日本のプロ野球選手にはあまり使われていないので、知られていないローリングスの野球グローブの魅力を紹介します。
製品の質も良く、ランクや価格帯も広いので、国内のもっと多くの選手に使ってほしいグローブです。
ローリングスは野球の専門メーカーとして、とても有名なメーカーとなっています。
ローリングスってどんなメーカー
ローリングスは、アメリカ合衆国にある野球用具を中心に扱っているスポーツ用品メーカーです。
創設者がローリングス兄弟なので、その名前から社名が付いています。
野球用品メーカーとしては歴史が一番あり、野球用グラブと共に発展してきた会社です。
多数のメジャーリーガーに愛用されていて、日本でもプロでの愛用者は少ないものの、普及している野球用品メーカーとなっています。
専門はあるの
専門とは言えませんが、野球のグローブの発展を支えてきたメーカーといえます。
なにしろスタート自体が、1920年にセントルイス・カージナルスで投手をしていたドーク選手のアドバイスから生まれた
初めての野球専門グローブの販売からになります。
そのグラブは、初めて親指と人差し指の間にある網が付いたもので、捕球技術が格段に向上することになりました。
その後も野球グローブの進化・発展に関係しています。
ローリングスの野球用品
野球に関係する用具はほとんどすべて扱っているといって過言ではありません。
そのくらい野球に難する専門のスポーツ専門メーカーとなっています。
ローリングスの野球グローブの特徴
ローリングスの野球グローブはこの会社の一番の売れ筋です。
ローリングスの野球グローブは、全体的にクリーム色の色調で、部分的に赤のパイピングが使われています。
革紐も赤い色のものが使われ、派手ではないのですが、まとまった感じがします。
グローブの網の部分も編み込みのタイプが多くなっています。
編み込み式の網は耐久性があるので、長期間使えるのが嬉しい製品です。
使われている皮も丈夫なのか、硬めに感じられます。
ローリングスはボールも作っています
昔は野球チームがそれぞれ自分たちで使うボールを縫って作っていました。
野球熱が高まり、多くの野球用具メーカーがボールを製造販売するようになりました。
その中でローリングスの野球ボールは、メジャーリーグで1977年から長きにわたって公式ボールとして採用されています。
その特徴はメジャーリーグ仕様のために、日本での公式ボールに比べて、やや大きめで重めにできています。
また、縫い目の高さも高くなっています。
ローリングスの野球バットの特徴は
ローリングスの野球バットは、軽量化が進んでいて扱いやすいバットが多いです。
しなりやはじく漢字も感覚的によくできていて、強い打球を生み出せます。
価格もリーズナブルな設定とされていて、カラーバリエーションも豊富です。
特に軟式野球用のバットには製品が多くそろっています。
その他
ローリングスには、野球に使う用品はほとんど取り扱っています。
たとえば野球の審判用品である、プロテクター他も扱っています。
野球選手用のユニフォームやアンダーシャツ、靴下などは当然取り揃えられ、チームウェアや、チーム用のウインドブレーカーもあります。
また、遠征用の野球バッグも各種揃っています。
さらに、野球用具のメンテナンスに使う品である、オイルやグリップテープも扱っています。
ローリングスの野球グローブの特徴は
ローリングス製の野球グローブの特徴を紹介します。
- メジャーリーガーの多くが使用している
- どの製品も同じ工場で作っている
- 価格帯が広い
- 製品のグレードが選べる
メジャーリーガーの多くが使用している
ローリングスのグローブはメジャーリーガーで使用している人が多い
アメリカの野球グローブの発症したメーカーですから当然と言えます。
そして、アドバイザリースタッフになっているメジャーリーガーの選手も多くいます。
そして、メジャーリーグのゴールドグラブを受賞した選手の多くが、ローリングスのユーザーです。
どの製品も同じ工場で作っている
ローリングスのグローブはプロ用のグローブも一般用の製品も既製品もフィリピンの同じ工場で作られています。
生産のラインは違っても、同じ工場で作られているので、品質が一定です。
一般用のグローブ利用者には、プロと同じ工場製なのが誇りに思えます。
ただ、最近「メイドインジャパン」シリーズがあって、日本で作られているグローブもあります。
価格帯が広い
ローリングスのグローブは価格帯が広いのが特徴です。
1万円程度のグローブから3万円を超える広い価格帯の製品が揃っています。
そして、安い価格帯のグローブやミットは柔らかめに作られていて、初心者に使いやすくなっています。
また安い価格帯のグローブでも、品質が良いのでおすすめの野球グローブと言えます。
製品のグレードが選べる
ロプリファードシリーズはローリングスのグローブの最高級品になっています。
革にキップスキンという若い牛の皮が使われ、手触りが良く、頑丈なしなやかなグローブです。
ローリングスのプロプリファードジャパンシリーズのグローブでは、和牛革が使われ、
和牛の特徴で皮が固く、補給音が良くなるので、好みとしている選手も多いです。
その他のグレードのグローブも、使われている皮に特徴があり好みで選ぶことができます。
ローリングス野球グローブの良さとは
ローリングスの野球グローブは、野球の各ポジションごとに設計されていますので、守備のときのパフォーマンスが向上します。
野球の各ポジションでは、捕球スタイルが異なるので、ローリングスでは素材まで変えて作られています。
もちろんポジションごとに、こだわりのある設計思想で作られているのが良い点になっています。
投手用グローブは
ローリングス製の投手用グローブは、専用の芯材を用いることで、軽量で固めになっています。
表の皮は北海道産の和牛のものが使われていて、コシのある仕上がりになっています。
手にフィットするように、柔らかい川が使われていて自然な補給ができるように二重構造に設計されています。
軽くて硬い芯の組み合わせで投球時の集中力を高めてくれるグローブです。
内野手用グローブの場合
内野手専用のグローブは、人差し指部分が固く作られていて、他の指の部分はやわらかめになっています。
そのため、自然な手の動きが妨げられずにボールを捕球できる設計になっています。
使われている皮も、強度が高くなるように、カルフォルニア地区で生育された成牛の皮が使用されています。
外野手用グローブでは
外野手用のグローブは、すべての指先まで皮や芯が固くなっていて、捕球しやすい構造になっています。
外野手専用の構造を持ち、しっかりした作りといえます。
外野手用のジャパニーズシリーズでは、北海道産の和牛の皮を使い、しっかりしたコシが持たされています。
和牛は繊維が密で丈夫なので、指先までしっかりと力を伝えられるような設計です。
ミットの場合
ローリングス製のミットでは、専用の芯構造を持たされていて、硬く軽く作られています。
数多くの捕球に耐えられるように、しっかりした成牛の皮が使われています。
特に捕球部分の芯材は硬めの材質のものが選ばれていて、ミットの強度を高めています。
ミットのジャパニーズシリーズでも、北海道産の和牛が使われていて、日本の職人により仕上げられています。
まとめ
日本のプロ野球選手にはあまり使われていませんが、
ローリングスの野球グローブは野球の本場のアメリカメジャーリーグの選手に多く使われています。
製品の質も良く、ランクや価格帯も広いので、国内のプロ野球選手にもっと使われてよいグローブです。
また、ローリングスのグローブは価格帯が広いのが特徴で、1万円程度の安いグローブでも、品質が良いのでおすすめです。