日本サッカーアニメの金字塔「キャプテン翼」
キャプテン翼の名前を聞いたことない人はいないと言っても過言ではないくらい大人気のアニメですが、日本のみならず海外でも大人気のアニメです。
今回は、世界中で大人気のキャプテン翼が日本や海外に与えた影響について調べてみました。
キャプテン翼とは?
引用:Amazon
日本で知らない人はいないであろうサッカーアニメの金字塔。
南葛小に転入してきた天才サッカー少年・大空翼が若林源三、日向小次郎ら全国のライバルたちとの戦いの中で、
1人のサッカープレイヤーとして成長していく姿を描いた作品。
個性豊かなキャラクター、ストーリー、そして誰もが真似したくなる迫力のある数々の技で一躍大人気になると、
その人気は日本だけにとどまらず、世界中にキャプテン翼ブームを巻き起こし、
その影響は国内外で多くのプロサッカー選手を誕生させるきっかけとなったと言われています。
今でも多くの人に愛され続けているのがサッカーアニメの金字塔と言われる所以ですね。
キャプテン翼が日本に与えた影響
キャプテン翼の連載が始まったのは、1981年でその頃はまだJリーグがなかったそうです。
Jリーグができるのがキャプテン翼の連載から10年後のことです。
サッカーといえば今では誰もが知る国民的スポーツですが、昔はマイナースポーツのひとつだったそうです。
それがキャプテン翼の登場により、爆発的に人気が出て一気に大人気のスポーツになったそうです。
連載開始時には男女問わず反響があり、アニメが放送された年にはその影響が大きくなり、サッカーブームが到来したそうです。
スポーツ用品店からはサッカーボールが品切れとなり、サッカー少年団の入団希望者が急増するほど社会現象になったそうです。
キャプテン翼に影響されてサッカーを始めた少年は数多く存在し、連載開始時の年に行われた調査では、
日本サッカー協会に登録された小学生の選手数は約11万人だったのに対し、連載終了時の1988年に行われた調査では約2倍となる24万人に増加したそうです。
この数字を見るとキャプテン翼が日本サッカー界に与えた影響がどれだけのものなのかがわかります。
キャプテン翼が始まる前は、日本ではワールドカップ出場は夢のまた夢だったそうです。
それが今では、ワールドカップに出場したり、
海外で活躍する選手がたくさん出てきたりとさまざまな面でキャプテン翼は日本サッカーに多大な影響を与えたと言えるでしょう。
海外に与えた影響とは?
世界で活躍している選手にもキャプテン翼のファンだと公言している選手はたくさんいます。
ブラジルワールドカップで優勝したドイツ代表のメスト・エジルとルーカス・ポドルスキ、元イタリア代表のジェンローナ・ガットゥーゾ、
レアル・マドリードのカリム・ベンゼマや、かつて監督を務めていたジネディーヌ・ジダン、ブラジル代表のネイマールなど、
世界のトップ選手たちがキャプテン翼のファンだと公言しています。
ネイマールはバルセロナに加入が決まったときに、あの大空翼と同じクラブでプレーできる事をすごく喜んでいるとコメントしていました。
キャプテン翼ファンで最も知られているサッカー選手は、元スペイン代表で現在はJリーグのヴィッセル神戸に所属しているイニエスタでしょう。
イニエスタはこれまで主人公の大空翼くんのプレーしていた南葛SCのユニフォームやトラックジャケットだけでなく、
日向小次郎くんの東邦学園、三杉淳くんの武蔵FCのユニフォームも所有していて、自身のインスタグラムなどで着用した姿を披露しています。
このように海外のトップ選手のなかにもキャプテン翼のファンはたくさんいます。
もしかすると将来、キャプテン翼に憧れてサッカーを始めたという海外のトップ選手が出てくるかもしれません。
今でも相当ですがこれから先のことを考えると、キャプテン翼が海外に与えた影響はとんでもないものになるかもしれません。
キャプテン翼が世界で人気の理由
日本だけでなく世界で人気を集めた最大の理由は、スーパープレーの数々にあるでしょう。
オーバーヘッドキックやドライブシュートなど、それぞれのキャラクターが魅せるプレーに子供たちは魅了され、
「自分もこんなプレーがしてみたい!!」
とキャラクターがやったスーパープレーのマネをし、キャラクターに憧れたところからサッカーの楽しさを知り、多くの子供たちがサッカーを始めたのでしょう。
人はみんなマネをすることから始めます。
アニメのなかでサッカーの楽しさや魅力を伝えつつ、スーパープレーを入れることで見ている人たちにやってみたいと思わせたキャプテン翼は本当にすごいアニメですね。
実際にキャプテン翼が始まる前と後ではサッカー人口が大きく変わっているのでちゃんと数字であらわれています。
キャプテン翼が始まって以降にたくさんのサッカーアニメが始まったりと、間違いなくサッカーブームの火付け役としてサッカー界に大きな影響を与えました。
実際に行われたキャプテン翼のスーパープレー
キャプテン翼の魅力の1つであるスーパープレーが実際に行われた事もいくつかあります。
代表的なものは小学生時代の翼くんの代名詞の1つであるオーバーヘッドシュート。
このプレーを得意としていたのが元ブラジル代表のリバウド。
彼がバルセロナ時代に見せたオーバーヘッドシュートはリアルキャプテン翼と言われました。
また2016年のプレミアリーグ開幕戦ではハル・シティのエルナンデスとディオマンデがオーバーヘッドで
翼くんと岬くんの得意技でもあるツインシュートを披露し世界中の話題を集めました。
他にもドライブシュートはジダンやクリスティアーノ・ロナウドが披露しています。
スーパープレーをやった選手はもちろんすごいですが、リアルキャプテン翼と表現されるということが世界でキャプテン翼が人気であると証明していると言えます。
まとめ
いかがでしたか?
キャプテン翼が日本、そして世界に与えた影響が本当にすごいものだということがわかりました。
国内外で活躍する数々のトップ選手を誕生させるきっかけとなった作品であり、日本では当時マイナースポーツであったサッカーを一気に人気No1のスポーツにしました。
これからもキャプテン翼はサッカーファンだけでなく世界中の人に愛される作品になるでしょう。