【少年野球の寒さ対策】冷えは万病のもと!ケガ防止にも必須です

「冷えは万病のもと」といわれるように、からだが冷えると血液の流れが悪くなり、血液がドロドロになります。

そして、栄養素や酸素がからだの隅々まで運ばれなくなったり、老廃物が排出できなくなり、体内に蓄積されてしまいます。

体温が1℃下がると、免疫力が30%以上下がるともいわれているので、風邪やインフルエンザ、今だとコロナウイルス感染症にもかかりやすくなります。

こう考えると、からだをあたためることがとても大切なのがわかりますよね。

特に、野球は基本長時間、外で行うスポーツです。ほかのスポーツに比べて動かない時間が多めで、からだが冷えやすいので、寒さ対策はしっかりしましょう。

ウォーミングアップは入念に

ウォーミングアップ

寒さ対策にはなんといっても、ウォーミングアップ!個人的にはこれが一番だと思います。

少年野球では、冬場の練習や試合の前は特にストレッチからウォーミングアップまでを時間に余裕をもってしっかりやりましょう。

そうすると、からだのなかからあたたまりますし、ケガ防止にもなります。

ウォーミングアップにも注意が必要で、歯をくいしばって頑張るというやり方は逆効果になるので、楽しみながらやりましょう。

防寒ウエアや防寒グッズを身につける

プレーのじゃまにならないような、動きやすいウエアと、防寒グッズを身に着けることをおすすめします。

アンダーウェア

すきまがある服は、からだの熱をうばうので、ぴたっと密着するものを選ぶことをおすすめします。

からだからの水分を吸収して発熱する吸湿発熱素材のタイプや、裏起毛など、いいものがいろいろあります。

自分に合った素材を選びましょう。

アウター

アウター

野球の防寒着でおなじみのグラウンドコートは、あたたかいのですが少年野球の寒さ対策としては重く動きづらいのが難点です。

プレーに影響が出ないという観点では、動きやすい防寒ウエアがおすすめです。

「Vジャン」と呼ばれる、かぶって着るタイプのコートの冬用のものは風を通さず、裏起毛タイプで保湿性が高いため、とてもあたたかいです。

また、風通しはウインドブレーカータイプのものより劣るものの、最近はフリースのパーカーを着用しているチームも多い印象です。

軽いので動きやすく、そしてあたたかいので、多くの少年野球チームで寒さ対策として取り入れられているのも納得ですね。

レギンス

気温が低いときは、生きるためにからだが重要な臓器を守るよう上半身からあたためるので、

下半身の方が体温が低くなり、肉離れや疲労骨折などケガのリスクが高まります。

そのため、プレーの維持はもちろん、ケガ防止の観点でも、あしをあたためることはとても大切です

あしを冷えにくくするには、ユニフォームの下にレギンスを履くのが効果的な寒さ対策です。

レッグウォーマー

ふくらはぎは、あったまっているかどうかでウォーミングアップがしっかりできているかどうかを判断することがあるくらい、

からだのなかであたたまりにくい部分なので、レッグウォーマーでふくらはぎをしっかりあたためましょう。

レッグウォーマーは、分厚い素材でできているものが多く、ふくらはぎをあたためる効果があるので、ケガの防止にもつけることをおすすめします。

レッグウォーマーを選ぶポイントは、かかとの部分があるものです。

かかと部分があるとずれにくいですし、なにより足首までカバーしているので、よりあたたかいので寒さ対策にバッチリです。

ネックウォーマー

首は冷えやすい部分ということに加えて、服のすきまからあたたかい空気が逃げやすい部分になります。

それを防ぐためにも、ネックウォーマーをつけることは少年野球の寒さ対策としてはとても効果的です。

ネックウォーマーは、厚すぎるとプレーのときに動きにくいので、薄手で撥水・防水の機能を備えたものがいいですね。

手袋

手袋

厚手のものは動きにくいので、やはりこちらも薄手のものがいいです。

ただ、薄手のものだと、やっぱり冷えるので(素手よりは全然マシですが)、できれば高機能素材のものがおすすめです。

高機能のものは、バッティンググローブにもなるものもあるようです。バッティンググローブも防寒用があります。

最近は、少年野球の寒さ対策としていいものがたくさん出ていますね。

付き添いの保護者の方も防寒を

少年野球をするお子さんたちは、からだをうごかしているので、まだあたたかいですが、

見学をしたり、お手伝いをする保護者の方の寒さ対策も必要ですよね。

アンダーウェア

保温だけでなく、保湿や発熱、発散性の肌着を選ぶのがおすすめです。

綿素材でできている肌着は肌触りが良いのですが、水分を吸収しやすく乾きにくいので、汗をかいたときに体温が下がっています。

そのため防寒というテーマだと不向きです。

また、やわらかい素材でからだにフィットする動きやすいものが良いです。

アパレルメーカーで販売している薄手のインナーより、作業服メーカーで販売されている作業用のコンプレッションウエアの方が、厚手で保温効果が大きいでしょう。

ミドルレイヤー(アウターのなかに着る防寒服)

