ビリヤード初心者に向けた上達のコツを伝授!おすすめの練習方法とは

ビリヤード初心者がビリヤードを最初にプレイしようとするのは非常にハードルが高いと感じると思います。

だからこそ、この記事ではビリヤードが上達していく方法やそのためにおすすめの練習方法についてまとめていきます。

フォームを固めるのが上達のコツ

ビリヤードの上達には、なんといってもフォームをしっかりと固めることが重要です。

間違ったフォーム、打ちづらいフォームでプレーし続けてしまうと悪いクセがつき、直すのが大変。

それを防ぐためにも初心者のうちから正しいフォームでプレーできるようにしておくのが大事です。

スタンダードブリッジのコツ

スタンダードブリッジとは、ビリヤードの基本フォームでほとんどの場合このブリッジでボールを撞(つ)きます。

人差し指と親指で輪を作り、キューがその中を通ります。

手をしっかりと広げて、中指の上に輪をのせるような形でブリッジを作ります。

台の上でしっかりと手を固定し、指を輪にするので安定感があります。

  1. ブリッジを作る手を手玉の15~20cm程度前に置く。
  2. 中指と人差し指の股の間をキューが通るようにします。
  3. 指の股の間を通るキューを人差し指と親指で輪のような形にして固定します。
  4. 小指、薬指、中指はしっかりと広げて台に密着させます。

ポイントは、輪にした指の中でキューがふらつかないようにすること、ブリッジ以外の指がしっかりと台に接触していることです。

安定感がでるブリッジなので、ストロークがふらつく、ショットが安定しない、などの問題があるならブリッジを見直す必要があります。

オープンブリッジのコツ

オープンブリッジは、指で輪を作らず親指と人差し指でキューを動かすブリッジです。

スタンダードブリッジと比べて安定感を出しづらいブリッジですが、簡単に作れるので初心者向けでもあります。

  1. ブリッジを作る手を手玉の15~20cm程度前に置く。
  2. 親指を人差し指につけたまま指先を上に向け、溝を作ります。
  3. 中指、薬指、小指を広げて台に密着させる。
  4. 親指と人差し指の間にできる溝にキューをのせます。

輪の中をキューが通るわけではないので、慣れないうちはキューのストロークが安定せず大変かもしれません。

また、強く打とうとするとなおさらキューが暴れるのでブレイクショットには不向きです。

ただ、ブリッジ自体は簡単で打ちやすいので、オープンブリッジだけでプレーしている方もいます。

正しいフォームとは?

ブリッジをしっかりと固めることができれば、後は全体的な体の使い方です。

押さえるべきポイントは下半身、顔の位置、肘の位置です。

  1. スタンス:基本的なスタンスは、軸足ではない足(右利きなら右足)が構えた状態のキューに対して45度。
    腰の位置の目安は、キューの角度が水平になる位置となります。
  2. 顔の位置:基本的にはキューの真上に顔を置きます。顎の真下をキューが通るようなイメージです。
    顔がキューから離れてしまうと、ショットの方向も定まらず、安定しないので注意しましょう。
  3. 肘の位置:構えた際に肘が90度になる位置が理想です。
    構えた状態で90度だと、横から見るとキューを持っている腕とキューがコの字になっているはずです。
    肘が90度を保ったまま、水平にキューをストロークするのが基本的なフォームなのでしっかりと意識してください。¥

