水中の格闘技こと水球のあるあるを一挙紹介!水の中で!?

激しいボールの奪い合いが水中で繰り広げられる水球

水泳競技の中ではマイナーと言われていますが、2014年にドラマ化された水球ヤンキースを皮切りに、日本でも認知度が高くなってきました。

テレビなどでは中々放送がありませんが、一度ゲームを見ると、

プレイの激しさやスーパーテクニックに度肝を抜かれ、水球ファンになったり、実際に試合を観戦しに行く人も珍しくありません。

そんな水球ですが、他のスポーツと同様に、競技ならではのあるあるネタがあり、水球経験者しか分からない苦労やエピソードが数多くあります。

今回は、水泳競技で唯一の球技、水球のあるある話を練習から試合を通して解説していきます。

水球とは

水球は、プールを使って行う球技で、ゴールキーパーを含めた7人のチームで構成されます。

8分を4回に分けて、1回目と3回目に2分間のインターバルが設けられています。

2回目は5分間のハーフタイムがあり、インターバルとハーフタイム時のみプールから出ることが許されます。

常に立ち泳ぎを続けなくてはならないため、体力の消耗が全スポーツの中で一番激しいことが大きな特徴です。

水の中の格闘技

水球は、攻撃を開始してから30秒以内にシュートをすることがルールに定められています。

そのため、素早く泳いだりして相手ゴール前に移動しなければなりません。

しかし、相手チームも易々と攻撃を許しませんので、相手ディフェンダーは審判に見えない所で様々な妨害を仕掛けてきます。

プレイの激しさは、一度見ると病みつきになるほどエキサイティングです。

水球を観戦した人は、水の中の格闘技という言葉に納得をしてプレイを楽しんでいます。

逆三角形の肉体美は必見

水球は、水の中で行うスポーツですので、身体への負荷が陸上に比べて何倍もあり、

練習や試合が終わった後、立てなくなる選手も珍しくありません。

身体への負荷が相当かかるため、筋肉の発達が著しいものになり、水球選手の身体は逆三角形の素晴らしい身体が出来上がっています。

まるで美術館に飾られている彫刻のような肉体の美しさは必見で、水球の男子日本代表選手をポセイドンジャパンと呼んでいます。

水球あるある練習編

水球という競技は、水の中で競技をおこなうため疲労が激しく、試合に向けて過酷なトレーニングを毎日積んでいます。

しかし、過酷なトレーニングを積んでいても、周りに理解されづらかったり、水球部だから水泳部と仲が良いと思われがちです。

水球経験者ならではの練習あるある話と、少し切なくなるあるある話を解説していきます。

アニマルという練習がある

水球では、アニマルという水球ならではの練習メニューがあります。

アニマルと言えば動物をイメージしがちですが、水球のアニマルは水中でポジションを保つことと、

相手が水中に沈めてくるのを防ぐ、水球の試合をこなすのに必要な要素が詰まった練習法です。

ボールを持っていると、相手はプレイヤーを押してきたり動きを遮断したりしますので、水中で巻き足をしたり、

自在に力を入れて踏ん張りをつけたりする能力が、アニマルをすることによって身につきます。

水泳部と関わりがない

水球は、プールを使って練習をしますので、水泳部と仲が良いと思われていますが、実は水泳部とはほとんど接点を持ちません。

水泳部や水球部の強豪校となると、専用のプールが設置されていますが、普通の学校はプールが一つしかないため、

水球部がプールを使用している時は、水泳部は屋外などで別のトレーニングを積んでいます。

そのため、水泳部と水球部が顔を合わせることが学校によっては全くなく

実は水泳部だった、水球部だったことを知らないまま卒業してしまうこともあります。

水球あるある試合編

水球は水の中の格闘技と言われているように、ボールを持っている相手に激しくコンタクトする姿は正に迫力満点です。

実際に試合を観戦したり、テレビで水球を見るのはほとんど水の上ですので、水中では何が行われているのか分からないこともあります。

そして、水球のルールはプールのサイズから厳格にルールが定められているのが大きな特徴です。

ここからは、水球経験者が納得する水球の試合あるある話と、思わず驚く水球のルールあるある話を紹介していきます。

蹴る沈めるは当たり前

水球は、全スポーツの中でも一試合あたりのファール数が最も多いスポーツとして有名です。

水球は、ボールを保持していない選手に対して手で押さえたりすることは禁止されていますが、審判の見えないところで行われています。

そして、水中ではボール保持者を水中に沈めたり押したりしてディフェンスを行います。

ボール保持者に対して沈める行為は反則にならないのもあるあるです。

プールの水深は2メートル

水球で試合を行うプールのサイズにルールがあり、幅が35メートル、長さが20メートルと定められています。

そして水深が2メートル以上と定められていますので、水中で立つという行為ができる選手はごくまれです。

普通に水中にいるだけで溺れてしまうので、クロールの他に立ち泳ぎができるのも、水球選手にとって必須のスキルです。

プールの水温は規定がある

水球で試合を行うプールは、サイズの規定と水深が定められていますが、プールの水の温度も規定があります。

水温は26度に定められていて、誤差がプラスマイナス1度、つまり25度から27度の水温に保たなくてはいけません。

また、水球では顔と顔をぶつけることが日常茶飯事ですので、ゴーグルの着用が禁止されています。

水球経験のある有名人

水球の競技人口は約5000人と言われており、競泳などの水泳競技と比較しても人口が少ないため、あまり馴染みがありません。

しかし、マイナーな水球を経験してきて有名人になった人も多くいます。

誰もが知っている水球経験者の有名人を紹介していきます。

吉川晃司

「モニカ」など、数多くのヒット曲を世に送り出してきた吉川晃司さんは、水球経験者であったことはあまりにも有名です。

有名ギタリスト布袋寅泰さんとのユニットCOMPLAEXではボーカルとして活躍し、ソロとしても数々の名曲を作ってきました。

歌手の他に俳優としても活躍していて、有名ドラマ「下町ロケット」では財前道生役を努め、

「探偵・由利麟太郎」では主役の由利麟太郎役に抜擢されています。

水球は中学生の頃から活躍し、世界ジュニア選手権大会の日本代表選手に抜擢され、高校時代は2年連続で最優秀選手にも選ばれました。

水球経験から体育会系と有名で、マネージャーに殴られても平然としていたというエピソードは、ファンの間で語り草となっています。

じゅんいちダビッドソン

元サッカー日本代表、本田圭佑選手のものまねでブレイクしたじゅんいちダビッドソンさんも水球経験者です。

水球経験者を活かして、じゅんいち水球クラブという名前を使っていたこともあります。

水球のエピソードを活かした漫談をライブで行っていて、ボールスポーツで片手でキャッチしたがるや、変な掛け声などを披露しています。

落語家の桂かい枝さんは、じゅんいちダビッドソンさんの水球部の先輩だったことも有名なエピソードです。

まとめ

オリンピックなどの大規模な大会以外、中々見ることができない水球ですが、

一たび試合を観ると、ダイナミックなプレイに酔いしれること間違いなしです。

そして、水球の試合をみるとあるある話を思い出して、思わず笑みがこぼれたり、なるほどと納得する場面も多く出てくることでしょう。

普段、見る機会が少ない水球ですが、YouTubeなどで水球の動画が沢山あがっていますので、ぜひ一度視聴してみることをおすすめします。

一度水球を見たら病みつきになり、実際の試合を観戦してみたくなります。

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