【徹底分析】野球のキャッチャーに向いている性格とは?!

野球のポジションの中でキャッチャーは非常に重要な役割を果たします。

キャッチャーは「女房役」と例えられることがあります。

女房役とは、中心になる人のそばにいて助ける役目の人を指し、まさにピッチャーに寄り添う、無くてはならない存在と言えるでしょう。

では、キャッチャーに向いている性格はどんな性格なのでしょうか?

キャッチャーに求められる役割から紐解いていきましょう。

キャッチャーってどんなポジション?

まずキャッチャーの守備位置はホームベースの後ろ、打者と審判の間になります。

そこに防具を付けてしゃがんでいるのがキャッチャーで、ピッチャーが投げるボールを捕球するのが一番の役割になります。

ピッチャーが投げる球種やコースなどをサインで指示を出すリードの役割もあります。

チームや選手によってはベンチまたはピッチャーが配球を組み立てるケースもありますが

基本的にはキャッチャーがバッターボックスにいる打者の足の置き方や構え、雰囲気などで配球を組み立てていきます。

またピッチャーのリード以外にも守備陣で唯一内野・外野などの全てのポジションを見渡すことができるので

守備位置・フォーメーションの指示など司令塔としての役割もあります。

さらにそれ以外にもホームベース付近での、バント処理、キャッチャーフライの処理に加えてエラーした時に備えるバックアップも

キャッチャーの役割になります。

キャッチャーに求められる6つの役割

役割1:キャッチング

まず、何と言ってもキャッチャーに求められる1番重要なことは、キャッチングです。

キャッチングとは、ボールを正確に捕ることです。

「キャッチングなんて、簡単に出来るのでは?」と思う人は多いでしょう。

決して、そんなことはありません。

激しい変化球、難しいフライ、ホームベース近くで落ちる球など、中には、捕球するのが非常に難しいケースがあります。

キャッチャーのエラーで、試合の流れがガラっと変わることがあるので、キャッチングはとても重要な役割なのです。

役割2:送球(スローイング)

次に重要な役割は送球です。

送球とは、盗塁を防ぐために、2塁手や3塁手に球を投げることを言います。

キャッチャーが送球する際に、必要な要素は下記の3点です。

・肩の強さ

・正確なボールコントロール

・捕って投げるまでの速さ

盗塁を瞬時に察知し、ピッチャーからのボールをすぐにそして正確に味方に投げるのです。

肩の強さに関しては、ピッチャーに注目が集まりますが、むしろキャッチャーの方が重要かもしれません。

そのため、強肩のキャッチャーは、相手チームにとって脅威的な存在になります。

役割3:フィールディング

バントやキャッチャー前に落ちるゴロを処理する技術もとても重要です。

そのような場合、キャッチャーが受ける球は速くはありませんが、一瞬の判断力が求められます。

この状況下では、1塁に投げるべき?それとも2塁に投げるべき?といったように、その時々の状況に応じて、最善の選択をしなければなりません。

また、キャッチャーフライを捕る技術も必要となります。

キャッチャーフライは、外野フライと違って、相当量のバックスピンがかかっているため、落下地点を予測するのが非常に困難です。

実際に、プロ野球選手でさえも、落下地点の目測を誤り、捕球し損ねるシーンを誰もが見たことあるのではないでしょうか。

ファールフライをエラーすることは、味方の士気をガクンと下げてしまいかねないので、

そうならないように、きっちり練習して、ミスを減らしたいものです。

役割4:リード

リードとは打者を打ち取るための作戦です。

ピッチャーが投げる球はキャッチャーが指示を出しています。

これをサインと言います。

このサインが試合の流れを決する非常に重要な要素で、的確な状況判断力が求められます。

・その日、もっともピッチャーの調子の良い球種を選ぶ

・高速ストレートの後は、ゆっくり目な変化球で打者のタイミングをずらす

・打者の苦手なゾーンに投げる

など、バッターを観察する力や以前の対戦経験をもとに、サインを決めます。

役割5:ストッピング

ピッチャーが投げたボールが、キャッチャーの前で落ちたり、高いところへ投げられた際に、ボールを止める技術のことです。

ピッチャーにとって、自分の投球ミスを帳消しにしてくれるキャッチャーはとてもありがたい存在です。

もし、3塁に相手走者がいて、暴投し、キャッチャーがパスボールしたら、相手に1点入ってしまいます。

そんなとき、バシッと、キャッチャーがボールを止めてくれたら、安心感につながります。

役割6:カバー

キャッチャーの役割の6つ目に内野にゴロが飛んだ場合、1塁のカバーに走ります。

内野にゴロが飛んだら、内野手の暴投に備えて一塁後方にカバーに走ります。

全てのボールに対して走らなければいけないので、かなり疲れます。

カバーの際も、内野手の送球が投げられる方向に走ります。送球の延長線上で暴投に備えます。

キャッチャーに向いている性格は?

ここまで、キャッチャーというポジションについて、求められる役割を説明してきましたが、

ここからは、向いている性格について、紹介していきたいと思います。

リーダーシップ

ピッチャーのリードや守備陣への指示など司令塔としての役割がある捕手はリーダーシップが求められます。

そのため人を動かす統率力がある人はキャッチャーに向いていると言えます。

よく「試合を組み立てる」と言いますが、9人の中で、誰が組み立てているか、と言えば、間違いなくキャッチャーでしょう。

キャッチャーがサインを決め、ピッチャーが投げる。

この繰り返しです。

キャッチャーがこの試合をどのようにしていきたいのか、主体的に考えるので、

リーダーシップは確実にキャッチャーに備わっていなければならない性格と言っても過言ではありません。

観察力

小さなこと変化を見逃さない観察力があることが望ましいでしょう。

対戦したことにある打者の表情、構えが違った場合、そこから何かを感じ取れる観察力です。

敵だけでなく、味方のかすかな変化に気づくことも重要です。

もし、ピッチャーがいつもと様子が違う、と気づいたら、すぐに声をかけてあげる、このような優しさがキャッチャーには求められます。

ずる賢さ

キャッチャーは真面目さや正直さだけではダメです。

キャッチャーはその時々に応じてベストな配球を組み立てます。

相手の打者の狙いを外すこともしなければなりません。

そうなると、相手のを出し抜くようなことや、騙すようなこともしなければなりません。

つまり、真面目さ、正直さの一方で、ズル賢さも持ち合わせていなくてはならないのです。

記憶力

配球に組み立てに、記憶力は必須です。

前の試合、前の打席では、どんな球種を投げた?

初球はどんな球種から入った?

この選手はどの球種が苦手?

この選手はどのゾーンが苦手?

というように、相手選手の得意・不得意を自分の頭の中に入れておかなければなりません。

どんどん新しい選手が出てくるので、常に、相手の選手情報を更新していく必要があります。

過去の経験を未来の配球に活かすには、キャッチャーの記憶力が不可欠なのです。

まとめ

キャッチャーに向いている性格を4つピックアップしました。

他にも、冷静さ、忍耐力、包容力など、備わっていて損は無い性格はたくさんあるので、これら4つの代表的な性格は一部に過ぎません。

いずれにせよ、キャッチャーはとても重要なポジションです。

まさに「要」と言えるでしょう。

キャッチャーに一挙手一投足を見ながら、野球観戦してみてもおもしろいのではないでしょうか?

いつもと違った景色が見えるはずです!

 

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