ネットを挟んでシャトル(羽根)を打ち合う競技・バドミントンはいつの時代も、性別・年齢を問わず人気のスポーツです。
羽根を落とすと失点するというシンプルなルールであり、また娯楽としても手軽に始められることが人気の理由と言えます。
一方でバドミントンのスマッシュは初速493km/hという記録がギネスに登録されている、最速のスポーツでもあります。
そんな魅力が満載のスポーツ「バドミントン」を実際のゲームさながらに楽しめる漫画を3つ紹介します。
日本におけるバドミントンの歴史
まずはじめに、日本における日本におけるバドミントンの歴史について紹介します。
イギリスで生まれたバドミントンが日本に伝わったのが1920年初頭と言われています。
きっかけは横浜Y.M.C.Aに勤めていた広田兼敏氏がアメリカ人のY.M.C.A名誉主事スネード氏からバドミントン用具を寄贈されたことによるものです。
1946年には日本バドミントン協会が設立され、その後1952年には国際バドミントン連盟に加入するなどして、
バドミントンは急激に普及することとなりました。
1966年には日本女子チームが国別選手権において初出場、初優勝を飾りました。
2016年リオデジャネイロオリンピックにおいて、高橋礼華・松友美佐紀選手のタカマツペアが日本初の金メダルを獲得したことで、
さらにバドミントン競技が注目されることとなりました。
日本での競技人口は約30万人で、年1回以上プレーする競技人口は約520万人ということで人気のスポーツと言えます。
バドミントン漫画を読むと得られる効果
これほど人気のスポーツであるバドミントンですが、楽しいスポーツとは言っても毎日厳しい練習を続けていていると、
くじけてしまいそうになることもあると思います。
そんな時におすすめなのが「バドミントン漫画」です。
バドミントン漫画を読むと得られる効果を紹介します。
モチベーションUP
日々部活などで練習に明け暮れて、それでも挫折してしまうことあるのではないでしょうか。
スポーツに挫折はつきものです。
そんなときは、バドミントン漫画を読み挫折を乗り越える主人公を見て「自分にもできる!」とモチベーションを上げることができます。
また、一旦練習から離れることでリフレッシュにもなります。
イメージトレーニング
例えば大会前などは誰しも緊張するものですが、
バドミントン漫画を読むことで実際の大会の雰囲気や大会に臨む主人公の心構えなどをうかがい知ることができます。
漫画を通して大会前のイメージトレーニングをして、しっかり予習することができます。
ストレス発散
根を詰めて練習をしていると、辛さばかりが勝ってしまって本来楽しめていたはずのバドミントンが楽しくなくなってしまう。
そんな経験をする人も多いのではないでしょうか。
そんな時もバドミントン漫画の出番です。漫画ならではの現実離れした描写や、ストーリー展開で笑い、感動し涙を流してください。
時には肩の力を抜いてリフレッシュすることも大切なことです。
バドミントン漫画おすすめ3選
それぞれに魅力が満載のバドミントン漫画を3つ紹介します。
「はねバド!」濱田浩輔
引用:Amazon
バドミントン漫画知名度トップの「はねバド!」で描かれる試合シーンは1番の見どころです。
迫力と疾走感に満ちた描写は思わず手に汗握るものがあります。
また、それぞれ葛藤や切ない想いを抱えている彼女たちが、バドミントンを通して選手として、
人として成長する過程は応援したくなること間違いなしです。
ちなみに、なぎさと綾乃がそれぞれ山口茜選手と大堀彩選手の印象を混ぜて創り上げられているそうです。
「片翼シャトル」栗田あぐり
引用:Amazon
中学校時代にバドミントンで「最強の盾」と呼ばれていた主人公の玉木海虎(かいと)は「最強の剣」と呼ばれていたダブルスのペアの神嶋由(ゆう)と、ある理由からペアを解消し、進学した高校では高校生活に対し無気力な日々を送っていた。ある日玉木は同じく無気力に過ごしていたバドミントン未経験の保知犬志郎と出会い、新たにペアを組んでダブルスで頂点を目指す…
部活生におすすめの青春バトミントン漫画「片翼シャトル」では
バドミントンに本気で取り組む選手たちの関係性がしっかりと描かれている点が魅力です。
玉木は中学時代に全国大会で準優勝したほどのバドミントン経験者である一方、保知は全くのバドミントン未経験です。
とても実力的に噛み合うペアとは言えませんが、
2人の想いがバドミントンを通して次第に本当のダブルスペアとして成長していく姿を見ることができます。
また、彼ら主人公ペア以外のダブルスペアやシングルスの選手たちにフォーカスをあてた描写もあり見どころが満載です。
「男子バド部に女子が紛れてる シークレットバドミントンクラブ」にいさとる
引用:Amazon
ダブルスの面白さと友情を描いた漫画「男子バド部に女子が紛れてる シークレットバトミントンクラブ」の魅力は、
そのタイトル通り女子が男子のふりをしてバドミントンをしているというその設定にあります。
しかも男子相手にかなりの実力を発揮するという活躍ぶりは見どころと言えます。
そして、その奇抜な設定だけではなく1人1人のプレーヤーにも個性・特徴があって楽しめます。
特に全くの初心者だった主人公シロが成長していく姿は応援したくなる、
そんな王道のストーリー展開には読者のモチベーションも上がること間違いなしです。
まとめ
日本のみならず、世界中で愛される最速のスポーツバドミントンを題材にした漫画を3つ紹介しました。
遊びとしてバドミントンをプレーする人も、大会に出場するほどの腕前でプレーする人も、誰でも楽しめる漫画となっています。
人気で親しみやすいスポーツであるからこそ、その漫画の種類・設定はさまざまあります。
自分にぴったり合う漫画を探してみるのも良いと思います。きっと何か新たな発見・気付きがあるはずです。