スヌーカーに日本人プロプレイヤーはいる?海外の有名プレイヤーは?

スヌーカーについて、日本人がパッと見た際に思うのが、「ビリヤードじゃないの?」という印象を持たれる方が多いのではないでしょうか。

しかし、イギリス人からすると「まったく違う!」と回答が必ず返ってきます。

大前提として、スヌーカーとビリヤードではルールが違います。

スヌーカーに対する日本国内での認知度はかなり低くプロの選手が存在していることも分かっている人は少数ではないでしょうか。

今回は、そんなイギリス人なら誰もが知っていて、世界中にファンがいる「スヌーカー」について調べてみました。

その中でもスヌーカーに日本人プロプレイヤーはいるのかについて書いていくとともに、

スヌーカーの基本的なルールや世界的なプレイヤーについても書いていこうと思います。

それではさっそく見ていきましょう。

そもそもスヌーカーとは?

はじめに、そもそもスヌーカーとは一体どのようなスポーツなのか?わかる人は少ないと思います。

ここの章では、スヌーカーについてわかりやすく説明できればと思っています。それでは、さっそく見ていきましょう。

スヌーカーとビリヤードの違い

スヌーカーとビリヤードの違いについて、紹介します。

  • ボールの数が違う

スヌーカーは白のショットボールを含む22個のボールで構成されており、15個の赤、各1個ずつの黄、緑、茶色、青、ピンク、黒となっています。

また、上記で説明しましたボールの色の違いによって点数が決められており、

赤1点、黄2点、緑3点、茶色4点、青5点、ピンク6点、黒7点となっています。

なので、15個の赤ボールよりも各1個ずつのボールをいかに自分の得点に結びつけるかがポイントになります。

  • ボールの大きさについて

スヌーカーのボールは直径約5センチ、ビリヤードは直径6センチです。

スヌーカーの方が小さいボールを使うため、よりショットの正確性が求められる競技なのが分かります。

  • プールテーブルの大きさについて

ビリヤードは約2メートルですが、テーブルの大きさはいろいろありますので、一般的には2メートルと覚えておけば問題ないと思われます。

上記の内容が主なスヌーカーとビリヤードの違いです。

競技人口はどのくらい?

スヌーカー発祥の地はイギリスです。

イギリスを中心にベルギー、中国、オーストラリア、カナダなどヨーロッパ以外でも競技が行われています。

また、競技人口は世界で1億人近いと言われており、日本の人口に相当するほどです。

また、優勝賞金もかなり高額で他のスポーツと引けを取らないほどです。

そして、ワールドチャンピオンシップとなると、優勝賞金は30万ポンド(日本円で約5,500万円)

なので、ワールドツアーなどで常に上位入賞している選手は、スポンサー契約料を含めると年間数億円近く稼いでる選手もいます。

日本のプロ野球で例えると超一流の選手でも、数億円稼ぐ選手は2、3人いれば良い方ではと思います。

それだけスヌーカーには夢があるスポーツなのがわかりますね。

スヌーカーに日本人プレイヤーはいるの?

この章では有名なスヌーカーの選手を紹介していきたいと思います。

先ずは海外の有名選手と世界ランキングについて見ていきましょう。

スヌーカー世界ランキング

最初にスヌーカー世界ランキングを見ていきたいと思います。

下記の資料は最新の世界ランキングになります。

選手名
イギリス マーク・セルビー
イギリス ジャッド・トランプ
イギリス ロニー・オサリバン
オーストラリア ニール・ロバートソン
イギリス キレン・ウィルソン

