fpsのe-スポーツプレイヤーの永遠の課題であるのが感度です。
感度は人それぞれ合う合わないがあるため、成果宇はありません。
しかし、感度は時に試合の勝敗を左右します。
そこで今回は、fpsの感度について解説していこうと思います。
感度とは
そもそも感度というものがよくわからない人がいるでしょう。
fpsにおける感度とは、スティックやマウスを動かしたときにカメラが動く距離のことを指します。
感度が高ければ視点移動は速くなり、感度が低ければ視点移動が遅くなるという仕組みです。
また、この感度というのは英語でSensitivity(センシティビティー)であるため、センシと呼ぶ場合もあります。
本記事ではセンシを感度と表記させていただきます。
高感度と低感度のメリット・デメリット
さて、それではここからは感度の高低によるメリットとデメリットをご紹介します。
それぞれの強みと弱みを確認することで、自身がどちらを採用するのがよいかが見えてくるでしょう。
高感度
まずは高感度のメリットとデメリットを見ていきましょう。
一つ目のメリットは、素早くエイムができることです。
感度が高いことで、素早い動きが可能であるため、素早くエイムが可能になります。
しかし、このメリットには落とし穴があります。
それは、細かいエイムが難しいという点です。これは一つ目のデメリットになります。
素早くエイムができるということは、それだけスティックやマウスを大きく動かさずに済むわけです。
しかし、このメリットがあだとなってしまい、細かいエイムをするときに調整が難しくなってしまいます。
敵が来たためエイムを合わせようとするも、細かい調節ができずにズレてしまうということが起きてしまうのです。
二つ目のメリットは、腕が疲れにくいことです。
低感度の場合と違い、高感度の場合はスティックやマウスを大きく動かす必要がありません。
そのため、長時間プレイする場合でも低感度でプレイするよりも断然疲れにくいです。
最後に二つ目のデメリットは、手の震えに反応してしまうことです。
高感度の場合は小さな動きでも視点変更が可能になる反面、手の震えなどにも反応してしまい、予期せぬ場面で視点変更してしまう場合があります。
重要な場面でこの現象が起きるのは避けたいので、プレイ中に手が震えてしまう方は高感度でのプレイは厳しいでしょう。
低感度
次に、低感度のメリットとデメリットです。
一つ目のメリットは、細かいエイムがしやすい点です。
高感度のときとは逆に、低感度の場合は細かいエイムが可能です。
ただしその反面、一つ目のデメリットとして、高感度のときと比べてしまうとエイムにやや時間がかかってしまうことが挙げられます。
これは、スティックやマウスを動かすときにカメラが動く速さが遅いことに起因します。
二つ目のメリットは、手振れがないことです。
高感度の際には、わずかな手の震えでも反応してしまうと書きましたが、低感度の場合そのようなことが起きません。
理由は簡単で、スティックやマウスを大きく動かさなければ視点変更がなされないからです。
二つ目のデメリットは、腕がつかれることです。
スティックやマウスを大きく動かさなければいけないので、当たり前ですが長時間プレイするときには腕がつかれてしまいます。
最後に三つ目のデメリットは、物理的にスペースが必要である点です。
マウス操作の場合に限りますが、低感度の場合はマウスを大きく動かす必要がありますので、自然と広いスペースを確保しなければなりません。
スペースが十分に取れない場合は低感度でのプレイは避けましょう。
総評
細かい操作が得意!という方は高感度を、マウス操作は永遠にできます!という方は低感度でのプレイで実力を発揮できるでしょう。
どちらも自分にはできないと感じているそこのあなた!
まだあきらめるのは早いです。fpsには中感度(ミドルセンシ)というものがあります。
中感度でプレイする
世の中極端な人はそう多くありません。
fpsの世界でもそうであり、そんな人には中感度でのプレイがおすすめです。
名前からわかるとおり、中感度とは高感度と低感度の間です。
「どっちつかずなんて弱い」と思う方もいるかもしれませんが、自分に合わない中で高感度や低感度に固執する方が圧倒的に弱いです。
中感度はどちらのいい面も悪い面もそこそこ備え持っています。
もちろん、高感度や低感度を完璧に使いこなせる人には及ばないかもしれません。
ですが中感度であれば、撃ち合いもそこそこ強く、視点変更もそこそこ快適にプレイすることができます。
まずは中感度でプレイしてみて、そこから自分にあった感度を考えていく形でもいいと思います。
感度管理を忘れずに
「自分に合う感度を見つけた!」という方、ちょっと待ってください。
人によっては、感度をこまめに管理し、変更する必要がある場合があります。
コントローラーやマウスを変更したときには必ず感度調整を再度やってみましょう。
また、その日の湿度や気温によっても感覚が変わってしまうという人もいます。
そういう場合には、その都度感度を見直してもいいかと思います。
ただし、毎回毎回見直すというのは、それだけで成績の停滞や衰退を助長します。
大きな変更はせず、多少見直す程度にとどめて数日は感度を変えないということも必要です。
感度の管理をすることは戦績アップにもつながりますので、定期的に欠かさず行うことを心がけましょう。
まとめ
感度の設定に正解はなく、あくまでも自身の感覚にゆだねられます。
本記事では、感度について説明をしてきましたが、もちろん記事に書かれていない調整方法が自身に合うといった場合もあります。
高感度と低感度の二種類しかないと思っていたあなたは、今日ここで中感度というものを知ることができたと思います。
元々知っていたよ!という方も、本記事で改めて感度について学んでいただけていたらうれしいです。
コツコツとプレイし、自分に合った感度の調整方法を見つけることで、確実に戦績は上がります!
感度の変更後はもちろん成績が落ちてしまうこともあるでしょうが、あきらめずに自分の道を作りましょう!