その他の注意点としては、肩に力を入れすぎないこと、脇が開かないようにすることです。

ブレイクショットの際は、いい音をさせたいあまりに無駄な力が入ることが多いので注意です。

無駄な力が入ると、キューがまっすぐに出てこないので、ミスショットが増えてしまいます。

上達するためのおすすめ練習方法

ビリヤードの上達には練習も必須です。

正しいフォームの知識を得ても、反復練習をしなければ身につくことはありません。

知識を得たら練習で実践、その繰り返しが上達への近道です。

まっすぐ撞く練習

ビリヤードをプレーする中で最も重要なのは、キューがまっすぐに振れることです。

回転をかけるよりも先に、まっすぐにショットできるようにならなければ上達しません。

まっすぐ撞くための練習方法ですが、非常に簡単です。必要なのは手玉と的玉のみ

  1. フットスポットに的玉を置く。
  2. コーナーポケット、的玉に対して、手玉がまっすぐになるように配置する。
  3. 正しいフォームでまっすぐに撞く

これを延々と繰り返すと、まっすぐに撞けるようになります。

初心者のうちは、9ボールや8ボールをする前に10分でもいいので集中して練習してみましょう。

手玉と的玉の位置関係は、ブリッジがしっかりと台の上でできること、球同士があまりに近すぎなければある程度自由で構いません。

進める・止めるを身につける

ビリヤードは、自分が的玉を入れ続ける限り相手は何もできないスポーツです。

9ボールでブレイク後、全ての的玉をポケットすることをマスワリといいますが、これが理想です。

相手に手番を譲らない限り負けないのがビリヤードなのです。

そのために必要なのが、手玉をポケットしやすい位置にコントロールすることです。

そこで必要になるのが手玉を進めるフォローショット、止めるためのストップショットです。

  • フォローショット:手玉の中心線から上を撞くことで順回転を掛けるショットです。
    次の的玉まで距離があり、手玉を走らせたいときに使います。
  • ストップショット:手玉の縦、横の中心線、ど真ん中を撞きます。的玉に当たった位置で手玉を止めたいときに使います。

基本的にはこの2種類を使用して、手玉をコントロールしたほうが、ミスの危険度は低くなります。

ボウラードゲームをしてみる

ボウラードゲームは、1から10までの的玉を使用したビリヤードでするボウリングです。

1人用のゲームなので、一人で練習する際の仕上げに何ゲームか行ったりすることも多いです。

また、プロテストの実技種目にもなっているので、プロを目指すプレーヤーも練習に使用していますね。

基本的なルールは簡単、ボウリングと同じように2ショットを1フレーム、10フレーム行います。
ポイントは以下のとおり。
  • 1フレーム2ショットで、10個の的玉をどれだけポケットできるか
  • 1ショット目でポケットできなかった場合、そのままの位置関係で2ショット目を開始する。
  • 2ショット終わった時点で台上に的玉が残っていても、1フレーム終了。次のフレームに移行し的玉をラックし直す。
  • 1から10を順番にポケットする必要はないが、ポケットする的玉は必ずコールショットしなければならない。
  • ブレイクで的玉が落ちない場合でもミスにはならず、1ショット目からスタートする。※スクラッチの場合はガター扱い。
  • 点数の数え方はボウリングと同じ。※ストライク、スペアの数え方は事前に覚えておくか、スマホメモなどに残しておきましょう。

プロテストでは、3ゲーム630点以上が合格点ですが、初心者の場合はスペアさえ取れないと思います。

客観的に実力が把握できるゲームなので、上達のための練習としておすすめです。

脱初心者したいなら注意しておきたいこと

ここでは、上達するためにやった方がいいことより、やってはいけないことを解説してみたいと思います。

こんなプレーをしていたら上達しないし、見た目もよくないので、もしもやっている人は注意して欲しいですね。

強く打つのはむしろかっこ悪い

ビリヤードにおいて強くショットするのはブレイクのみです。

正確なショットをするためには力を入れすぎないのが重要ですし、それが基本。

あまりに強く撞きすぎて、ボールが台から飛び出したりすることもありますが、恥ずかしいことなので止めておきましょう。

回転かけたら上手に見えるわけではない

フォローショット、ストップショットについて説明をしたと思いますが、もう一つ有名なショットは説明をしていませんでした。

それはドローショットです。

引き玉、的玉に当たった後に手玉がバックするショットですね。

手玉の中心線、下側を撞くことで逆回転を掛けます。

9ボールや8ボール、ボウラードなどビリヤードのゲームにおいてドローショットは正直ほとんど使う必要がありません。

フォロー、ストップに比べてコントロールが難しいからです。

トリックショットでは結構使います、見た目も派手だし手玉を自在に操っている感じが出るからです。

その他に横回転、マッセなどがありますが、初心者のうちはフォロー、ストップをしっかりと使えるように練習しましょう。

回転に気を取られてミスを連発しているようではいつまでも上達しません。

まとめ

ビリヤードは体力や腕力がなくても楽しめるスポーツです。

しっかりと練習をすることで、誰でもそこそこに上手になることができるのです。

残念なのは、間違ったフォームで練習してしまい、悪いクセがついてしまうことです。

初心者のうちから正しいフォーム、考え方を身につけておくことで、悪いクセがつくことを防ぎましょう。

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