最近マラソンを始めた人、始めたいけどなかなか決意できない人、走るモチベーションを上げたい人、
そんな方々に見て欲しい!マラソンが題材になっているおすすめの映画をご紹介します。
人生に引退はない「陽だまりハウスでマラソンを」
「陽だまりハウスでマラソンを」は、今作で78歳という史上最高齢で、ドイツ映画祭最優秀主演男優賞を受賞した、
国民的俳優のディーター・ハラーフォルデン主演によるヒューマンドラマが描かれている映画です。
あらすじ
愛する妻の病をきっかけに、パウルは夫婦で老人ホームへ入居することを決めます。
そのパウルは、元メルボルンオリンピック金メダリストで伝説のマラソンランナーでした。
70歳を超えても元気なパウルは、老人ホームでの子供だましのレクリエーションや規則に耐えられず、もう一度マラソンをすることにします。
妻がサポーターとなり、老人ホームのメンバーが応援団となり、ベルリンマラソン出場を目標に頑張ります。
しかし、最愛の妻が倒れてしまったり、施設から「老人性うつ病」と診断されてしまったりと、
自由に走ることすら許されない状況に直面してしまいます。果たしてパウルの夢は叶うのでしょうか。
作品情報
制作年度:2013年
制作国:ドイツ
ジャンル:ドラマ
監督:キリアン・リートホーフ
キャスト:ディーター・ハラーフォルデン、ターチャ・サイブト、ハイケ・マカッシュ、フレデリック・ラウ、カトリーン・ザース
走って奇跡を起こす「リトル・ランナー」
「リトル・ランナー」は、14歳の少年が、周囲の反対を押し切り、母を想い奇跡を起こすためにボストンマラソンに挑戦する感動的な作品です。
あらすじ
カトリックの学校に通うラルフは、校内でタバコを吸ったり校則を破ったりする問題児です。
そんなある日、以前から病院で入院中だった唯一の肉親である母が、昏睡状態に陥ってしまいます。
看護師には「奇跡が起きない限り目覚めない」と言われてしまいます。
学校で校則を破った罰としてクロスカントリー部へ入部するよう校長に言われます。そこでコーチであるヒバート神父に出会います。
ヒバート神父は部員たちに「君たちがボストンマラソンで優勝したら奇跡だ」と話し、その言葉が頭から離れず夢にまで出てきます。
ボストンマラソンで優勝という奇跡を起こせば母も目覚めるのではと思い、走り始めたラルフですが、
その先にはたくさんの困難が待ち構えていました。
作品情報
制作年度:2004年
制作国:カナダ
ジャンル:ドラマ
監督:マイケル・マッゴーワン
キャスト:アダム・ブッチャー、キャンベル・スコット、ゴードン・ピンセント、ジェニファー・ティリー
ゴールを超えるのは僕じゃない「戦火のランナー」
「戦火のランナー」は、祖国を背負って走り抜いた一人の男の物語で、力強く感動的な実話に心を奪われます。
あらすじ
戦争の続くスーダンで、8歳のグオルの両親は彼の命を守るために彼を一人村から逃します。
戦場で武装勢力に捕まってしまいますが、走って逃げる事に成功します。
そして幸運にも難民キャンプで保護され、アメリカへと移民する事になります。
高校に入学し、初めて走ったマラソンで2012年ロンドンオリンピックの出場資格を手にしたグオルでしたが、
建国されたばかりの南スーダンにはまだ国際オリンピック委員会(IOC)がありません。
「国のない男」と呼ばれたグオルの軌跡を追ったストーリーです。
作品情報制作年度:2019年
制作国:アメリカ
ジャンル:ドキュメンタリー
監督:ビル・ギャラガー
キャスト:グオル・マティング・マケア、ラスティ・コフリン、コーリー・イーメルス、ブラット・プア
走っている時が一番の幸せ「マラソン」
「マラソン」は実話に基づいた作品で、制作された韓国では観客動員数5000万人を突破した話題作です。
あらすじ
自閉症という障害を抱えているチョンウォンは、年齢は20歳だが、精神年齢は5歳児ほどです。
社会生活はとても厳しく、母親のキョンスクが常に横にいました。
息子が楽しそうに走っている姿を見たキョンスクは、その才能を伸ばしてあげたいと思い、
かつての名ランナーであったチョンウクにコーチを依頼します。
フルマラソンで完走することを目標に練習し始めたチョンウォンですが、様々な困難が立ちはだかり母キョンスクは、
本当に息子は走ることが好きなのか、ただ自分の自己満ではないかを考えるようになります。
キョンウォンは、逆境を乗り越えて完走することができるのでしょうか。
母と息子、周りの人たちとの繋がりが生んだ感動の物語です。
作品情報
制作年度:2005年
制作国:韓国
ジャンル:ドラマ
監督:チョン・ユンチョル
キャスト:チョ・スンウ、キム・ミスク、イ・ギヨン、ペク・ソンヒョン
誰かを守るために走る「サムライマラソン」
「サムライマラソン」は、日本のマラソンの発祥と言われる史実「安政遠足」が題材となった小説「幕末まらそんサムライ」を
日本の豪華キャストで制作された映画です。
あらすじ
時は幕末です。長きにわたって鎖国してきた日本に、アメリカの黒船が来航します。
安中藩主の板倉勝明は、国と藩を守ると決め、心とからだを鍛えるため十五里の遠足(とおあし)を行うと宣言します。
1着の者にはどんな願いも叶えられると聞いた藩士たちは色めき立ちます。
しかし、以前から板倉勝明を警戒していた五百鬼が、安中の遠足を謀反の動きと捉え、アメリカの最新式拳銃を持った刺客を放ちます。
それぞれの想いを抱えた参加者たちは、開始の掛け声と共にいっせいに走り出しますが、、、。
ゴールの先に待っている日本の未来とは一体どのようなものなのでしょうか。
作品情報
制作年度:2019年
制作国:日本
ジャンル:歴史
監督:バーナード・ローズ
キャスト:佐藤健、小松菜奈、森山未來、染谷将太、青木崇高
一歩ずつ足を前に「人生はマラソンだ」
「人生はマラソンだ」は、オランダ本国で大ヒットを記録した涙と笑いの人生賛歌エンターテイメント映画です。
あらすじ
ロッテルダムで自動車修理工場を経営するギーアですが、経営不振による多額の税金滞納が発覚します。
滞納した税金を支払うため、「全員完走できたら税金を肩代わりしてもらう。
その代わり一人でも完走できなければ工場は譲る」と言ってスポンサーを口説きます。
スポーツと全くの無縁だったギーアと従業員たちは、ロッテルダム・マラソンに出場することを決意します。
マラソン完走を目指し練習を始める彼らですが、体は悲鳴を上げています。
果たしてゴールまでたどり着けるのでしょうか。
作品情報
制作年度:2012年
制作国:オランダ
ジャンル:ドラマ、コメディ
監督:ディーデリック・コーパル
キャスト:スレファン・デ・ウィーレ、マルティン・ファン・ワーデルベング、フランク・ラマース
まとめ
今回はマラソンを題材としたおすすめの映画を紹介しました。
どの作品も、どうして走るのか何のために走るのか、理由がしっかりしているものばかりですね。
走ることに必ずしも理由が必要ってわけではありません。
しかし、理由がしっかりしている方がモチベーションも上がり継続できるかもしれません。