ピッチャー必見!肩の可動域を広げるチューブトレーニングとは?

野球やソフトボールなどで最も人気なポジションである「ピッチャー」。

カーブやフォークなどの変化球を得意とする選手や、剛速球のストレートで勝負する選手など様々なプレイヤーが毎日活躍しています。

実はそんな選手たちが大舞台で力を発揮できるかどうかは「肩の可動域に比例する」ということをご存知でしょうか。

「そもそも肩の可動域って何?」

「何で肩なの?」

今回は上記のような疑問に対してまとめてみましたので、是非参考にしてみてください。

ピッチャーの可動域とチューブトレーニング

肩の可動域と野球の関係性

可動域とは、その部位が動く範囲のことを指します。

日本の伝統文化である相撲では、入門した力士は股割りをして股関節の可動域を広げることから始めるそうです。

体重100キロ越えの力士同士がぶつかる競技ですから、ケガを防ぐためにも体の可動域を広げることが重要だとされています。

またお相撲さんは案外素早い動きをしますが、これも可動域が広いからこそ俊敏な動きができると言われています。

  • ケガを防ぐこと
  • 俊敏な動きができること

この2つは野球にも繋がる大事な要素です。

ではなぜ野球ではその部位が「」なのか。

キャッチャーやピッチャーは他の野手とは違い1試合で何十球ものボールを投げますから、

最も肩を酷使するポジションだと言っても過言ではありません。

ですが、肩は体の中で最も不安定な部位で且つ最も痛めやすい関節だと言われています。

ですから絶対に鍛えておかねばならない部位なのです。

ピッチャーはチューブトレーニングで筋トレすべき

インナーマッスルを鍛える!

肩には骨頭というボールのような骨がはめ込まれています。

クルクル回って不安定だからこそその周囲を複数の細かいインナーマッスルが固定し、安定性を保っているのです。

そんな肩のインナーマッスルが衰弱していると肩も安定せず、強い衝撃に負けてしまい脱臼や骨折へと繋がってしまいます。

また、硬すぎると肩が上がらなくなったり肩甲骨に痛みがでてきたりします。

しかし肩に脱臼癖がついている人や、もともと関節が弱い人はこのインナーマッスルを鍛えることによって症状も改善していきます。

日々の積み重ねがあれば肩の痛みなどを恐れず思いっきりプレーすることもできますね。

可動域を広げる秘策はチューブトレーニング

インナーマッスルは基本的に通常の筋トレで鍛えることが可能ですが、

肩に関しては様々な角度からの圧をかけなければ鍛えることができないと言われています。

複数の細かいインナーマッスルそれぞれに適度な圧をかける最適な方法がチューブトレーニングという訳です。

肩や肘のインナーマッスルを鍛えつつ柔軟に保つことができれば、その分可動域が広がって力強いボールを投げることができます。

ちなみに知名度が急上昇している大谷翔平選手は、

腰に手をあてたまま両肘をおへその近くまで持ってくることができるほど肩のインナーマッスルが柔らかかったそうです。

また前田健太選手の「マエケン体操」は、マウンド上で投球前に肩をぐるぐる回す様子が有名ですよね。

両者とも肩の可動域を広げてきたからこそできる妙技なのでしょう。

実は今話題になっている⁉

実は今話題の「チューブトレーニング」

チューブトレーニングとはゴムの収縮性を用いて体を動かすトレーニング方法のことを指します。

通常の筋トレでは鍛えられないような筋肉を鍛えることができるため、スポーツでは欠かせないトレーニング法です。

しかしその他にも様々な需要がでてきています。

スポーツ選手のように体幹トレーニングに加えて肩のインナーマッスルを鍛える為に使用していたり、

病院によっては筋肉をほぐすためにリハビリで使用していたり、産後の骨盤ダイエットとして女性にも人気です。

また最近はコロナ禍の巣ごもり需要で、体形が気になる人が自宅で簡単にできるフィットネスとして利用しているケースもあるようです。

他のトレーニングマシンと比べると軽量で持ち運びやすいですし、消耗品であるとしても安価ですので容易に手に入ります。

最近はカラーバリエーションも増えてきているのでオシャレ感覚でフィットネスジムに持ってくる人もいるようですよ。

このように、チューブトレーニングはスポーツ以外でも需要が高いトレーニング法だということがわかります。

ただ万能ではありますが、スポーツに関してはトレーニング法を少し間違えると全く異なる部位が鍛えられていたり、

場合によってはケガに繋がったりすることもあります。

自分がどのような効能を得たいのかしっかりと把握し、一般的なトレーニング法から実行していった方が最善でしょう。

また、ゴムチューブは引っ張って使いますので切れてケガをする場合もありますから、

定期的に買い替えつつトレーニングすることをオススメします。

ピッチャーが体幹を鍛える秘策はチューブトレーニング!

球速を上げる=体幹を鍛える

体幹とは文字どおり「体の幹を鍛える」ことを言います。

体幹トレーニングはストレッチのようなものが多いですし一見するとヨガのようにも見えます。

しかし球速アップや筋力向上に繋がり今の自分よりもはるかにレベルアップできる近道でもあります。

ピッチャーになると誰しもが「球速をあげたい」と思うことでしょう。

球速をあげるためには【ボールにうまく体重をかけ】【肩と肘を柔らかく使い】【体全体で投げること】が必要です。

更に体のバランスや目線などがぶれないように、体幹を鍛えることも重要だと考えられています。

要するに、自分で筋肉をコントロールできなければボールはコントロールできないということです。

ここで必要なのが「体幹」です。

これはピッチャーだけに留まらず野手も同じですが、速いボールを投げる選手はこの体幹が全くぶれません

そして多少体制を崩しても狙った通りの場所にボールを投げることができます。

※近年では、巨人の菅野投手や広島カープの菊池選手、福岡ソフトバンクホークスの松田選手などがゴールデングラブ賞に輝いていますが、

彼らはみなこの体幹が強い選手で有名です。

ただ投手と野手で異なるのは「投げる事がメインか守る事がメインか」ということ。

投げることがメインであるピッチャーはいかに長くベストコンディションでマウンドに立ち続けられるかがカギです。

常に自分のベストを出し続ける選手は、肩甲骨の可動域を広くするためにインナーマッスルを鍛えています。

早く腕を振る為に背筋を鍛えることも怠りませんから、腹筋背筋は必要不可欠なトレーニングです。

加えてベストな体重移動を体に染み込ませるためのチューブトレーニングも念入りに行っているのです。

まとめ

まとめ

チューブトレーニングがどのような効果をもたらし、それがピッチャーにどう影響するのかをまとめました。

もちろん毎日時間を割くことは難しいという人もいると思います。

プロ野球選手は、テレビを見ながらのストレッチや、歯磨きをしながらゴムチューブを伸ばしてみるなど、

日常生活に落とし込みながら鍛えている選手も多いようです。

自分にあった方法で、是非取り入れてみてください。

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