テニスで「ボールを潰れる」とたまに聞いてことがありますがどういうことでしょうか。
あのテニスボール(ゴムの塊)が簡単に潰れるはずがないと思います。
実はテニスボールは潰れるんです!その意味は、テニスプレーヤーの連続写真を見てみるとボールが潰れています。
テニスボールが何かに踏まれて潰れてしまうのではなく、
テニスラケットの衝撃でボール(幅65mm)が抑えられ潰れてしまっているということです。
テニスボール仕組みやテニスボールが潰せるようになるとメリットがあるのか、
それにはどんな練習をすればいいのかなど詳しく説明していきます。
テニスボールの仕組み
テニスボールの中身はどのようになっているのでしょうか。テニスボールについて調べてみました。
テニスボールの構造
ボールの外観は、フェルトと円形のゴムでできています。フェルトの差はスピンの性能や打球感が違いがでます。
中身は、コアと言われる空洞になっています。テニスボールが足に当たるとかなり痛いので
ゴムの塊かと思っていましたが意外シンプルなんですね。
潰しやすいテニスボール
【DUNLOP】ダンロップ FORT テニスボール
素材 | ウール・ナイロン・コットン |
コア | 天然ゴムマイルドな打球感。耐久性に優れている |
テニスボールが潰せるようになるメリット
テニスボールが潰せるようになるとどんなメリットがあるのでしょうか。
- コントロールが上手くできるようになる。
- スピン量が上がるようになる。
- バウンドした後のスピードが上がるようになる。
通常、バウンドした後のボールのスピードアップは30~40%まで下がってしまいます。
ボールを潰せるようになることで50%くらいまでに抑えることができるようになります。
※テニスボールが潰れるということは、ラケットスピードの速さと正確な当たり方で変わります。
もちろんですがスイートエリアであることも条件の一つです。
ラケット選び方
テニスボールを潰せるようになるには、技術とそれに値する条件に似合ったラケットが必要な場合もあります。
初心者からテニスボールを潰せる技術を磨くのは、かなり難関です。
練習を積み重ねながら上を目指して行きましょう。
ステップアップしていきながらラケットを変えて上級者を目指しましょう。
今回は、テニスボールが潰せるようなスピード感のある技術が身につくおすすめのラケットを紹介していきます。
是非参考にして下さい。
◎ラケットを選ぶポイント◎
①ラケットの重さ
相手の攻撃の強いショットにも押し負けないので安定性が保てます。 ②スピンorフラット 自分のスタイルでラケットの種類を決まります。スピンが多めなのか、フラットが多めなのかでラケットを選びましょう。 ・スピン系ラケットは、ラケットの面積が大きめで面が厚めになっている。 ・フラット系ラケットは、ラケット面積が小さく面が薄くなっている。 ※ボールを強く飛ばすには、ラケット面が厚いものを選びましょう。またラケット面が大きいほどボールが打ち間違えることが少くなります。 ③スタンスの違い ・オープンスタンツ(トップライトのラケット) ・クローズドンスタンス(トップヘビーのラケット) |
おすすめするラケット5選
Babolat ピュアアエロ 硬式テニス
Amazonより引用
フェイスサイズ | 100インチ |
重さ | 300g |
ストリングパターン | 16/19 |
バランス | 320mm |
・反発力が強く、バウンド後ボールも安定し高く跳ねる。 |
Bbolat ピュアドライブ 2021 硬式テニス
Amazon引用
フェイスサイズ | 100インチ |
重さ | 300g |
ストリングパターン | 16/16 |
バランス | 320mm |
フレームが硬めで安定感がある。打球感がクリアにあった。 |
YONEX EZONE 2020 98 ヨネックス
amazonより引用
フェイスサイズ | 98インチ |
重さ | 305g |
ストリングパターン | 16/19 |
バランス | 315mm |
ボールの弾きとノリで深みが出しやすくなり、強い力のあるショットが打てます。 |
DUNLOP SX300 TOUR ダンロップ 硬式ラケット
Amazonより引用
フェイスサイズ | 100インチ |
重さ | 310mm |
ストリングパターン | 16/19 |
バランス | 315mm |
安心して打ちやすく、スピンがかけやすい。上級者向けでもハードルが高くないので打ちやすい。 |
テニスボールが潰れる基礎練習法
ただ速くスイングをする練習をしていても悪循環になります。
もう少し練習の内容を見直してみましょう。
テニスボールが潰れるまではいきませんが今、行っている基礎練習に工夫をしてみることも大切です。
重いボールを打つ3つポイント
- フットワークを意識しながら打点するときにベストな位置に当たるように練習する。
- ガットの真ん中より少し上にボールが当たるように意識しましょう。ガットに当たればより速い強いボールを打つことができます。
- 自分のパワー活かせるように鍛える必要があります。インパクトの瞬間にその力で脱力スイングを意識しながらする。
- 重いボールが打てる人とラリーをしてしていくうちにそのペースに慣れることができます。相手に打ち負けないパワーがあるボールを打つことができるようになります。
- 身体をリラックスさせます。あまり身体が緊張感状態でいるとスイングも固くなります。力を出すタイミング練習を行う事も大切です。
テニスボールを潰す基礎的な練習方法について動画を参考も参考にして下さい。⤵︎
まとめ
テニスボールが潰れることについて説明していきましたが、上級者の方でもとても難しいことです。
いくつかの条件はあってそれがクリアできたときにボールが潰れる瞬間が見えます。
プロテニスの試合でテニスボールが潰れている瞬間を見ることもできるかもしれません。
ワンランク上を目指したい方は、自分のスイングを観察してみたり、
ガットの当たっている位置や基礎練習の仕方を見直してみるとよいでしょう。
技術以外のもラケットを変えてみることでステップアップできるきっかけになるかもしれません。
練習をしてもなかなか上達しない方にも参考になると思います。
テニスボールが潰れるくらいのスピードがだせるように今の練習法に取り入れてみてはいかがでしょうか。
最後までご覧頂き誠に有難うございました。