自転車競技は屋内競技、屋外競技、速さを競うものから、技の華麗さを競うものまで一般的な人には馴染みがないですが、
かなり細かく細分化されている世界です。
東京オリンピックではオムニアムという屋内トラック競技での日本人選手メダル獲得やBMXフリースタイル
での度肝をぬかれるトリックで話題となりました。
今回の記事では、競技としても趣味としても世間に普及しているロードレーサーに焦点を絞り、強い、
速い人の見た目の特徴やどうすればそのようになるのかといった点についてお伝えします。
強い選手の見た目の特徴
見た目で「あの人速そう!強そう!」という印象になるために重要なポイントは「服装と身体」です。
下記で特徴の詳細を解説しているので、気になっている方や初心者の方はぜひチェックしてください!
服装
ロードバイクに興味がない人から見ればピチピチで少し派手目なサイクルウェアって少し恥ずかしい?
と思う人もいるかもしれませんが、速く強い選手はきちんとしたサイクルウェアを着用しています。
まずは格好からという言葉もありますが、ロードレーサーとしての雰囲気を出す為には一流選手の服装や店員さんのアドバイスをを参考に、
ヘルメット、サングラス、ウェア、ソックス、ビンディングシューズと一式揃えてみましょう。
そのような服装は自転車を走る上で最も大きな抵抗となる空気抵抗を可能な限り減らし、快適に速く走ることを可能にするアイテムです。
ロードバイクで走る際にジャージや普段着で自転車に乗ってしまっているという人はすぐに見直してみましょう。
筋肉
上記の服装に合わせて引き締まった筋肉、
特に大腿四頭筋(太もも)の筋肉が発達している人は速そうだな、走り込んでいる人だなという印象になります。
ただ、速く走る為には太ももの一つの筋肉を鍛えられていればいいという訳ではなく、全身の筋肉がバランスよく鍛えられていることが理想です。
やはり大腿四頭筋という太ももの前側の筋肉は、ロードバイクにとって走る為への重要度高く、
体の中で一番大きな筋肉でもある為、積極的に鍛えて損はないでしょう。
自転車
一般道などで、サイクリストを見かけた時に自転車を見て、凝ってそうでかっこいい自転車であれば、あの人速そうだなと思うでしょう。
ただ、ロードバイクもピンキリで、安いものは数万円で販売されていますが、
高級と呼ばれるものは7、80万円、なかには100万円を超えるものもあり、
高級パーツで仕上がっているものは一般人にはなかなか手が出しにくい価格となっています。
数万円のものでも、通常のサイクリングで使用するには問題なく、もちろん見た目が良いものも販売されているので、
一概に高ければいいという訳ではないと思います。
よって見た目で速く思われるための要素としての優先度は低いです。
強い選手の見分け方
身体
強い選手の特徴見分け方ですが、上記の特徴を満たす選手程、強いということになります。
ただし、筋肉に関しては付き過ぎると自身の体が重くなってしまうため、昇坂では不利となってしまう可能性が高いです。
つまりはバランス良く引き締まった身体をしている方が強い選手と言えます。
知識・経験
どんなスポーツ、業界でもいえることですが、知識と経験はやはり重要です。
いくら高級なロードバイクを使用していたとしても、
走り込んでいなければそのバイクの特性は乗り方を把握しているといないでは長距離を走った際に大きな差となるはずです。
また、走る道にも平坦な道や登り坂、下り坂等色々な道があり、道の種類やコースによってのペース配分等も重要となりますが、
強い選手は独自のペース配分を把握しています。
これらの要素を持っている人を見た目で判断することは少し難しいですが、
経験を積んでいる人には「余裕と雰囲気」があるので、選手の顔を伺えば読み取れるでしょう。
速く、強い選手になるための方法
筋トレ
今よりも速く走れる様にする為には筋トレが有効です。
筋トレで筋肉を鍛えることで筋持久力が向上し、疲労を感じづらくなり、長距離ライドでもペースダウンすることなく走りきることができます。
また、筋力アップによりペダルを踏み込む力が強化され、上り坂などパワーが必要な場面でも最小限の失速で抑えることができ、
結果として、良いパフォーマンスやサイクリストが悩まれ易い腰や膝の痛みも予防できます。
ロードバイクで重要な役割を果たす筋肉の部位には、以下の4つが挙げられます。
- 大腿前部(大腿四頭筋)
- 大腿後部(ハムストリングス)
- 大臀筋
- 下腿三頭筋(ふくらはぎ)
それぞれの筋肉で役割は異なりますが、筋トレをする際はぜひ上記4つの部位をバランスよく鍛えてみましょう。
乗車ポジション
ロードバイクでの乗車ポジションはとても重要です。
自分に適切なポジションが調整されているロードバイクは走っていて気持ちよく、
速く走ることができるのに、体に負担がかかりにくいというように良いこと尽くしの内容となっています。
逆に自分に合っていないポジションのロードバイクで走行し続けているとその逆の現象が起こり、悪い場合は腰痛等に繋がってしまいます。
前述しているようにロードバイクにとって筋力はとても重要となりますが、
乗車ポジションは乗り手の筋力によって少しずつ変化していくものなので、体を作りながら徐々に調整していく方が良いです。
また、調整方法に関してはかなり濃い内容になってくるため、本記事で記載することは出来ませんが、
webで検索すると様々な方法が紹介されているので、そちらを参照して頂けるとよいかと思います。
自分より速い人と走る
もし、いつも一人でサイクリングやトレーニングを行っているのであれば、ぜひ仲間を探して一緒に走ってみましょう。
自分よりも速い人たちと一緒に走ると、その方たちに付いていこうとするため、自ずと練習の強度も上がり、良いトレーニングとなります。
それを何度も回数を重ねることにより確実に自分の成長に繋げることができます。
また、一緒に走ることによりモチベーションの維持にも繋がるので、
一人でのサイクリングでマンネリしてしまっている人や熱が冷め易い人にとっては継続するための良い環境となり、
達成感や楽しみといった面も分かちあうことができるでしょう。
まとめ
ここ数年、ロードレーサーの人口は増えつつありますが、あの人速そうという印象を持たれる為には、
自転車そのものというよりかは「身体と服装」が重要になってくることがお分かりいただけたでしょうか?
今回は速く走る人の見た目とどのようにしてそうなるかといった点をご紹介させて頂きましたが、
ロードバイク、サイクリングの楽しみ方はその人それぞれです。
もし今回の記事が自身の楽しみ方に合っている!という方はぜひ参考にして頂ければ幸いです。
最後までご閲覧頂きありがとうございました。