こちらの資料を見ていただくと分かるとおり、母国イギリス選手が多いのがわかります。

上位5名のうち4人がイギリス人です。

また、こちらのランキングは2021年11月時点での話ではありますが、

今後もイギリス人プレイヤーが中心となりスヌーカー界を盛り上げていくのではないでしょうか。

残念ながらこのランキングには日本人プレイヤーの名前は見られません。

世界の壁は今はとても厚いかもしれませんが、その壁をこじ開ける選手が出てくることを期待したいですね。

次の章ではまず、世界的なスヌーカー選手を2名紹介したいと思います。

世界的なスター選手

現在世界で1番有名な選手は、ロニー・オサリバン選手です。

スヌーカーは年に1回世界スヌーカー選手権が開催されます。

この大会はスヌーカーファンなら誰もが知っており、世界中で注目を集めている大会です。

そして、この大会でロニー・オサリバン選手はすでに8度優勝している選手というスヌーカー界のスーパースターです。

ちなみにビリヤードには上記のようなチャンピオンシップはありません。

また、一昔前の有名な世界的プレイヤーは、同じくイギリス人のスティーブ・デイブス選手です。

先ずはスティーブ・デイブス選手について紹介していきたいと思います。

  • スティーブ・デイブス

スヌーカー界の伝説の男と言われ、過去に6度の世界チャンピオンに輝いている名プレイヤーです。

50歳を過ぎても現役を続けていてる選手です。スヌーカーは他の球技スポーツに比べ年齢が高くても行えるスポーツです。

若手・ベテランが切磋琢磨している見応えあるスポーツなのが分かりますね。

日本人で言うとサッカー選手のキングカズこと三浦知良選手のような選手です。

競技が違いますが、同年代の方々にとっては良い刺激になっているのは間違いありません。

彼のスヌーカーでの名シーンは、1985年のデニス・テイラーとの一戦で、今でも多くのファンから語り継がれています。

残念ながら戦いには敗れてしまいましたが、デニス選手が優勝した瞬間、BBCテレビ中継の視聴者数はなんと1850万人に及びました。

戦いは深夜に及んだにも関わらずこの熱狂ぶりです。

いかに、イギリスにおいて国民的スポーツなのが伝わります。

また、上記の視聴者数はイギリスにおける深夜視聴者数の記録として、未だに破られず語り継がれています。

  • ロニー・オサリバン

今スヌーカー界で、圧倒的人気があるのがロニー・オサリバン選手です。

最初に説明したルールとロニー・オサリバン選手を知ってるだけでもだいぶ違うと思います。

世界No.1と言われる理由が、最短時間で147を達成していることが理由の1つではないでしょうか。

タイムはなんと5分20秒と神の領域です。

ここで疑問を持たれた方もいるかと思います。「147」とは下記の通りです。

147は、すべての玉を1人で入れきって最高得点(147点)のパーフェクトゲームのことを言います。

ちなみに赤ボールが全てポケットに入るまで、黒ボールは定位置に戻されます。

5分20秒の間に36個のボールをポケットに入れたことになります。

さらに、ロニー・オサリバン選手は147を達成している選手なので、特別ボーナスとして約2,000万円を手にしています。

ロニー・オサリバン選手はこの147を10回も達成している強者であり、特別ボーナスだけでも1億円を稼いでいます。

最後にスヌーカー日本人プレイヤーについて見ていきたいと思います。

期待の日本人選手

最後に日本人プレイヤーについて見ていきたいと思います。

  • 神箸渓心(かみはしけいしん)

世界に128名しかいないメインツアープロの中に、本場イギリスで修行している選手がいます。

日本人初のツアープロを目指している神箸渓心さんです。

2020年時点で年齢は20歳と若い神箸渓心さんは、これからの日本スヌーカー界に改革をもたらせてくれる期待があります。

しかし、20歳となると普通は大学に通い成人式を地元の友人と参加し、学生生活を楽しく過ごされている方がきっと多いかと思います。

今まで、メインツアープロは今までいませんでしたが、日本人プロプレイヤーは存在します。

その中の1人として、神箸渓心さんのお父様である神箸久貴プロなど多くのプレイヤーがいます。

親子揃って同じ競技で日本の先頭を走っていることはとても凄いことであると思います。

また、神箸渓心さんについて記載したのは、これからのスヌーカー界を背負っていく選手だからです。

実際に、U21世界選手権大会では3位に入賞するなど、大きな大会で結果がでています。

今後の活躍次第ではありますが、日本人初のメインツアープロになることもそう遠くないと思います。

まとめ

世界には130名近いプロのスヌーカープレイヤーがいます。

まだまだ、日本人選手の活躍が大々的に取り上げられることは少ないです。

ただ、神箸渓心選手のようなプレイヤーがどんどん出てくることで、日本での認知度が上がるのではと思います。

今後の活躍と動向が気になるスポーツなのは間違いないです。

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