日本で、野球やサッカーほどアイスホッケーは決してメジャーなスポーツではありません。
そのため、アイスホッケーに関する情報は身近に多くないのではないでしょうか。
もしお子さんがアイスホッケーに興味を持ちだしたら、習い事としてアイスホッケーをやることを検討するのは有りだと思います。
アイスホッケーは、冬期オリンピックの種目の1つです。
日本代表がオリンピックで好成績を残した場合、日本でも爆発的に人気沸騰することも可能性としてあるでしょう。
そのようなタイミングを見越し、アイスホッケーの習い事って、どれくらいの費用がかかるのか、調べてみました!
アイスホッケーを始めるにあたっての大事な3要素
費用はもちろんのこと、費用以外にアイスホッケーならではの大事なことが2つあります。
それぞれ詳しく見ていきましょう!
費用
結論から言うと、習い事としてアイスホッケーを始めると、費用がかかることは覚悟しておいた方が良いでしょう。
小学生から大学生までアイスホッケーをやる場合、親御さんの負担は相当なものです。
まずは、何といっても、防具代です。
アイスホッケーは、とにかく防具の種類が多い!
スティック、ヘルメット、ショルダー、スケートシューズ等々、数えたらキリがありません。
以下は、新品購入参考情報です。
- スティック 7000円~
- ヘルメット 10000円~
- バイザー 5000円~
- グラブ 5000円~
- ショルダー 5000円~
- エルボー 4000円~
- パンツ 8000円~
- レガース 6000円~
- スケート 10000円~
防具は新品で揃えるとなると、10万~20万はかかるでしょう。
子供の成長とともに、防具の買い替えは不可避です。
そのたびに、新しい防具を買わないといけないので、親御さんの財布に与えるインパクトはかなり大きくなります。
また、遠征費も見ておかなくてはなりません。
強いチームではなおのこと、競合チームとの試合のために遠征に出向き、時には外国まで行くこともあります。
その都度、遠征費がかかるので、年に数回は、臨時の出費も視野にいれておいた方が良いでしょう。
家の近くにリンクがあるか
大前提として、リンクが家の近くにあるかどうかを、調べておきましょう。
テニスやサッカーと違って、荷物を持って簡単に移動できないので、親御さんの送り迎えは必須になります。
そのため、自宅から30分から1時間圏内にリンクがあることを確認しておくことをお勧めします。
アイスホッケーというとカナダやロシア、北欧が盛んで、日本でも北海道、東北の地域の方がやっている印象ですが、
現在は日本全国にたくさんのリンクがあります。
ほとんどの都道府県で行うことができるようになりました。
まずは自宅の近くにリンクがあるか確認して見ましょう。
いつアイスホッケーを始めるか
お子さんに習い事を強制することは決して良くないことです。
親からの無理やり押し付けられてやることは子供にとって苦痛でしかないでしょう。
そればかりでなく、いやいややってたら、ほぼ成績は伸びないので、多額のお金をどぶに捨てるようなものです。
そのため、お子さんが心から「やりたい!」と言ってきたら、という答えになるのですが、早ければ早いの越したことは無いと思います。
なぜなら、日本のアイスホッケー人口は少ないからです。
早めに始めた方が、ライバルは少なく、うまくなる確率は高くなるはずです。
中学生よりも小学生、高校生より中学生というように、やり始めるタイミングが早ければ早いほど、ライバルを出し抜けるようになるでしょう。
防具を安く手に入れる3つの方法
ここまで、読まれて、アイスホッケーにかける初期投資の高さにげんなりしてしまった方も多いかもしれません。
しかし、努力次第で、初期投資をグッと抑える方法があるのです!
これからは、そんなお得な知恵を紹介していきます。
①アウトレット品を購入する
ラケットやバットならまだしも、他人が使っていた防具を購入することに気乗りしない人がほとんどでしょう。
そんな人に絶対的にお勧めなのがアウトレット品です。
アウトレット品なので自分のサイズに合うかどうかは運次第になりますが、通常価格で買うより確実に安く入手できます。
アウトレット品が多数掲載されているサイトを貼っておきますので、ご参考までに。
②フリマアプリで中古品を購入する
今や多数のフリマアプリが存在します。
服や本の売り買いにフリマアプリを使ったことがある経験は、多くの人は有るのではないでしょうか。
他人が使っていた防具を買うことに抵抗が生まれるでしょうが、新品と比較にならないほど安く手に入れられるでしょう。
背に腹は代えられません。
特に、出品数が多く、使いやすいメルカリがおススメです。
ただし、スティックとスケート靴の購入は控えておいた方が良いです。
なぜなら、
- スティック:見た目がきれいでも中が折れていることがある
- スケート:他人の足に馴染んでいるものは使いづらい
からです。
③チームメンバーに安く譲ってもらう
もっともリーズナブルな方法がこちらです。
余っている防具があれば儲けもの。
無料、または少額で譲ってもらいましょう。
アイスホッケーはまだまだマイナースポーツの為、常に人が不足しています。
人材不足の原因の一つが、始める際の金銭的ハードルの高さにあります。
そこで、チームとして不要な防具をストックし、新人の負担を減らすという文化がよく見られます。
まず最初に不要な防具が余っているか確認してから購入する防具を決めましょう。
まとめ
アイスホッケーをやるのは、イニシャルコスト(防具)、
ランニングコスト(リンク代、遠征費、防具買い替え代など)がかなりかかることが分かりました。
しかし、工夫次第では、イニシャルコスト、ランニングコストを抑えることは可能です。
子供が目を輝かせて、アイスホッケーをやりたい!と言ってきたら、親としては子供の可能性を伸ばしてあげたいと思うものです。
そんな時は、出来るだけコスト圧縮の工夫をして、子供の純粋な希望を叶えて上げることをおススメします!
昔と違って、今は簡単に有益な情報を手に入れられる時代です。
どうか、可愛い子供の可能性を潰すことなく、親の工夫で、子供の可能性を広げていきましょう!