【ハンドボール】メガネをかけてプレーできる?その方法を調べてみた

スピーディーなパスワークや華麗なシュート、素早い攻守の入れ替わりに時に激しいぶつかり合いもみられるハンドボールは

「走・投・跳」の3要素が揃っており魅力あるスポーツの一つです。

今回はそんなハンドボールにおいて視力が低い人はメガネをかけてプレーできるのか調べてみました。

競技によっても様々な規定があるメガネについて、視力が落ちてきた方にとっては気になるところですよね。

競技規則から対応策までここでは紹介いたします。

メガネは規定に沿えば着用OK

まずは、競技規則についてです。

公益財団法人日本ハンドボール協会の競技規則2021年版によると「第4条 チーム, 交代, 服装, プレーヤーの負傷」

の章の4の9で以下の通りに記されています。

4の 9
プレーヤーは, スポーツシューズを履かなければならない。
プレーヤーを危険にさらすようなもの, あるいは身につけることで有利になる可能性があるものを身につけることは許されない。例えば, 頭部用プロテクター, フェイスマスク, グローブ, ブレスレット, 腕時計, 指輪, 外から見えるピアス, ネックレスやチェーン, イヤリング, 固定バンドをつけていない眼鏡, 固いフレームの眼鏡など, 他のプレーヤーを危険にさらすようなものすべてである(17:3)。
以上の要件を満たしていないプレーヤーは, その問題点を正すまで出場を認められない。(一部を抜粋)
黒太字で記した部分がメガネに関する記述です。
つまりメガネをつけることは可能ではありますがバンドをつけたメガネでなければならず、なおかつ柔らかいフレームのメガネでなければなりません。
簡単に外れたりするようなものではなく、相手も自分も怪我することないようにするための規則であることが分かります。
守らなければ試合の出場を認められないと書いてあるため確実に守るようにしましょう。
また、同競技規則の「付録 2  フェイスマスクや着用することができない装具 」の欄には写真付きで具体的に記載されています。
条件:スポーツめがねやゴーグルは、スポーツ用のバンドがあり、平らなプラスチックレンズで、フレーム上部がシリコンなど柔らかい材質であること
上記の条件を満たしていれば国際大会、国内大会ともに出場が認められます。
IHF(国際ハンドボール連盟)ではスポーツめがねやゴーグルであっても、フレーム上部が固い材質のものは使用が認められません。
また、国内では、主催者が、使用に支障がないと認めれば、バンドをつけただけのメガネの使用を認めることもあるようです。
安全面などを考えるとフレーム上部は柔らかい素材のものがいいことには間違いありませんね。
また、急にメガネをかけなければならない事情になったときはよく大会規則を確認するようにしましょう。
メガネは規定はあれど着用してプレーできるということが分かりました。
競技規則にはそのほかにも様々なことが書いてあるためぜひ1度その年度版の規則を確認するようにしてください。
公益財団法人日本ハンドボール協会のリンクは以下の通りです。
  • 公益財団法人日本ハンドボール協会 競技規則

規則に沿ったメガネを準備しよう!

競技規則上のルールを守ればメガネを着用してプレーできるということが分かりました。
皆さんの競技レベルに応じて2パターンのメガネの準備例を考えてみました。
そして自分に合った形でハンドボールをプレーするための準備を進めていきましょう。

①いつもかけているメガネにバンドをつける

普段からかけ慣れているメガネにバンドをつけて落ちないようにするだけなので最も安価で簡単にできると思います。

そして急な事情のときでもなんとか対応できそうですよね。ただし、フレームの素材などの問題が残ります。

それでも自分は国際大会に出ることはないし、地域の大会ではこれで十分認められるよという方はこれ以上の準備はする必要はないかもしれませんね。

ご自身がお持ちのメガネの素材やプレー中の接触のリスクなど十分に検討されたうえで決めるのがよいと思います。

②スポーツゴーグルを購入する

試合にメガネをかけて出場している選手の多くはこのスポーツゴーグルを着用しています。

通常のメガネと同様に度数調整を行って作成を行います。お値段もそれなりに高くはなりますがそれだけのフィット感と安全性があるのが嬉しいです。

スポーツブランドから出されているものも多いためプレーする上でデザインのカッコよさが得られるのもいいですね。

自分自身のメガネの度数をきっちりと分かっていればamazonや楽天などのネット通販でも購入することができます。

届くまでには数日はかかるため、試合で使う予定がある方は事前に練習で試すことも考慮して、余裕をもって注文することをおすすめします。

人によっては普段のメガネに比べてやや見える感じが異なる方もいるようです。

また、そのフィット性のよさから花粉症対策になったり、レンズによっては紫外線カットができたりと屋外でのプレーにもメリットがあります。

ハンドボールのプレー以外でもアウトドアシーンでも使えるかもしれませんね。

ぜひ本格的にプレーをされる方は購入を検討してみてください。

【番外編】コンタクトレンズを着用する

こちらも視力の低い方にとっては1つの解決方法になると思います。試合の時だけコンタクトレンズをつけるという方もいるようです。

「でもやっぱり普段はメガネがいいしなー」という方にはぜひ1dayタイプのものをおすすめします。

使いきりで面倒な洗浄などの手間もいりません。

最近ではかなり安くなってきているようですよ。

コンタクトレンズを使用するメリットとしては3つです。

  1. バンドやメガネのずれなどが気にせずプレーできる。
  2. メガネの着用感等もなく動きやすくプレーに集中できる。
  3. メガネフレーム等の視界の妨げになるものがない。

いろいろと事前の練習で試されてみることをおすすめします。

まとめ

着用の規定等はあれど、メガネを着用してプレーを行うことは可能であるということが分かりました。

そして解決策を2パターン、番外編を1パターン紹介させていただきました。かかる費用もそれぞれ違いますので、

いろいろと試されて皆さんのプレーレベルやプレーのしやすさに応じて対策をとってみて下さい。

周りにも視力でプレーの悩みを持っている方がいたらぜひ教えてあげてください。

視力が低くなっても安全にかつ思いっきりハンドボールがプレーできることを期待しています。

スピーディーで激しく、華やかさもあるハンドボールを楽しんでいきましょう。

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