ダーツが上手くなりたいけれど練習してもなかなか上達しない
そんな方におすすめするのがハードダーツです。
ハードダーツが練習になる理由をお伝えします。
ハードダーツボードを購入して練習してみましょう。
ダーツボードは2種類存在する
日頃ダーツをどこでされているでしょうか?
ネットカフェ、ゲームセンターなどの娯楽施設やバーや喫茶店などさまざまかと思います。
そのダーツボードはソフトかハードかご存知でしょうか?
まずはその違いを説明します。
素材と大きさの違い
ボード | 素材 | 大きさ |
ソフト | プラスチック | 15.5インチ(39.37cm) |
ハード | 麻 | 13.2インチ(33.528cm) |
これをみると素材が全く違うので、普段見慣れているボードがどちらなのかお気づきかと思います。
手に持つダーツにも素材にこんな違いがあります。
ソフトダーツ
先端の部分をティップといい、プラスチックでできています。
ハードダーツに比べて軽量です。
ハードダーツ
先端の部分をポイントといい、金属でできています。針のように尖った形状です。
握る部分をバレルといいますが、こちらも金属でソフトダーツに比べて5gほど重い設計です。
ルールの違い
ソフトダーツはボードに無数の穴があり、得点は自動計算してくれるのが特徴です。
ダーツが刺さらなくても当たってセンサーさえ反応すれば得点となります。
一方でハードダーツはダーツが確実に刺さらないと得点にならず、計算もしなければいけません。
このような違いからダーツの設計上ソフトダーツの方が安全性が高く、
自動計算もしてくれるので日本ではソフトダーツができるお店がほとんどです。
ハードダーツができるお店もあります。
ただお店を探す必要があり、初心者だと握らせてもらえないところも。
普段、見慣れているダーツはソフトダーツではないでしょうか?
練習するならハードダーツボード
扱い安さと確実に刺さらなくても良い簡単さ。
ソフトダーツボードで練習したら良いんじゃないの?と思うかも知れません。
でも、上達するにはハードダーツボードを買って自宅で練習をするのがおすすめです。
その理由は3つあります。
投げるフォームを確立することができる
ソフトダーツではどう投げても刺さったダーツは一定の方向を向いているのが特徴です。
一方でハードダーツは、刺さったとしても投げた時のフォームが違いで傾いて刺さることがあります。
どう投げれば真っ直ぐ刺さるのかを意識しながら投げることができるので、投げるフォームの一定に保つことが可能。
練習を繰り返せばフォームが確立し、狙った的に刺す精度も向上するはずです。
ボードの大きさに違いで投げやすくなる
ハードダーツボードはソフトダーツボードに比べて大きさが少し小さく設計されています。
そのため、狙う的の範囲も狭くできています。
ハードダーツボードで練習をしてソフトダーツをすれば、的の範囲の広さで投げやすく感じるはずです。
刺さった時の音が静か
ソフトダーツボードに比べて全体的にハードダーツボードは刺さった時の音が静音に設計されています。
静音設計のソフトダーツも存在しますが、そのぶん値段は高め。
音が気になるアパートやマンションにお住まいの方にはハードダーツボードがもってこいです。
更に上達する方法は
ハードボードで練習することである程度は上達します。
更に上手くなるためには、プロの方の投げているのところをみるのが一番です。
YouTubeやDVDを参考にするのがおすすめです。
YouTube
YouTubeで例えば「ダーツ 投げ方』で検索するとプロ、アマ問わず沢山の方が解説をしています。
今一度、自分の投げ方と比較をしてみると良いでしょう。
動画によって解説がさまざま。改めて気づくことがあって面白いと思います。
プロの方がゲームをしている動画をみることも大事です
・ダーツライブの公式チャンネル
https://www.youtube.com/user/dartslivetv
・SOFT DARTS PROFESSIONAL TOUR JAPANの公式チャンネル
動画に出てくるプロの方がゲーム上でどう攻め、どう守っているのかを参考にすると良いでしょう。
ダーツはスコアの計算など頭を使うスポーツです。動画は速度を遅くたり、一時停止が可能です。
・選手と同じ立場にたったつもりでカウントしながらみる
・動画をみながら同じように投げてみて自分の攻めのパターンを作っておく
など、頭を使いながら動画をみて行動することがスコアを上げる、ゲームに勝つために有効です。
DVD
プロの方が出しているDVDを買ってみるのもありです。メジャーなものをご紹介します。
「ダーツレーティングの上げ方」練習法を変えるだけで短期間でアップ ダーツ上達練習法「知野真澄式DVD」
目標をつくる
目標をつくることも上達するには大事なことです。
ダーツバーの中には定期的にハウストーナメントを開催していることがあります。
こういった身近な大会がある度に参加して勝つことを目標に練習していくと上達が早まります。
その上、上手な方が投げているところを生でみられるチャンスでもあるので学びも刺激もあることでしょう。
できるだけ多くの大会に参加されることをおすすめします。
またダーツには、レーティングという実力レベルを表す数値とフライトという階級があります。
ダーツを始めて上を目指したいとなるとまずはAフライトを目標に頑張るのが主流です。
Aフライトより上の階級となるとレベル維持が難しく、プロを真剣に目指していくレベルとなっていきます。
レーティング ゼロワンゲーム
スタッツクリケット
スタッツDL FLIGHT DL2 FLIGHT 1 0.0 ~ 0.00 ~ C C 2 40.0 ~ 1.30 ~ 3 45.0 ~ 1.50 ~ 4 50.0 ~ 1.70 ~ CC CC 5 55.0 ~ 1.90 ~ 6 60.0 ~ 2.10 ~ B B 7 65.0 ~ 2.30 ~ 8 70.0 ~ 2.50 ~ BB BB 9 75.0 ~ 2.70 ~ 10 80.0 ~ 2.90 ~ A A 11 85.0 ~ 3.10 ~ 12 90.0 ~ 3.30 ~ 13 95.0 ~ 3.50 ~ AA AA 14 102.0 ~ 3.75 ~ 15 109.0 ~ 4.00 ~ 16 116.0 ~ 4.25 ~ SA 17 123.0 ~ 4.50 ~ 18 130.0 ~ 4.75 ~
ダーツライブより引用
表からAフライトとなるとレーティング10、ゼロワンが80.0~、クリケットが2.90~.。
これは、ゼロワンゲームの1ラウンドあたりの平均点が80点必要になってくるということです。
つまり毎ラウンドにブルが1回以上入れられるのが普通といったところです。
クリケットも1ラウンドあたりの平均マーク数が2.9。
クリケットナンバーのシングルが1マーク、ダブルが2マーク、トリプルが3マークにカウントされます。
こちらも毎ラウンド、シングルに3本ずつ入れられるようなものです。
これは練習をしないと大変!
でもこれができたらカッコいいと思いませんか?
ダーツに限らず目標があれば何事も練習のモチベーション維持につながります。
Aフライトになることを目標に日々行動を続けていけば、いつかはなるはず。
まとめ
ダーツの上達には日々の練習が欠かせません。まずはハードダーツボードを購入して練習を続けてください。
最初はダーツが真っ直ぐ刺さるよう意識することで投げるフォームが安定するよう頑張ってみてください。
次に動画やDVDなどでプロの方が投げているのを参考に、真似てみたりゲームの進め方を学んだりして少しづつ上達していきましょう。
目標を作ることで練習のモチベーションを維持につながります。
身近な大会などに参加して勝つ目標をクリアしていく経験をして
最終的にはAフライトになることを目標にダーツを上達させましょう。