者なら誰しも経験あると思いますが、とても過酷なスポーツなので、何度も途中で心が折れそうになり、リタイアしたくなります。
そんなしんどい時に、地元の方々のアツい応援があなたを後押ししてくれること間違いありません。
「ここまで優しくサポートしてくれたのに、こんなところで、リタイアしてたまるか!」と自分を奮い立たせることが出来るでしょう。
アップダウンの激しいコースなので、事前の準備は必要ですが、これからフルマラソンを始めてみようと思う方は、那覇マラソンがおススメです!
二日酔いで走っても平気?
結論から言うと、絶対NGです。
二日酔いの状態で激しい運動するのは、避けましょう。
走って汗をかき、体からアルコールを排出しようと思う人はいるかと思いますが、これは、体に相当な負担をかけてしまいます。
残っているアルコールによって身体全体の感覚が鈍い状態となっているので、いつも通りに走っているつもりでも、
筋肉や関節を痛める危険があるだけでなく、内臓には運動することでさらに負担がかかってしまいます。
とにかく水をしっかりと飲み、歩くかジョギング程度にして、ゆっくり身体を動かしながら身体の感覚を取り戻すのが賢明です。
まとめ
歴史あるマラソンだからこそ、いろんなうんちくが存在していることが分かりました。
今は世界中で健康ブームが高まりつつあり、マラソン人口も増えています。
そのため、これからも、マラソンに関するうんちく、逸話は、増えていくことでしょう。
もし、この中で、面白い!と思って頂けるネタがあったら、是非、誰かに披露してみてくださいね!