【徹底調査】もっとも疲れるスポーツ・水球をとことん調べてみた!

どのスポーツが一番、疲れるのでしょうか?

スポーツをやったことのある人なら、誰しも考えたことのある質問ではないでしょうか。

サッカー、ラグビー、マラソン、バスケットボールなどのように、体力的に激しいスポーツはたくさんあります。

一方、テニス、ゴルフ、フェンシングなど、体力面よりも精神面でハードなスポーツも多くあります。

数あるスポーツの中でも、もっとも疲れる、ハードなスポーツと言えば、水球でしょう。

ハイレベルな試合の場合、試合の前後で、体重が5キロ変わると言われているほど、カロリー消費の激しいスポーツなのです。

一番消費カロリーが高い水泳と、水中でのラフプレー、相手に合わせて素早く泳ぐ瞬発力。

この全てが合わさったのが水球というスポーツなのです。

では、水球がなぜこんなに疲れるスポーツなのか、見ていきましょう。

水球ってどんなスポーツ?

水球は、30×20メートル水深2メートル以上のプールを使って7対7で行う球技です。

プールの両サイドにゴールが備え付けられていて、8分×4セットの間で、より多くの得点を取ったチームが勝利となります。

ルール自体はとてもシンプルで、サッカーやバスケットボール、ホッケーに近いと言えるでしょう。

水球観戦の際に、注目されるのは、水より上で行われている様子ですが、水より下で行われていることはまさに過酷

全力のクロールに加えて、カモの水掻きのように、足を動かし泳がなければならないので、消費カロリーは半端ではありません。

一般的に、体重60キロの人が、8分×4セットを戦った場合、消費カロリーはおよそ500~700kcalに達すると言われています。

試合だけでなく、練習も過酷です。

日ごろから、3キロ泳げ、5キロ泳げとコーチから指示が来ます。

立ち泳ぎが出来るようになるために、10キロほどの重りをつけて、泳ぐこともあるようです。

これだけでも過酷なのですが、水の中で戦うスポーツならではの厳しさがあるのです。

次からはそのあたりを詳しくみていきたいと思います!

水温と疲労の関係

なぜ、水の中に入った後、疲れを感じやすくなるのでしょうか?

走った後と泳いだ後を比較してみましょう。

走った後は、体は疲れていても、頭は冴えています。

これはpost-workout insomnia (運動後・ワークアウト後不眠)と呼ばれる体の自然な反応です。

体内のホルモンや運動中の体温上昇の影響、自律神経系の交感神経優位な状況などが重なって一時的に眠気が吹っ飛んでしまうのです。

一方、泳いだ後は、体だけでなく、頭も疲れている(眠たくなる)といった感覚に陥ったことはありますよね。

同じ運動なのに、なぜこんなに変わるのでしょうか?

その答えは「水温」にあります。

海やプールに入ると人間の体温は陸上にいるときに比べて、比較できないほど速く下がっていきます。

体温が下がると、人間の体は、何とか正常を保とうとして、対内反応が活発になります。

結果的に、体内エネルギーを大量に消費することになり、これが、体を疲れさせる原因なのです。

日差しと疲労の関係

屋内プールでは日差しを考慮する必要はありませんが、屋外プールの場合、日光の影響をかなり受けることになります。

それが、紫外線(日焼け)による疲労です。

日差しの影響で皮膚が日焼けすると、そこから回復しようと体内活動が活発になります。

結果的に、エネルギーが消費され、疲労に繋がるというメカニズムです。

皮膚の再生には体内の水分レベルが非常に重要で、水分を皮膚の表面に多く回して治癒プロセスが進んでいきます。

そうなると本来は汗として使われるはずの水分が不足気味になるので体温調整がスムーズにいかなくなります。

その結果、余計に体がエネルギーを消費して体温調整を行い悪循環で疲れがどんどん溜まっていくのです。

日焼けはお肌の大敵でしっかり日焼け止めで対策している方も多いと思いますが、実は疲労感の大敵でもあるのです。

泳いだ後の疲れ対策

水温対策

まず水温についてですが、プールの水温に自分のコンディションを合わせていくことが重要です。

水温が低い場合、厚手かつ長袖のラッシュガードを着て、体温が低くならないように努めましょう。

一旦水から上がる場合は濡れた身体を自然乾燥に任せてはいけません。

タオルドライでしっかりと水分を拭きとっておきましょう。

濡れたままの体だと水が蒸発した時の気化熱でどんどん体が冷えていくので、

すぐに水を吸収しさらに保温効果も期待できるバスローブはオススメアイテムです。

練習後、シャワーを浴びるときに、下がった体温を上げるために、出来るだけ水温の高く設定してみるのも良いでしょう。

時間があれば、ゆっくりとお風呂やサウナに入るのも効果的です。

その後、上がった体温が下がる過程で再び眠気が襲ってきます。

その時には、体温を保つために厚手の服を着込んで体が温かい状態をキープ出来るように意識しましょう。

日差し対策

屋外プールで練習する際は、日差し対策が重要です。

日焼け止めクリームをしっかり塗ったり、ラッシュガードを着用して、ダイレクトに日光を浴びるのを避けましょう。

日焼け止めは、ウォータープルーフ機能のあるものを選ぶのが基本です。

それに小まめに塗りなおすことも忘れずに。

おおよそ60分から80分のサイクルで日焼け止めタイムを設けて、体のケアをしていくと良いでしょう。

タオルで体を拭いた後に、日焼け止めクリームの効果も落ちてしまうので、タオルドライ後は、めんどくさがらずに、日焼け止めを塗りましょう。

終わりに

水球がいかに疲れるスポーツなのか、分かりましたね。

水面下では、常に足を動かしているのは、一般人では想像できないほどの疲労が溜まります。

そして、何といっても、水温と疲労の関係、日差しと体温の関係といった泳ぐスポーツゆえに避けられない問題もあります。

しかし、しっかりと対策を重ねることで、いくぶん、疲労を抑えることが出来ます。

もし水球に興味があり、これから始めようとしている方、すでに水球をやっている方には、是非、トライしてみて欲しいです!

そうすることで、もっともっと水球が楽しくなることでしょう!

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