みなさん、水球というスポーツはご存知でしょうか。
まだマイナーなスポーツではありますが、今後メジャーになるのではないかと予想されるスポーツでもあります。
水球がマイナースポーツの理由として、競技人口が少ないこと、競技できる場所が限られていることが挙げられます。
水球の魅力は、メジャースポーツと同等にたくさんあり、知れば知るほどにハマっていくスポーツではないでしょうか。
そんな水球ですが、題材とされた漫画はあるのでしょうか。
水球に興味がある人は、気になるところですよね。
さて今回は、水球を扱った漫画やアニメをご紹介したいと思います。
読めば、アナタも水球の魅力に、心奪われる…かも。
おすすめの水球漫画
まずはおすすめの水球漫画を紹介します。
BFボーイズ バトルフィニッシュボーイズ
引用:Amazon
作者は、木村謙午(名義)さんの作品です。
1993年から連載されたようですが、初代の水球漫画作品と言ってもいいのかもしれませんね。
素潜り少年である速水勇と、水の貴公子である高城満が出会い、念願の水泳部に入部。
と思いきや、校長の意向で水球部へ強制的に入部させられます。
同じように、強制的に入部させられた5人とともに水球道が始まります。
だれひとりとして、求めてなかった部活に入部させられるのですが、次第に水球の素晴らしさや友情の美しさを学んでいきます。
与えられた場所で、切り開いていく。人生に食わず嫌いは必要ないのかもしれませんね。
感慨深くなりましたが、こちらの作品はスポーツ根性ギャグ漫画です。
スポーツとは楽しいものと、忘れかけていた初心にかえることができる作品かと思います。
現在では、古い作品であることもあり、なかなか入手できない状況のようです。
巡り会えた際は、食わず嫌いせず、読んでみるのもいいかもしれませんね。
ハンツー×トラッシュ
引用:Amazon
作者は、こばやしひよこさんです。
水球漫画にくわしくなくても、こちらは知ってるって人もいるのではないでしょうか。
何をやってもダメダメな高校生、浜路洋平(はまじようへい)が不純な動機で水球に入部します。
その動機のひとつに、2年エースである萩原千聖(はぎわらちさと)の水着姿のプロポーションに惹かれたことも後押しになりました。
ちなみに、ハンツー×トラッシュのタイトルですが、ハンツーは水球のパフォーマンスでいう「ハンツーハンドシュート」から付けたようです。
トラッシュとは、ガラクタとかクズとか、そういった意味ですね。
トラッシュな高校生男子の、不純な動機から、始まった水球部生活。しかし、次第に水球の魅力に惹き込まれていきます。
果たして、トラッシュな高校生男子は、水球も恋もうまくいくのでしょうか。
ジャンルは、艶笑コメディ・スポーツ漫画とされてますが、コメディ感強めなのかと思います。
なんといっても、描かれている女子が可愛い+色気たっぷりな仕上がりです。
トラッシュな動機も共感できるのでは。
水球について、くわしく知れるわけではないですが、一般的に読みやすく、人気の漫画であることは間違いなしです。
マリアナ伝説
引用:Amazon
ゆうきまさみさんと田丸浩史さんの共作による、シンクロギャグ漫画です。
水球部に所属している、男子高校生寺澤が、美しさを求め、シンクロナイズドスイミングに目覚めます。
現在では、アーティスティックスイミングと名称が変わった競技ですね。
水球漫画と呼んでいいのかわかりませんが、水球部をシンクロ部に変えたいと計画するストーリーとなっています。
男子シンクロをテーマとしていますが、もはやシンクロでもアーティスティクでもないのかもしれません。
登場人物も主人公だけではなく、謎の水泳爺さんやセクシー教師、そして変態水球仮面と奇抜なラインナップで繰り広げられます。
疲れているときに、クスッと笑えることは間違いない作品ではないでしょうか。
最終回が田丸浩史さんらしいと評判ですが、気になる方は、ぜひお手にとって頂ければと思います。
ちなみに、マリアナ伝説DEEP(全2巻)は新装版とのことです。
おすすめの水球アニメ
続いておすすめの水球アニメを紹介します。
RE-MAIN(リメイン)
引用:Amazon
こちらは、漫画ではないのですが、水球をテーマにした貴重なアニメのため、ご紹介します。
脚本家は西田征史さんです。
水球を題材に、部活の仲間と家族の群像劇を描いた作品になっています。
西田征史さんは学生時代に、水球を経験されているとのこと。
40歳を過ぎて、ふと人生を振り返ると水球の経験が、その後の人生に影響を与えていることに気づいたようです。
経験者が描く水球作品のため、内容もより忠実に描かれているのではないでしょうか。
これは、興味が湧いてきてしまいますね。
物語りの内容は、主人公である清水みなとが、事故により中学3年間の記憶なくし、目覚めるとこから始まります。
なんと、この主人公は、中学時代に水球で全国制覇している選手なんです。
そして記憶を失いつつも、高校で再び水球部に入ることになります。
そこで繰り広げられる、水球仲間との友情や、重い家族関係など、回を重ねるごとにハマっていく内容です。
以前の実力の差からくる葛藤や、それでも努力する姿に応援せずにはいられない。
感動だけではなく、ちゃんとギャグシーンもあり、笑って泣いて楽しめる、そんな青春スポーツアニメです。
絵も綺麗で、躍動感もあり、なんといっても描かれている筋肉が美しい。筋肉フェチの方も、ぜひ観てみてはいかがでしょうか。
まとめ
今回は水球を題材とした、漫画とアニメについて紹介させていただきました。
やはり水球漫画やアニメは、メジャースポーツより数は少ない印象ですね。
そのため、貴重な作品たちとも言えるでしょう。
水球漫画はギャグ漫画が多いようですが、楽しく水球について学べるかもしれませんね。
水球をすでに知っている人も、はたまた知らない人にも、拝見していただければと思います。
きっと水球のトリコになる…はず。