少年野球や草野球などで、ボールを怖がるな!や体に当ててでも前に落とせ!
なんて監督やコーチなどから怒鳴られた経験のある方も多いのではないでしょうか。
野球のボールには軟式と硬式がありますが、野球初心者や子供たちにとっては、当たると当然に痛いです。
野球のボールに当たると痛い=怖いという事になります。
では、野球のボールを怖がらないようにすることは可能なのでしょうか?。
野球ボールが怖い! 怖い原因とはどういう事なのか?
野球をしていると、守備でも打者でも野球ボールが体に当たることが、絶対的に出てきます。
見ている人にとっては、何やってんだ!デッドボールでラッキー!なんて思っていたりするのです。
しかし、野球ボールに当たった人にとっては、軟式・硬式に関わらず、非常に痛いのは当たり前になります。
- 人間にとって痛いという事が体が覚えてしまうと怖いと感じてしまう。
- 自分の技量以上の野球ボールの速度を目の当たりにすると怖さを感じる。
怖いというのは、人間の防御機能が正常に働いているという証拠でもあるのです。
これは少年野球からプロ野球の選手までが、野球ボールに対して怖いと感じています。
軟式でも硬式でも速い打球や速いボールが内角ギリギリに来たボールの場合には、体はどうしても逃げてしまうのです。
昔は確かに根性論的な風潮がありましたが、基本的には野球ボールはスポンジボールと違って硬いですから、
硬いボール=当たると痛いというイメージがすでに出来上がってしまっているためになります。
痛い経験をしたくなければ、バッターであれば逃げる技術を身に着けたり、守備であれば、
イレギュラーなどでバウンドが変化したときにはケガをしないように避けることが出来るような技術を身に着けるしかないのかもしれません。
野球ボールが怖い!を克服する方法はある?
野球ボールが怖いのは、プロ野球の選手でも当たり前です。
デッドボールで骨折してしまったり、頭部に当たってしまって選手生命が奪われる可能性も秘めているからです。
ただ、プロ野球の選手となると野球ボールに対しての技術力や対応力が、少年野球や高校野球の選手などよりも優れているだけになります。
プロ野球の選手は野球ボールに対して逃げる技術が非常に高いという事なのです。
考えて見てもらえば、バッターなどは150㎞のストレートが頭に向かってきた場合に体の反応が異常に速いことがわかります。
ただ、この逃げる技術はかなりの経験がないと習得できませんから、プロ野球の選手以外はヤバ!! と思った瞬間には、
大げさにでもいいですから逃げるように心がけることです。
ヤバイ! と思ったら逃げるが勝ち!?
野球ボールが怖いというのは、基本的には克服することが誰もができないのです。
ですから、野球ボールが怖いというのを克服するのではなく技術を身に着けることになります。
高校野球の選手は少年野球の速い内野ゴロなどは軽くさばいてしまうはずです。
これは、怖さを克服したわけではなく、自分の技術が向上したからという事になります。
守備の場合には、速いボールが飛んでくることが、多々ありますから、「逃げるな!」なんて言われても怖いですよね。
それは、そのボールの速さが自分の技術以上の速さという事になるのです。
逃げるな!というよりも逃げろ!の方が選手にとっては、ボールをよく見る力が付いて来ることにもなります。
ただ逃げていただけでは、どこにボールがあるかわかりませんから、
逃げろ!といった時にはボールの位置が何処にあるのかを確認することが意識的植えこまれ、怖いという感覚がそがれるという事になるのです。
野球ボール怖いのは、克服できなくても目先を変える!?
野球ボールが怖いという事が克服することが出来ないというのは、人間の本能になります。
野球で守備でどうしても怖い! と感じてしまうのは、それは、打球の正面でボールを取ろうとするために怖さを感じることになるのです。
どうして?とおもわれるでしょう。
ボールを正面で腰を落として取れ!と教えてもらった方が多いはずです。
確かに基本なのですが、これだと、ボールと自分が一直線の位置に来ると、打球の速さによってはボールとの距離感が違って見えることになります。
たまに、プロ野球でも見事なトンネルをするシーンがありますが、
それは打球の速さと自分の目線が一直線になったために距離感がつかめなくなり、グローブを出すタイミングがずれてしまうためなのです。
今まで習ったのはウソ!?と思われるかもしれませんが、
これは打球が思った以上に速かった場合であって、自分と打球の速度がマッチしていれば、正面で打球を取るのが一番安全になります。
野球ボールの速度が自分とマッチしていない場合はどうすればいいのか
先ほど紹介しましたが、打球を正面で取るのが基本ですが、打球の速さが自分の思っていた速度と違うと、
目線が一直線上に重なると距離感がつかめなくなってしまいます。
このように、打球の速さが思っていた以上に速いと感じた場合には、右投げの方はグラブを左足の前に出して速い打球を、
一直線で見るのではないので距離感を間違えることはありません。
正面で取れ!といわれるかもしれませんが、実はこちらの方が速い打球を取るには適しているのです。
また、正面に入らなくてもいいという安心感も出てきますから、野球ボールの速い打球を怖いという意識から安心感に変えられることになります。
取れない場合には、胸に当ててボールを前に落としてから送球しなさい! なんて、怖くてできないのは当然なのです。
野球ボールは、イレギュラーもしたりしますから、それに対してもまずは、体に当てるのではなく、逃げることです。
逃げるときには、ボールの行方を追っていますから、怖さの意識からボールを意識するようにシフトしますから、
この瞬間だけは怖さを忘れる事が出来ます。
体にボールを当てて前に落とすのは、当たり前のように言われていますが、当たり所によっては肋骨が骨折したりするのです。
折角レギュラーを取れたのに、骨折でレギュラーを外されることにもつながりますから、
無理をして自分の技量よりも速いボールの対処するよりも、まずは逃げる!事が今後の野球人生に影響を与えることになるでしょうね。
まとめ
野球ボールが怖いについて紹介してきました。
- 人間にとって痛いという事が体が覚えてしまうと怖いと感じてしまう。
- 自分の技量以上の野球ボールの速度を目の当たりにすると怖さを感じる。
- 怖いというのは、人間の防御機能が正常に働いているという証拠。
- ヤバ!! と思った瞬間には、大げさにでもいいですから逃げる。
- 野球ボールが怖いというのは、基本的には克服することが誰もができない。
- ボールと自分が一直線の位置に来ると、打球の速さによってはボールとの距離感が違って見える。
- 打球の速さが思っていた以上に速いと感じた場合には、右投げの方はグラブを左足の前に出して速い打球を取る。
などを挙げています。。
野球ボールを怖いと感じる人は少なくあありません。
自分も草野球でキャッチャーをしていましたが、チップしたボールがのどに当たるという物凄い痛い経験をしたことがあります。
何試合かは、バットを振られると怖さがありましたが、その後はチップしたボールに対しては体をそらすように逃げることを心がけていました。
ちょっとした油断でケガをする可能性もありますから、自分では無理と判断した場合には、逃げる!
ということを考えて見てもいいのではないでしょうか。