「ハンドボールをやってみたいけど難しそう。」
「ハンドボールって、ルールとかはなんとなくわかるけど何が魅力なのかわからない。」
そう思っている方も多いのではないでしょうか。
実はハンドボールはすぐに始めやすく、魅力が溢れているスポーツなのです。
ここからはハンドボールの魅力について解説していきます。
ハンドボールとは?
ハンドボールとは手を使ってボールを自在に扱い、チームで協力しながらドリブルやパスをつなぎ、
相手ゴールにシュートを入れて得点するスポーツです。
ハンドボールはデンマークとドイツが発祥地といわれており、 発祥地であるヨーロッパを中心に世界で盛んに行わています。
日本ではマイナースポーツ
ハンドボールはスピード感があり、ときには身体と身体がぶつかり合うかっこいいスポーツ。
しかし、日本では地上波でテレビ中継されないため、ハンドボールに触れる機会が少なくルールをも覚えることが難しい現状です。
日本では競技人口が少ないためにマイナーなスポーツと認識されがちなハンドボールですが、
世界での人気は高く特に発祥地であるヨーロッパではメジャースポーツで強豪国が集まっています。
意外と始めやすい
ハンドボールで最低限必要な道具はボールのみです。
さらに高度な技術は別として、手を使ってボールを投げ、
パスをするスポーツですので基本的に初心者の方でも始めやすいスポーツになっています。
知っておきたいルールのポイント
- 勝敗は、より多く得点をしたチームの勝利
- 7人対7人のチーム戦
- ゴールキーパー以外の選手は足でボールに触れると反則
- 球技スポーツでは珍しく、接触プレーが認められている
- 選手交代は自由なタイミングで可能
- コートの大きさは縦40メートル×横20メートル
- ボールは片手でも扱えるように小さい
スポーツの3大要素がそろっている
ハンドボールにはスポーツの3大要素とも言われる 「走る・跳ぶ・投げる」が内包されています。
さらに、身体と身体がぶつかり合う接触プレーもあり、迫力とスピード感で魅力たっぷりのスポーツです。
スポーツの3大要素に加え、フィジカルを発揮する競技であることから、ハンドボール選手は身体能力が特に高いといわれています。
ハンドボールの魅力を紹介!
戦術が勝利へのカギになる
上記でも紹介したようにハンドボールは「走る・跳ぶ・投げる」の要素が必要になりますが、
高い運動能力を持っていれば試合に勝てるというわけではありません。
そこで必ず必要になってくるのが戦術です。
各チームによって戦術が違い、対戦チームによっても戦術を変えてくるのでその場に応じてフォーメーションが変化していくのも魅力です。
試合展開が早い
ハンドボールの試合展開はほかのスポーツよりも早く、常にスピード感があり、攻守が激しく入れ替わります。
シュートを入れた5秒後には逆にシュートを入れられていたりと常にハイスピードで試合は進んでいくので
一瞬たりとも気を抜くことはできません。
得点のチャンスが多い
サッカーとは違い、各チームのシュートチャンスは平均して60~100回ほどあります。
シュート回数が多いスポーツのため、得点も30点程度は入ってきます。
ハンドボールはサッカーよりもシュートを打つ回数が多く、
点数もどんどん入っていくこのスピード感は試合を観ていてもプレーしていても楽しく、ハンドボールの魅力といえます。
接触プレー
ハンドボールは球技では珍しく、故意・または危険なプレーでない限り接触プレーが許可されています。
鍛えられた身体と身体がぶつかり合う姿も魅力的です。
特にゴール際での身体を張った接触プレーは得点にかかわるので手に汗握る瞬間です。
シュートの打ち方にも魅力がある!
シュートの打ち方にも注目です。
ハンドボールは片手でも扱いやすいようにボールが小さく作られています。
そのため、どんな体制からでもシュートやパスを回すことが可能です。
・ジャンプシュート
助走をつけて踏み込み、ジャンプをし、ジャンプをしながら打つシュートです。
上級者レベルになるとジャンプ中にゴールキーパーと駆け引きをし、コースを変えることも可能になります。
・ロングシュート
通常は一番ゴールに近づける6メートルライン付近からシュートを打ちますが、それ以上に離れた場所から打つシュートのことです。
肩が強くないと難しいですが、ロングシュートを打つことで相手のキーパーやディフェンスを困惑させることができます。
・サイドシュート
相手ゴールのサイド側から打つシュートです。
サイドがらシュートを入れるためには角度をつけないといけないため、
ジャンプをしながら空中で角度をつけてシュートを打つことが多いです。
・ポストシュート
ゴールから一番近い6メートルライン付近でパスをもらい、打つシュートです。
6メートルライン付近ではディフェンスが密集しているので、
上手くフェイントを織り交ぜながらディフェンスを交わしてパスをもらうことがポイントです。
・クイックシュート
ジャンプシュートはジャンプをしたときの1番高い位置からシュートを打ちますが、
「クイックシュート」はジャンプをした直後にシュートを打つため、相手キーパーの反応をずらすことができます。
・ループシュート
ゴールキーパーにジャンプシュートを打つと見せるフェイントを入れながら、相手キーパーの頭を超すようにボールを打ち、
ゴールに入れます。
・スカイシュート
スカイシュートはジャンプをしながら空中でパスを受け取り、その流れのまま空中で打つシュートです。
これはチームとの連携と高い身体能力がなければ成り立つことのない技です。
スカイシュートが決まればチームも観客も大いに盛り上がります。
ゴールキーパーが最後の砦!
自チームのゴールを守る最後の砦は「ゴールキーパー」 です。
時速100キロにもなるシュートを身体1つで守っています。
さらにゴールキーパーはフィールドプレーヤーへ的確に指示を出します。
ゴールキーパーはチームで一番重要な役割をしており、その姿は魅力的でかっこいいです。
ゴールキーパーのファインプレーで観客もチームも活気づく光景も魅力的です。
まとめ
主なハンドボールの魅力を紹介させていただきました。
簡単にまとめていきます。
- 世界ではメジャースポーツ
- 始めやすいスポーツ
- スポーツの3大要素が入っている
- 各試合に応じて戦術が変わる
- 試合展開が早い
- シュート回数が多い
- 接触プレーが認められている
- シュートの打ち方が豊富
- ゴールキーパーが重要ポジション
以上が主な魅力になりますが、ほかにも多くの魅力があります。
実際にハンドボールをやってみたり観戦していくとより多くの魅力に気付くことができるはすです。