ミドルレイヤー

ミドルレイヤーは外部からの寒気を防ぎ、内部のあたたかい空気を外へもらさない目的で着ます。

ミドルレイヤーを着ることで防寒効果は上がり、あたたかさを持続することができます。

動きやすさや着心地重視の方はトレーナーやパーカーなどのパイル起毛の服、またはフリースのジャケットが、

保温性や防寒性重視の方は、中綿の入ったジャケットやダウンジャケットがおすすめです。

アウター

風や水を通さない機能に優れたものが理想です。

ピッタリフィットするよりも、空気をたくさん含めるような少しゆったりしたサイズを選ぶのがおすすめです。

丈が長いベンチコートですと、おしりもかくせてあたたかいです。また登山用のアウターもいいですね。

重ね着を何枚もすると、動きにくかったり、重かったり、肩がこったりする場合がありますよね。

長時間の見学やお手伝いをするとなると、軽くて動きやすくて、そしてあったかい重ね着をして、寒さ対策を万全にしたいですね。

ボトムス

ボトムスは細身のパンツにレギンスが保温にはおすすめです。

スカートや太めのパンツだと、風を通すので、体温が下がってしまいます。

カイロを活用しよう

寒さ対策といえば、カイロがよく知られています。

効率的にからだをあたためる場所があるので、ご紹介します。

太い血管があるため、首を温めることで、全身が効率よく温まります。また、首を前に曲げたときに、首と背中の間に骨が飛び出しているところがあります。ここには「大椎(だいつい)」という全身を温めるツボがあります。

背中

肩から背中にかけて僧帽筋という大きな筋肉がありますが、冷えると血流が悪くなり、筋肉が固くなってしまいます。そんなときは、肩甲骨の間を温めましょう。背骨に沿って2枚並べて貼ってもいいですね。この辺りにはいくつものツボがあるので、一石二鳥です。

お腹

全身が冷えるとき、おへそより指2本分下にある「気海(きかい)」というツボを温めるのが効果的です。毎日温めることで、常にコンディションが安定して、元気に過ごせる魔法のツボと言われています。

腰・お尻

腰は、冷えによる不調を感じやすい場所です。おへその真裏には「命門(めいもん)」というツボ、そこから指2本分外側には「腎兪(じんゆ)」というツボがあります。この辺りをカバーするようにカイロを貼ると、腰全体を温めることができます。

冷えやすい足の中でも、特に指先は温めたいポイントです。全身を温めるには、太い血管がある足首のくるぶし周辺を温めるといいようで

す。内くるぶしの後ろ、アキレス腱との間のくぼみには「太谿(たいけい)」という冷えにいいと言われるツボもあります。

KINCHO どんと「貼る場所による効果的な使い方」 より引用

からだのなかからあたためよう

からだをあたためるには、これまでお伝えしたからだの外からあたためる方法でしたが、からだのなかからあたためるのもとても大切です。

あたたかい飲みものを飲もう

あたたかい飲みもの

保温ができる水筒にあたたかい飲みものを入れて持っていきましょう。

からだをあたためる飲みものは、生姜湯やノンカフェインの発酵茶がおすすめです。発酵茶には麦茶やルイボスティー、杜仲茶などがあります。

どれも苦手という方には、白湯がおすすめです。

あたたかくても、カフェインを含んでいたり、さとうや人口甘味料が入った甘いものはかだらを冷やしてしまうため寒さ対策としては不向きですので気をつけましょう。

まとめ

まとめ

少年野球の寒さ対策についてお伝えしました。

からだが冷えると、体調だけでなく、パフォーマンスにも影響が出るので、寒さ対策は必須です。

服やグッズでからだの外からあたためながら、ウォーミングアップやあたたかい飲みもので、

からだのなかもしっかりあたためて、お子さんに安全に少年野球を楽しんでもらいましょう。

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