「今度プロ野球観戦に行くけど野球観戦をする上で知っておいた方がいいマナーってあるのかな。初めての観戦で色々不安だし今のうちに知っておきたいな。」
このように初めてプロ野球観戦に行く方で不安に思っている方も多いのではないでしょうか。
どんな人でも初めて行く場所は緊張するものですし不安もあるもの。そのため、この記事ではプロ野球を観戦する上で知っておくべきマナーについてご紹介します。
この記事を読めば上記のような疑問や不安を解決し、安心してプロ野球観戦をしていただけます。
それでは早速見てみましょう。
野球観戦で知っておくべきマナー
ではまず、結論からお伝えします。
プロ野球は日本で1、2を争うほどの人気のスポーツであり、たくさんの人が観戦に訪れます。
だからこそ、観戦に来る方全員が気持ちよく観戦できるよう以下のマナーを守りましょう。
・新型コロナウイルス対策関連の注意事項に従う
・飲食物や危険物は持ち込み禁止
・前の人の席を蹴らない
・席を立つときはできるだけ人が少ない方から出る
・大声を出して野次らない
・ゴミは放置せずゴミ箱へ
・立って応援しない(一部を除く)
上記について順番に開設していきたいと思います。
新型コロナウイルス対策関連の注意事項に従う
新型コロナウイルスは日本全国で猛威を振るっており、
プロ野球の各試合でも感染状況によっては無観客試合となることもあるなど依然予断を許さない状況になっています。
そんな中、観戦時にも新型コロナウイルス対策関連の注意事項があります。
入場前の検温は必須
新型コロナウイルスの感染が広がり、プロ野球の球場でも入場前に検温を求められるようになりました。
球場によって異なりますが、入場ゲートと違う場所で行われることもあり、
初めて球場に行く場合は「検温場所がどこにあるかわからない」と戸惑うこともあると思います。
しかし、そういった場合も係の方が近くにいますので、気軽に声をかけてみるとよいでしょう。
規制退場がある場合は案内を待つ
また、退場時に規制退場を取り入れる球場も増えてきました。
規制退場というのは、試合が終わったら一斉に自由に退場するのではなく、球場の座席エリアごとに区切って順番に退場して行く退場方法のことです。
一斉に退場すると密になり、かなり混雑するため現在では規制退場が多くの球場で取り入れられています。
「試合が終わったし早く帰りたいな」という気持ちももちろんあると思いますが、そこは我慢して係の人による案内を待つようにしましょう。
飲食物や危険物は持ち込み禁止
検温が終わり、「さあ入場」と思われるかもしれませんが入場時には持ち物検査があります。
その際に飲み物や危険物が入っていないかチェックされます。実際にカバンの中身を開けてチェックされるため
事前に該当するものがないかホームページなどで見ておきましょう。
京セラドーム大阪では、お客様の安全確保のため手荷物検査を実施しております。
ドーム内への飲食物の持ち込みはご遠慮ください。 また、危険物、ペット、ビン、缶、冷凍または750mlを超えるペットボトル類、およびクーラーボックスは持込みできません。ご理解とご協力をお願いいたします。
参考:京セラドームフロアガイド
もし持ち込み禁止のものがあった場合は最悪入場できない場合や、該当物が破棄される可能性もあるため事前にしっかりとチェックしておきましょう。
前の人の席を蹴らない
では次に実際の観戦時のマナーについてです。
まず大事なことが「前の人の席を蹴らない」ということです。
座席は最前列やVIP席など一部の席を除き、前に席があることがほとんどです。そんな時についついやってしまいがちなのが前の人の席を蹴ってしまうこと。
こちらに悪気はなくても相手を不快にさせてしまう行為ですし、場合によっては大きなトラブルに発展してしまう可能性もあるため十分注意が必要です。
野球観戦は2時間から、長くて4時間以上ある場合もありますが、姿勢を変える時や足を組み直す時などは前の席を蹴ってしまわないように特に注意しましょう。
席を立つときはできるだけ人が少ない方から出る
観戦中に席を立つときはできるだけ人が少ない方から出るようにしましょう。
もし座席が端の方である場合、そのまま近い方から席を離れれば良いですが、もし真ん中の方の席になった場合はこのような配慮をするべきです。
先にも書いた通り、座席の前のスペースは限られており、自分が立って移動することにより他に座っている方の邪魔になることもあります。
そのため、極力多くの人の邪魔にならないよう人が少ない方から出るようにしましょう。
もし左右どちらも人が同じくらい座っている場合は、極力かがむようにして移動することをオススメします。
大声を出して野次らない
プロ野球を観戦していて、思い通りにいかないことは多々あると思います。
「ここで打って欲しい」「ここは抑えてほしい」という場面は観戦中に何度も訪れることでしょう。
プロ野球は筋書きのないドラマ。思いもよらぬことが起きることが魅力でもあり、野球観戦の醍醐味と言えます。
しかし、自分にとって不都合なことが起こった場合でも大きな声で野次を飛ばすのはもってのほかです。
もし、自分が好きな選手のことを誰かが野次っていたとしたらどんな気持ちになるでしょうか。
特に新型コロナウイルスが流行している現在において、大きな声を出すこと自体マナー違反であり、場合によっては警備員によって退場させられる可能性もあります。
実際に筆者も以前そういった方をお見かけしたことがありました。
悔しい気持ちや残念な気持ちは当然抱くと思うのですが、野次らず大好きな選手やチームを応援できると良いですね。
ゴミは放置せずゴミ箱へ
プロ野球の球場では売店なども多数あります。
美味しいご飯を食べつつ、ビールを飲みながらの観戦はプロ野球観戦の醍醐味。
しかし、もちろんご飯を食べたり飲み物を飲んだりすると出るのがゴミですね。
席の下やドリンクホルダーにゴミをそのまま放置するマナーの悪い人がいますが、絶対にやめましょう。
もはやプロ野球観戦のマナーというよりは、人としてのマナーですよね。
自分で出したゴミは責任を持って捨てるようにしましょう。
立って応援しない(一部を除く)
一部を除き、立って応援することも厳禁です。
中には、立って応援する場合もありますが、基本的には座って応援するようにしましょう。
立って応援するのは外野席であることがほとんどで、内野席などは基本的に座って観戦することがマナーとされています。
外野席と内野席での応援スタイルの違い
そもそも、外野席と内野席では応援スタイルが異なることがほとんどです。
というのも、外野席では応援団などが陣取り、応援をリードするため、必然的に応援にも熱が入ります。
その上で「皆で立って応援しましょう」というスタイルの球団も数多く存在します。
しかし、内野席の方々は「座ってゆっくり観戦したい」という方も多いため立って応援することはマナー違反になるわけですね。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
初めてのプロ野球観戦はわからないこともあると思いますが、今回挙げたポイントを押さえておけばきっと楽しく観戦できるはずです。
マナーを守って是非最高の野球観戦を。