ピッチャー向きの性格とはどんな性格?性格以外にも必要なものは?

野球の試合をコントロールしているのは、キャッチャーです。

そのキャッチャーの要求に対して正確無比なコントロールでボールをミットにめがけて投げ込むのがピッチャーの役割

といってもいいでしょう。

しかし、ピッチャーはボールをキャッチャーミットにめがけて投げ込んでいればいいだけとは限らないのです。

キャッチャーの要求に応えながら、バッターとの勝負を考えなければなりません。

では、ピッチャー向きの性格というのはどういう性格がいいのでしょうか。

ピッチャー向きの性格よりも能力の有無が重要?  

ピッチャーは、野球を始めるきっかけとなる方が憧れるポジションです。

しかし、全ての人がピッチャーになれるわけではありません。

ピッチャーになれるのには、ピッチャーの能力があるかが性格よりもまずは大事になります。

①ストライクを投げられる

はぁ!? と思うかもしれませんが、野球の試合を成立させるには最低限度でもストライクが投げられなければ、

フォアボール連発で試合にはなりません。

まずは、ストライクゾーンにポールを投げ込むことが出来る事が最低条件になるのです。

②速球が投げられる

これは、個人差が出るのですが、ピッチャーの基本はストレートです。

このストレートでバッターと勝負ができることが重要になります。

速球の場合には、勝負球と見せ球がありますが、速球でバッターを三振に取れることがベストです。

③変化球を投げられる手先の器用さが必要

速球で勝負できるピッチャーでも、ストレート1本だけでは投球内容が単調になってしまいます。

そこで、速球を生かせるには、変化球が必要になるのです。

変化球を投げるには、ある程度手先の器用さが求められます。

手先の器用さと腕の使い方ができるかがキーとなるのです。

変化球は、ヒジに負担をかけることが明らかですから、基本的な投球フォームができることにもつながります。

④守備面でもうまさが必要

ピッチャーは9番目の守備ともいわれています。

ピッチャーは投げるだけでなく守備面でのうまさも要求されるのです。

  1. バントされたときの守備
  2. バッターが打ちそこなったピッチャーゴロ
  3. 鋭い当たりのピッチャーライナーの処理
  4. 外野からの返球に対してのキャッチャーのバックアップ

なども試合では要求されます。

ただ、投げるだけではダメという事です。

⑤試合の流れを断ち切るための間合いを外せるクレバーさが必要

野球の試合をしていると、必ずと言っていいほどランナーを背負ってのピンチが訪れます。

このような時に、バッターが何を考えているのか、ランナーの盗塁の察知などを考えるクレバーさが必要になります。

緊迫した状態で、プレートを外してロジンバッグを取るなどして、プレーを一度断ち切ることで、間合いが外せることも必要なのです。

5つほどピッチャーとしての能力について紹介しましたが、これは最低限度必要な能力といってもいいでしょう。

ピッチャー向きの性格って?  

人間の性格は、人それぞれで千差万別です。

似たような性格の方はいるでしょうが、全く同じという方はいないでしょう。

プロのピッチャーでも性格は千差万別なのです。

ただし、この性格でなければダメ! というのは基本的にはありません。

ピッチャーに向いていないと思われる方でもピッチャーをしている方もいますから、

これから紹介するのは、ある程度このような性格が備わっているとピッチャーに向いている性格と思ってもらう方がいいでしょう。

①神経が図太い

言い方はちょっと無神経に感じるかもしれませんが、簡単に言えば、「これぐらいなら問題なし!」とプラス思考に捉える方がベストでしょう。

ピッチャーは試合中には

  1. ホームランを打たれる
  2. 連打される
  3. フォアボールを連発する
  4. 守備陣のエラー

などによってピンチを確実に背負う事になります。

この時、神経が図太いピッチャーであれば

  1. 大したことはない!
  2. 1点くらい問題なし!

などのプラス思考を常に考えている方がマウンドで堂々としているので、相手チームに威圧感を与えられるのです。

②自己中心派

簡単に行ってしまえば、マウンドはバッターボックスよりも高い位置にあるので、バッターを見下ろす感覚になります。

相手チームの4番バッターに対しても、雰囲気にのまれるどころか、見下すくらいの性格の方がいいでしょう。

また、キャッチャーとのサインのやり取りでも、

この球で決めたい!とキャッチャーのサインに対して首を振って得意な球で勝負できるなどの事が出来る、

いわばこの試合は俺一人で成立しているというくらい気持ちを持っている方がいいでしょう。

③気持ちの切り替えが早い

ピッチャーは試合中に何度もピンチの場面を向かえることがあります。

  1. 自分が投げたい球で勝負が出来ずにベンチの指示で投げた球が打たれ失点してしまった。
  2. 味方の守備陣のエラーによってランナーを背負い、失点につながってしまった。

などが考えられるのです。

失点することで、冷静さを失ってしまっては、勝てる試合も勝てなくなってしまいます。

このような失点をしても、

何とかなるさ~失点しまったのは仕方がないと思って気持ちの切り替えが早い性格の方がピッチャーに向いていると思っていいです。

④常に冷静に判断ができる

特にピッチャーは常に冷静に判断が試合中にできなければなりません。

  1. 味方のエラーによっての失点。
  2. 自らの失投で、ホームランを打たれての失点。
  3. フォームが定まらず連続してのフォアボールによる失点。

などによって、熱くなりなり過ぎてしまう事もあり得ます。

このような時にでも、冷静な判断を自分で下せなければ、いいピッチングが出来なくなるのです。

⑤プレッシャーを楽しめる

ピッチャーは試合の勝敗に影響を及ぼすことが多いです。

また、一番ポジションの中で影響力も大きく、精神的、肉体的にも負担が一番大きいこともあります。

常にプレッシャーとの戦いでもあり、周囲の視線をも集めるポジションでもあるのです。

プレッシャーに押しつぶされてしまうと、ガチガチになってしまい本来の投球が出来ずに失点を重ねてしまうケースが多くなってしまいます。

ピッチャーとして自分の力を出し切る為には、プレッシャーを跳ね除け、楽しめるぐらいの性格が必要です。

5つほどピッチャー向きの性格を紹介しましたが、これ以外にもたくさんの性格もあります。

これも、最低この5つの性格や気持ちがないとピッチャーとしては、向いていないことになるのです。

メンタルな部分が、ピッチングに大きな影響を与えることが考えられます。

今からでもピッチャーになりたいと思うなら、このようなメンタルも鍛えなければならないことになるのです。

まとめ 

ピッチャー向きの性格について紹介してきました。

  1. ピッチャーに向いている性格の前に、ピッチャーに向いている能力が必要。
  2. 最低限度5つの能力がピッチャーには必要。
  3. ピッチャーに向いている性格はメンタルが大きく影響している。
  4. ピッチャーに向いている性格には、最低限5つのメンタルの強さが必要。

などがあげられます。

ピッチャーになるには、能力やメンタルの部分が大きく作用することがわかると、その大変さがわかるはずです。

それでも、ピッチャーをやってみたい! と思うなら、1度チャレンジしてみてはいかがでしょう。

もしかすると、実はピッチャー向きの性格だったとわかるかもしれません。

ピッチャーマウンドに立つと、周りの選手から声はかけられるのですが、結構孤独感を感じる場所でもあります。

この孤独感の中でも、淡々と投球できる人こそが真の大エースになれるのでしょう。

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