横綱が負け越すことってあるのかなあ…横綱が負け越したらどうなるのだろうか…他のスポーツにも番付みたいのはあるのだろうか?
などとお考えの方へ
今回は
- 横綱が負け越した事例あるのか?
- もし横綱が負け越したらどうなるのか?
- 横綱のような番付は他のスポーツにも存在するのか
についてまとめました。
横綱と言えば相撲界の頂点に君臨する最強の相撲取りのようなイメージが強いですよね?
そんな横綱ですが、負け越しすことがあるのかどうかなどについて気になる方が多いようです。
そこで、実際の事例や、他のスポーツとの関連も交えて調査しましたので是非最後までご覧ください。
横綱が負け越した事例は存在するのか
横綱が負け越した事例はそこそこ存在します。
一番新しい負け越しの事例を挙げると、平成11年の若乃花の7勝8敗が該当します。
この負け越しが起こった原因は若乃花が怪我をおしての出場をしたことにあるでしょう。
これは大相撲に15日制が定着してから2人目の記録だったそうです。
若乃花は左足の肉離れをかかえており、周りから休場の勧めもあったそうですよ。
しかし、そこは横綱としてのプライドが許さなかったのか、無理をしてしまい、このような残念な結果が生まれました。
また、平成に入ってから初の負け越し記録を残した横綱を挙げると、大乃国が当てはまります。
大乃国は1989年の7月場所にてもともと痛めていた右ひざが悪化してしまいました。
さらに、睡眠時無呼吸症候群により体調不良にも陥っており、呼吸器が必要になったほどの不調でした。
その後、同年の9月場所では、7勝8敗という負け越しの記録を残してしまい、一度は引退届を出そうとするほどでした。
しかし、当時理事長を務めていた二子山氏からの叱咤激励を受け、不名誉や成績不振を恐れず、初心に帰った気持ちで現役続投をしたそうです。
横綱が負け越したらどうなるのか?
横綱が負け越した場合、引退をしなければならないという風に考えている人が多いことでしょう。
しかし、実際のところ、横綱本実際人が引退するのかどうかを選択することとなります。
実際、若乃花が負け越した時は引退をしてはおりません。
例えば、最後に負け越し記録を残した若乃花は、九月場所いっぱいで引退の勧告をするべきだという世論が多くありました。
しかし、千秋楽が終わった後、時津風理事長と若乃花が話し合った結果、若乃花の現役続行が決定し、再起を図ることになったそうです。
また、横綱には降格というのも存在しないため、横綱には一度なりさえすれば引退まで横綱であり続けます。
横綱のような番付システムは他のスポーツにもあるのか?
大相撲においての番付システムは、その相撲取りの地位や強さを表しております。
簡単に言ってしまえば勝てば勝つほど強く、偉いまた、知名度も高いというわけですね。
他のスポーツ競技において同じような仕組みがあるのか調査してきました。
武道系の競技
空手や柔道、剣道やテコンドーなど世の中には様々な武道が存在しております。
その中には帯による段級制度が存在しております。
多くの武道は10級から始まり、1級の後は初段、二段と上がっていきます。
皆さんも色帯や黒帯という言葉を一度は聞いたことがあるのではないでしょうか?
この等級は昇級審査や昇段審査を受けることにより上がっていきます。
型や組手などを行い相応の実力を認められて上がっていくものなので、当然等級が高い人は強いです。
また、師範代になるにはある程度の段位が必要であることから、地位に関しても相撲の番付システムと似ていますね。
しかし、武道は段位を持っていて、師範代であっても武道一本で食べていくことは難しいでしょう。
会社員やアルバイトなどと並行して師範代を務めている人が多いです。
また、武道系は相撲はもちろん、格闘技団体や他スポーツ競技と比べるとテレビでの放映が少ないからか、今一つ一般的な人への知名度は低いです。
格闘技系
ボクシングやムエタイ、キックボクシングや総合格闘技など、等級は存在しないものの、プロのライセンスが存在するのが格闘技です。
プロなのかアマチュアなのかというだけで、相撲の番付や武道の級位、段位ほど細かくは分かれておりません。
しかし、プロの格闘技選手は戦績が細かく出てくる場面が多いです。
また、強い選手ほど知名度も上がるため、そういった意味では相撲の番付に近い部分があるかもしれません。
ちなみに、プロのライセンスを持っている格闘家はそこそこ存在するものの、格闘技一本で食べていくのは難しいようです。
そのため、武道の師範代と同じく、会社員やアルバイトなど、仕事と並行してプロをやっている人が多いのが現実です。
その他個人競技スポーツ
テニスや卓球、ゴルフなどといった個人競技は世界ランキングが存在しております。
この世界ランキングはある意味、相撲と同様の番付のような意味合いがあるといっても過言ではありません。
テレビで目にしたことがある人は多いと思いますが、よく、選手が世界ランキング○○位の□□選手と表現されていますよね?
相撲においても番付と名前で呼ばれているのでその点はすごく似ております。
また、上位の選手ほど知名度や年収が高いのも一緒です。
テニスであれば、大阪なおみ選手や錦織圭選手、卓球であれば石川遼選手といった具合に、ランキング上位の選手は知名度が高いですね。
また、ランキング上位の選手は強いだけでなく知名度もあるため、スポンサーもつき、優勝しなくても競技だけで食べていけるわけです。
ただし、ランキング外の選手やランキング下位の選手にはスポンサーがつかないため、会社員やアルバイトをしなければ生活ができませんね。
まとめ
- 横綱が負け越した事例は存在する
- 横綱は負け越しても引退しなくてもよい
- 武番付に近いものとしては、段級位制度や世界ランキングなどが存在する
今回は横綱の負け越しや番付についてでした。
横綱が負け越すとことがあったのを知って、横綱も人間なので不調が存在するのだなと思いました。
また、番付システムは他の武道や格闘技と比べて大変特殊だなあと個人的には感じました。
個人的には段級位制度と世界ランキングのシステムを混ぜたようなものだと思いましたが皆さんはどう思ったでしょうか?
最後まで閲覧いただきありがとうございました。