皆さんはビリヤードをしたことがありますか?
大人はしたことがある人が多いかもしれませんが、子供はあまりビリヤードをしたことがないと思います。
子供がよく遊びに行く場所で言うと、ラウンドワンにビリヤード台があると思いますが
多くの人はボーリング、カラオケ、一部店舗ではスポッチャに行って帰る人が多いと思います。
ビリヤードって聞くと「なんか難しそう」「ルール知らんし」「高級な大人のゲームな気がする」などと言った気持ちがあると思います。
しかし、実際はそんなことなくて子供でも十分楽しめますし、とても盛り上がる楽しいゲームです。
これを聞いて、ビリヤードに興味を持っている人もいると思います。
今回は、ビリヤードに興味を持っている人が、どのようにしてビリヤードを始めていくかについて解説していきます。
ビリヤードを一回やってみよう
ビリヤードを趣味やこれから定期的にプレイしたい人で
もし1回も行ったことがない人がいたら、是非1回プレイしに行きましょう!
始めていく人は、経験者ではなくてもいいので複数人で行くことをお勧めします。
なぜなら、ビリヤードは1人でもプレーできますが、複数人のほうが盛り上がるし、ゲームを通して楽しさを感じることができるからです。
ビリヤードを1人で行く人の多くは技を極めたい人が多いので最初は複数人のほうが楽しさがより分かりやすいです。
ビリヤードは、先ほど話したラウンドワンやバーや漫画喫茶でもプレーすることができます。
ここで、初めてビリヤードをするときにおすすめのゲームを1つ紹介します!
ナインボール
初心者にわかりやすく、ビリヤードを楽しめるゲームです。
ゲームに用意するボールは名前通り1~9までのボールです。
ここでは、基本的なルールを話していきますね。
まず、このゲームの1番重要なルールはテーブルにある1番小さい番号のボールを当てないといけないことです。
そして、最終的に9のボールを落としたら勝利となります。
この際、順番に1,2,3…9と落とすのが普通なのですが、もし2のボールに当たった勢いで9のボールが落ちた時も勝利になります。
ちなみに、ボールが落ちることをポケットするといいます。
その他ファウルや順番の決め方など細かいルールがありますが、その時の自分のレベルに合わしてプレーすればいいと思います。
とにかく最初なので楽しむことが1番大切です。
下に詳しいナインボールのルールの動画を載せておいたので、本格的にプレーしたい方は参考にしてください。
道具の名前紹介
ビリヤードに使う道具の名前も知っていたほうが良いでしょう。
覚えとかないといけないことは無いですが、聞いたことがあるぐらいにはしときたいですね!
- 手球、的球
- キュー
- チョーク
- メカニカルブリッジ
基本的にはこの4つです。
順番に説明していきますね!
手球、的球
手球とはキューでつく白色の玉のことで、的球は1番から15番まである15個の玉のことです。
番号ごとに色が決まっています。
的球は、すべての玉を必ず使うということではなく、行うゲームによって使う玉の数が変わります。
キュー
キューは手球をつく棒のことです。
長さは約150㎝ぐらいあって、真ん中から上の部分のことを「シャフト」下の部分のことを「バット」といいます。
体重をかけすぎるとゆがんだり、場合によっては折れてしまうこともあるので注意しましょう。
シャフトの先端には革でできているティップと呼ばれるものが付いており、ティップは木を保護するためのフェラルに接着しています。
利き手で握るほうのバットには糸や革で巻かれているグリップがあります。
テニスやバトミントンのラケットにも持つところにグリップが巻かれていますよね。
キューは本格的にビリヤードを楽しんでいる人は自分のマイキューを持っていることもあります。
なんかかっこいいですね!
チョーク
チョークは手球を突くときに滑らないようにティップに塗るものです。
人によっては塗らない人もいるみたいですが、出来るだけ1打ごとに塗る習慣をつけましょう。
メカニカルブリッジ
メカニカルブリッジは、手球が自分の届かないほど遠くにあるときに使う補助器具です。
メカニカルブリッジは先端にプラスチックのくぼみがあり、そこにキューを置いて手球をつきます。
メカニカルブリッジは決して初心者用にある器具ではなく、国際的な大きな大会でも使用される用具なので、
必要な場合は使うようにしましょう。
基本的な技術の習得
ここからは、これからより上手にプレーできるようにスキルを磨きましょう。
今回は入門講座なので
- キューの持ち方
- ボールの打ち方
この2つについて解説していきます。
キューの持ち方
キューの持ち方には、人それぞれ独特の持ち方があります。
最終的には自分の打ちやすいような持ち方を考えてもいいですが、今回は入門編ですので、一番初心者におすすめの持ち方を紹介します!
今回紹介する持ち方には一応「スタンダードブリッジ」という名前がついています。
初心者におすすめとはいえ少し難しいので、何回も練習して少しずつ慣れていきましょう。
スタンダードブリッジの持ち方は、人差し指と親指で輪っかを作ります。
その輪っかの中をキューが移動する持ち方です。
そして、輪っかを作る以外の指でしかっり固定することが大切になります。
はじめは手球から約20㎝ほどの距離で構えるといいと思います。
ここから詳しい手順を示していきます。
- 中指、人差し指、親指の間にシャフトを通す。
- 人差し指と親指をつまむようにする。
- 人差し指と親指で輪っかを作り、残りの3本の指を広げるようにする。
- 手を台に密着させる。
- 3本の指をしっかり台に固定する。
このような手順で持つとうまくできます。
下に完成形の動画を張っているので見てみてください!
ボールの打ち方
キューをうまく持てるようになったら、正しいボールの打ち方を体に染みつけて行きましょう。
ボールのつく位置によって回転が変わったり、ボールに当たってからの軌道が変わったりします。
よって、次のターンのことも考えて打たないといけません。
ボールの軌道について紹介します。
- フォローショット…球の真ん中やや上を突くことで、的球にあたってからまっすぐ進みます。
- ストップショット…球のど真ん中を突くことで、無回転の玉が打て、的球にあたると止まります。
- ドローショット…球の真ん中やや下を打つことで、的球にあたった後逆回転がかかり、後ろに進みます。
- ひねり…真ん中より左右にずらして打つことで、当たった後曲げることができます。
主に、この4つあります。
次に立ち方です。
主に、軸足は利き足になります。ここでは右利きの場合の説明をしますが、左利きの方はすべて逆でしていただければできます。
まず、右足を45°開き、左足を前に出します。
足の幅は、だいたい肩幅程度が一番いいです。これは、人それぞれになりますね。
次にキューは顎の下に来るようにし、狙う方向、キューの先、頭、足が一直線になるように構えます。
これが基本的な立ち方、構えになります。
姿勢が出来てもうまくいかない人は、姿勢を作った後に体が動いてしまっている可能性があるので、一旦静止することを意識しましょう。
まとめ
ここまでビリヤードの始め方について話してきました。
この記事を見て、「ビリヤードやってみたい」「ビリヤード始めてみたくなった」「意外と始めれそう」と思って頂けたら嬉しいです。
ビリヤードは、打ち方や構え方などの基礎を身に付けると、思っているより簡単にできますし、楽しい競技です。
ここまではほんとに基本の基本しか解説しませんでしたが、興味を持った人はさらに上級技術を身に付けていきましょう。
上級者向けのゲームもありますし、技もまだまだあります。
これから皆さんでビリヤードを楽しんでいきましょう!!