高校野球の帽子のかぶり方について!今の流行や型についても解説!

高校球児は身だしなみも大切ですよね。最近では黒いスパイクのみだったのが白いスパイクなども認められるようになってきました。

また、坊主頭・五厘の頭が当たり前だったのが爽やかなスポーツ刈りに変わってきているチームも多く見られます。

時代とともに様々な多様化が進んでいく中で、帽子の形・被りかたも変わってきました。

今回はそんな高校球児の帽子について解説していきたいと思います。今どんな形・被り方が流行りなのか気になる方はぜひご覧になってください。

帽子の形遍歴は?

帽子の形は選手それぞれによって違いますが、時代によってもかなり変化が見えます。

10年ほど前までは、帽子を深く折り曲げて型をつけていたのが主流でした。

有名なところで言えば、現ソフトバンクホークスの今宮選手や、現読売ジャイアンツの中田選手です。

今宮選手は、高校時代大分の明豊高校で強打者として、また最速154キロを記録した投手として、とても注目を集めていました。

その当時世代最強左腕として注目を集めていた菊池雄星投手率いる花巻東との激闘は記憶に残っている方も多いと思います。

その今宮投手がマウンドに登った際、ストレート・スライダーとした投球で相手を圧倒してましたね。

浅く被った深い型のついた帽子を何度も落としながら投球をしていたのを覚えている人も少なくないと思います。

その当時深く型付けをした帽子に憧れを抱き真似した中高生も少なくありませんでした。

大阪桐蔭高校出身の中田選手も同様にツバを深く曲げて被っていました。

その頃は眉毛を手入れしている高校球児も多かったですよね。全く眉毛が残らないほどに全剃りしている選手もいました。

身だしなみを整える、坊主頭やユニホームの着こなしもそうですが、少し古風なイメージが高校野球にはあると思います。

その中で、若気の至りではありませんが、少しの個性を出す部分が眉毛や帽子のつばだったのかもしれません。

しかし現在は甲子園を見ていてもあまりそこまで深くツバを曲げて被っている選手は多くありません。

それよりも自然な形で被っている選手が多く見受けられます。

眉毛も全剃りや薄くせず整えている程度だと思います。何故なのでしょうか?

何故ツバを曲げる選手が減った?

何故ツバを曲げる選手が減ったのかというとそれは時代の変化も大きく影響していると思います。

過去は、ツバを曲げている・自分なりの形を保っている選手が多くそれがかっこいいと思われていました。

高校球児は身だしなみを整えてプレーをしています。ストッキングを上げ、ユニホームをぴっちり切るのが普通です。

その時代の流行りが少しやんちゃな印象がつくような形であれば、ツバや眉毛などで個性を出す選手が増えその時代のオーソドックスな形になっていたのです。

現在は、グローブの色や形、スパイクの色や髪の毛の長さの自由など選手が個性を出せる部分が増えています。

その中でユニホームを正しい形で、自然な形で着こなすのが今一番オーソドックスになっているのではないでしょうか。

これは野球に限らず、街中でも腰パンをして履いている人や、ボンタンや長ランを着ている中高生も滅多に見られなくなりましたよね。

中高生でも私服でジャケットを着るなど綺麗めな格好をしている人も多いと思います。

現在は、ニューエラなどのストレートキャップや自然な形のカーブキャップファッションの一部として被っている人をよく見かけますよね。

それが現在はかっこいいと思われる形、主流になってきたいるように感じます。

元々の帽子の形もありますが、特に型付けなどで主張しなくても現在の主流の型になっている丸型の帽子がほとんどのチームで採用されています。

その影響があり現在は、自然な形・帽子そのままの形が主流になってきています。それが現在の高校球児の身だしなみにもつながっているのではないでしょうか。

しかし今でもツバを強めに曲げて型作りをしたい人もいると思うので、帽子の方のつけ方を簡単に紹介したいと思います。
洗濯バサミで、チームマークが入ったあたりの根元を挟み、ツバを好きな形に曲げた状態でゴムで止めれば型を作ることができます。
洗濯をするときに型が崩れがちなので同様の形で洗濯ネットに入れるなどすれば崩れずに済みます。
もちろんツバを曲げてる人が多かったのはファッションだけではなく、野球をする上での利点があります。

またツバを深く曲げ、深くかぶることで表情を隠せるというのも利点だったようです。

ポーカーフェイスで相手に自分の考えを少しでも読み取られないようにすることができるかもしれませんね。

また視界を狭くすることで周りの余計なものを入れず集中する利点もあったようです。

人の目は一点に集中していても周りの動いているものも見ることができているため、視界を帽子を使って狭くすれば集中力が上がりますよね。

帽子のかぶり方は?

これまでは帽子の形について説明してきました。次はかぶり方について説明していきます。

大きく分ければ深くしっかりとかぶるか、浅く載せるようにかぶるかに分かれると思います。深くしっかりと被っている方が見た目としてはきっちりと見えます。

しかし現在の主流のツバの形は先ほど紹介したようにストレートや少し丸みを帯びている形なので、

そこまで深めに被らなくてもしっかりとした身だしなみに見られるように思います。

浅すぎると少しやんちゃな雰囲気を感じるので帽子の形通りにかぶるのが一番カッコよく見えると思います。

また特に投手で載せているだけだと、投げるたびに帽子が落ちるので守備のテンポや試合の進行を考えればそれはあまりいいことではありません。

試合を有利に自分の店舗で進めるためにも落ちない程度にしましょう。

ユーチューブで様々な人が野球のことについて発信していて、その中であるある形式で野球部の帽子についての動画を見つけたので紹介しておきます。

見てみると面白いですよね。最初の方でも紹介した通りでしたが、甲子園なども帽子などの流行にも注目してみるのも面白いかもしれませんね。

まとめ

今回は高校球児の帽子のかぶり方について紹介してきました。

帽子だけではなく身だしなみも高校球児は重要ですよね。身だしなみがチーム全体で整っていると強いチームに見えてきます。

帽子の形やユニホームなどの着こなしも意識してみることで心構え見られ方も変わってくるかもしれませんね。

ぜひ、かっこいい着こなしで練習や試合に臨んでいきましょう!

最新情報をチェックしよう!